Chelsea Factory

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月曜日, 12月 31, 2012

Hard Fight Won

Evertonと言えばリバプール、リバプールと言えば、、、Cavern Club


12月30日 対Everton (Away)
Chelsea 2 Lampard 42,72
Everton 1 Pinaar 01


開始僅かに62秒であっけなく失点、その後もいいように右から左から真ん中から、後ろから前から攻められて、ポストやチェクのゴッドハンドがなければ、25分ごろには3-0になっていたかもしれない情けない状況。
20分過ぎにラミレスが抜け出して初めてチャンスらしいチャンス。 その後、ようやくチェルシーにもチャンスが少しづつ巡って来るようになった。 そして、前半も終わりに近ずいた41分マタやトーレスがPKエリア近辺で一所懸命に頑張って、一旦外へ出し、ラミレスのクロスをゴール前で待っていたランパードがヘッドで同点。
後半は、Evertonもボールを回すが、ラミレスやダビドのポジションが安定してきて、次第にチェルシーのチャンスの方が多くなる。72分に左でハザードが頑張り折り返した球は詰めていたランパードをスルーしてマタへ、ランパードは一旦後ろへ戻りかけるが、マタのシュートをキーパが弾き、リバウンドを思い直したランパードが決めて、逆転。

その後もチェルシーには沢山のチャンスとエバートンに少しのチャンスがあったが、結局2-1でチェルシーの勝利。
逆転勝ちは嬉しいが、出だしのバタバタは久しぶりのラミレスがどういうポジションをとって何をしたらいいかが納得できていなかったこと、ダビドの無責任なプレーに起因するのではないかと思う。 試合の途中から慣れるに従って、ラミレスの動きが効果的になり、ブレークの間にダビドは叱られて後半は落ち着いた。 言い換えると、未だポジション取りや守り方が各自にとって反射的なものになっておらず一々確認、指示しないといけない、チームとしての熟成はまだまだこれからだ。

Sign Him Upコールは最初のうち前回のNorwich戦程ではなかったが、ランパードの同点弾で一気にボルテージが上がった。 後半2点目が入る前にはここでもエバートン側から結構大声で歌われたのには驚いた。 そして、2点目のゴールで最高潮に。 確かにクラブの歴代ゴール記録第二位に1ゴールに迫る、2ゴールを今日決めたのだから、Super Frankコールが加熱するのも無理はない。 ただ、今日の2本のゴールはいずれもチームメートが苦労してボールを回し、打ち、ランパードはRight Place at the Right Time、丁度いい時そこにいた、ということ。 チーム全体としてはいずれも相手を崩して、きれいに決めたのだが、ランパードでなければ駄目だったかと言われると、どうかなという気もする。 ただランパードがいなかったら、結局マタやトーレス、ハザードでボール回しただけ、最後はトーレスがキーパーにパスで終わっていたかもしれない。
BBCの解説に出てきたシェアラー、チェルシーは絶対にランパードを契約すべきだと力説。 しかし、それは今日の2本のゴールゆえではなく、90分を過ぎてもダビドを追い抜いて守備に走って戻っていく軌跡を追ってのことだった。



ところで、この黄色いバナーを持ったおばさん、Eustonからの行きも帰りも電車が一緒だったのだが、スペルが違うんですけど、、、。 Abramovich、ちょっと失礼だよね。

水曜日, 12月 26, 2012

12月26日 対Norwich (A)


Chelsea 1 Mata 38
Norwich 0


クリスマスの翌日26日はイギリスではBoxing Day。 英国民が揃ってボクシングを見るわけではなく、奉公人(郵便配達やマンションの管理人、ガードマン等を含む)に小箱に詰めた心付けを渡す日になっている。 昔はロードや大地主がワーキングクラスに太っ腹そうなところをこれ見よがしに見せる日だったのだろうが、それも全然太っ腹じゃなくてケチの典型みたいな、小盤振る舞い、何時頃からか庶民もそれを真似て少しクラスが上がったような自己満足に浸っている。
この日だけは殆ど全ての商活動がお休みになる。 丁度日本のお正月に近いが、都心が空っぽになると言う意味では夏休みのお盆の頃の感じもする。 と言うわけで、レストランもコンビニもお休みなだけではなく、鉄道も地下鉄も動かないから、家にいる以外出来ることがない。 と、言うわけでアウェイにも簡単には行けないので、久々にチームのアウェイコーチに参加して、ロンドン北東、海岸に近いNorwichまで行くことにした。

Norwichまでは100マイル程度、安全運転でも3時間ぐらいだが、途中でブレークが入ったりするので、3時の試合に朝9時に出発。 懐かしいWarwick Roadから恐怖のシェファードブッシュ・ランダバウトを経てハンガーレーンからイーリングブロードウェイでノースサーキュラーロードに入って、スタンステッド空港の傍を通って、久しぶりに人気のない田園地帯を抜けてNorwichへ向かう。 (と言っても何が何だか分からないでしょうが、身内向けの説明です。)

バスに乗るなり、社内アナウンスが「日曜日の試合は残念、失望させられてしまいました。 本当に何故2桁得点できなかったのか、深い失望の念を禁じえません。」と笑いを誘う。 ただ、アウェイコーチは車内にアルコール持ち込み禁止で、中で歌うこともなく大変おとなしい。めいめいが勝手に行く電車の中のほうがよっぽどうるさく、フーリガンぼい。 車中では08/09年のシーズンDVDが映され、それが終わると古い80年代の喜劇が流され、古いギャグに改めて笑っている。

朝は久しぶりに太陽が姿をみせていたのだが、Norwichにつく頃には最近の毎日の通り、小雨がシトシトと降り、試合中には本降りになった。 久しぶりに前から2列目の席、ピッチの上に首だけが出ている感じが、懐かしい。

目の前にプレス用のカメラが4台陣取ったが、ピッチサイドには彼等のための溝のようなものが掘られていて、鋼鉄の蓋を開けて、その中に座ってカメラを構えている。 なんで、あの塹壕みたいなのが必要なのか全く理解できないが、まあ、確かにそのまま地上に座ったり、立ったりされたら、最前列の客は座っていては見えないから、客席の邪魔にならないように、ということのよう。 客席の最前列をそんなに低くまで掘るからだと、思うが、客席が目一杯ピッチに近いせいでもある。。

とまあ、こんなことはどうでもいいのだが、今日は三銃士オスカルが出場でアザールがお休み。 ベニテスはローテーションと言うより、三銃士を一度に使うとピッチを狭く使ってしまうので、モーゼスを使ってサイドを広く、また直接的なサッカーをしたいようだ。
中盤の底は出場停止明けのミケルとダビド。 ランパードがベンチスタート。 スーパー、スパーフランクランパード、スーパー、フランキーランパードののチャントがすごい。 試合開始後もこのピッチにいない選手へのチャントばかりで、他の選手が少し気分を害するのではないかと気になるほど。

試合は当然Chelseaがペースを握るが、前の試合が嘘のようにボールをこねるだけで決定的なチャンスをつくれない、かと言ってNorwichにカウンター等の怖さは全くなく、退屈な展開。 前半も終わりに近くなって、PKエリアの外側で5人ぐらいのDFに囲まれたMataが囲まれてはいるものの詰めの甘いDFの隙間から見事なシュートでようやく先制。 1点だけじゃ安心できないとハラハラあいている私の気も知らないで、後半もダラダラ、結局Mataの1点を守りきって、勝利。 連勝だから、それはそれで良かったのだが、一番沸いたのは後半ランパードが途中出場してきた時、そのランパードが相手DFと競ってボールを奪取した時ぐらいと言うのはちょっと情けない。

後半モーゼスが退いてアザールが出てきたが、やはりこの3人になると3人がそれぞれ個人技に走って、真ん中でチマチマとしたプレイに落ちてしまうことが多い。 モーゼスも個人技なのだけれど、大外から中心に向けて切り込んで、最後はクロス、或いはクエタに戻してのクロスと他との連動を前提とした動きになるのが、違うように思う。 Mataほは本当に素晴らしいプレイヤーだがプレーの要の役割には何かが足りない。 皆スルーパスなんかは、他人を良く見た素晴らしいパスを出せるのだが、チームとして攻める意思のようなものを体現することができない。

とか何とか言いながら、まだ小雨の残る中、駐車場に向かうNorwichファンに混じって一人スキップしている自分がいました。

日曜日, 12月 23, 2012

12月23日 対Aston Villa (Home)


Chelsea 8 Torres 2, David Luiz 28, Ivanovic 33, Lampard 58, Ramires 74, 90+1, Oscar pen 78, Hazard 82
Aston Villa 0
今日のスタンフォードブリッジは何時もよりも期待に満ちていた。 クリスマスは皆が少しの幸せを実感するシーズン、そこに愛するクラブが殆ど一ヶ月ぶりに愛するクラブが帰ってきた。 今日こそは、ちょっといいことがあるに違いない、そんな期待が一杯のスタジアムからにじみ出ているよう。
ベニテスになって、試合前のウォームアップが微妙に変わった。 今までディフェンダーと攻撃陣に半々に分かれて、それぞれ4-5人でパス回しのドリルをやっていた部分が、二人づつのペアでパス交換をしている。 ランパードがダビデとペアでパスのやり取りをしている。 さすがベニテス、一番気の合わないもの同士を組み合わせたのか、と思ったが、今日のダビデはMF起用、中盤の底の二人を組みにしたということで、それ以上の深い意図はなかったらしい。

期待に満ちた祝福の時は、開始早々やってきた。 ランパードからマタ、左サイドのアスプリクエタへ渡ったクエタ山なりのクロスに真下から二人のDFより体半分高く飛んだトーレスのヘッドがきれいにネットに吸い込まれる。
お祭り騒ぎが開始、でも先週リバプール相手にカウンターで圧勝したAston Villa、あまり侮ってはいけない。 と見ていると、そう、簡単には追加点がとれない。 ディフェンディングMFの役を担っているダビデが注意散漫、無責任なプレイで職場放棄したり、相手にボールを渡してしまう。センターバックじゃないとは言え、後ろの二人はそこにMFがいるつもりで守っているのだから、勝手放題したらそりゃいかんだろう、センターバックの時と同じ位怖いわ、などと見ていると、素晴らしいプレイも随所に。ほんに訳のわからん奴だ。
そろそろもう一点取っておかないと、と思いはじめたところで、ゴール前のFK。 その前のFKはランパードが壁にぶつけたので、ダビデが俺が蹴る俺が蹴る、と。 蹴ったボールにスピードはなかったが、壁の上を越えると無音でゴールへ、あらはいっちゃった。
ダビデの後ろでFKを見ていたランパード、入ったのを見届けるとクルリとセンターラインの方へ、喜びの祝福には参加しなかった。 アシュレイ・コールと二人でベニテスから何か指示を受けていたので、呼ばれて振り返っていったのかもしれない。 リスタートの時に改めてハイタッチを交わしていたので、気に入らないから祝福しなかった、というのではなかったみたい。 (気に入らなかったのかもしれない。)
33分には、ランパードのコーナーから、ケイヒルが粘ってシュート、キーパーが弾いたボールにイバノビッチが反応して3点目、流石にこれで勝負あった、とファンは後はクリスマスキャロルを歌いながら楽しむだけ。 強欲スクルージーさんも心が広くなる博愛のシーズン、お祭り騒ぎ。
後半は前半以上のチャンス続きだったがちょっとダレ始めたかなと思ったところで、PKエリアのすぐ外からランパードが20m強の中距離弾。 4点目で試合終了。 30cm右ならキーパーがセーブ、30cm左ならポストという、見事なシュート。
ランパードは今日がプレミア先発500試合目、と。 トップリーグでの通算ゴール数が歴代1位に並ぶゴール、と。 歴代ゴール数では3番目なんだけれど、Div2でのゴールを除くと、とか言って何とか一位ということにしている。 もう後20本弱で本当に一位と言えるのだけれど、そこまで時間が残されていない、と言うことのよう。
60分でランパード交代、休み明けから2試合90分フル出場が続いたことから、予め60分程度交代だったから、ゴールを決めたので、心おきなく交代ということ。

後ろにいたガラの悪い客が”We want,,,,we want えーとえーと,,,,eight!"と叫んだ。 いくらなんでもそれは欲張りすぎだろう、4点も取ったのだから、無駄な失点をしないように後はしっかり閉めて、試合終了へ。 と思ったのは私だけ? ダビデはランパードがいなくなったので、重しが取れたように今まで以上に無茶苦茶な動き。交代出場のラミレス、オスカル、ピアゾンはここでアピールしなかったら、どこでアピールすると攻撃の手を緩めない。
まるで弱いもの苛め状態。オスカルが貰ったPKはオスカルが自分で蹴ってゴール。 ピアゾンもPKをもらって、モーゼスがPKが本来ランパードかでなければFWが蹴ることに決まっているんだと言うのを、これは僕が貰ったんだから僕が蹴ると言って、キーパーに弾かれてしまう。 さすがに8点は無理かと思ったらロスタイムにまたもラミレスが。 普段なら決まらないことが全てうまく決まる。
試合後、AstonVillaではキーパーがMOMだとBBCでサベージが言っていたから、いかに後半の攻撃がすごかったか、キーパーの好セーブがなかった12点ははいっていた。
まあ、こういう試合もある。 Festive Seasonと言う。



土曜日, 12月 22, 2012

12月19日 対Leeds (Away, Capital Cup)


英国ITV(民放のTV局)で放映している人気番組、X-Factor(全英勝ち抜き歌謡選手権)の優勝者の座を先週獲得したJames Arthurが数週間前にBBCのプレミア勝負予想に出てきて、一週間分の結果を予想していた。全体的には強そうなチームが勝つ特に面白みのない予想だったが、Suderlandだけが極端に0-6で負ける予想をしていた(相手は忘れた)。 理由を聞かれて、Middlesborough出身だから、と。

それぞれのチームのサポーターにはそれぞれあいつだけは許せないと思う仇敵チームがある。それは隣接したダービーマッチのケースが多いが、ダービーだけに限られるものではない。
Chelseaの場合、Spursが嫌いだというファンも多いが、同様かそれ以上に嫌いなのがLeedsだ。
私自身で言えば、Leedsのあの暴力的なプレイが一番嫌いだ。未だにキューウエルやヴィデゥイーカの名前を聞くと虫酸が走る。 おまけに今は、あのQPRの監督だった獰猛な顔をしたワーノックなんかに負けるわけにはいかない。
と、言うような思い入れはベニテスには通用しなしいし、何しろ日本で16日に試合して日本に辿り着いたのが17日、19日に格下との3流トーナメントだから、メンバーはリザーブとアカデミーの混合軍、モラルは最低で大敗しても仕方ない、と思ったら、ベニテスは完全な一線級を起用してきた。

Chelsea 5 Mata 46, Ivanovitc 64, Moses 66, Hazards 80, Torres 83
Leeds 1 Becchio 36 

完全なお休みはCole、Ramirezぐらい、Hazardsはベンチスタートだがこれはベニテスが好きなスリーアミゴズの二人使い、ミケルは出場停止なので、中盤後ろはランパード一人だけ。 ちょっと大変だけれど、所詮Championshipの中位どまりのチームにはマッカロールは必要ないということのよう。 怪我上がりのランパード、5分出場、30分出場、そして前回日本で90分フルを経て、2部リーグ相手のこの試合ならもう一度90分持つだろう、という判断。 (クラブワールドカップのランパード起用は温情なんかじゃなくて、この過酷なスケジュールを生き抜くための一貫だったんだよ、しつこいようだけど言っておくと。)

ところが、前半はゲームをコントロールしても決められず、終わり近くに不用意に失点、0-1で折り返し。またかよ、と嫌な予感は後半15秒のMataのゴールで払拭される。 一旦、ゴールが開くと後はゴールラッシュ,大洪水。 所詮下位クラス、目の覚めるようなプレイでジャイアントキリングかと思わせても持つのは15分、今回は前半45分持ったのだから、満足しなさい。
クラスが基本的に違う、一人ひとりを比較したら、Chelseaの選手の実力を10としたらLeedsの選手は6-7程度なのだから仕方がない。(センターフォワード以外)
ケン・ベイツがローマン・アブラモビッチを見つけてきて、結果としての今のローマンのチームとリスデールがやりたい放題やって逃げ出し、ベイツに拾われたチームの差がここまで広がっているのだ。
感無量(と言っても誰にも分からないでしょうが。)

しかし、これでカップ戦準決勝ホームレグが対Swansea1月9日とまたスケジュールが超過密に。 皆過重労働で訴訟起こすんじゃないか?

火曜日, 12月 18, 2012

お前らヤル気があるんか!


と、来日メンバー中一番若いPiason(いい選手なんだ、これが)が先輩達を一喝したとか。
ブラジル出身のPiasonにとって、世界レベルでは二流のブラジルチームに負けるなんて想像できない、未来永劫帰郷するたびに言われてしまう。 コリンチャンスファンの熱狂に比べればファンも含めたチェルシーサイドの覇気のないこと、が苛立たしい。

Piasonでなくとも、クラブワールドカップでの敗退への苛立ちは良くわかる。
しかし、イングランドのクラブにとってクウラブワールドカップは過酷なプレミアのスケジュールを妨害する、サッカー後進国での金儲け目当ての所詮は3流トーナメント。 優先順位ではリーグカップの更に後ろぐらいの位置づけしかない。

これ負け惜しみ。 Sour Grape。
勝っていたら、世界チャンピオン!、世界チャンピオン!と大騒ぎするところ。

しかしまあ、
19日 Leeds (A Captial Cup)
23日 Aston Villa (H)
26日 Norwich (A)
30日 Everton (H)
2日 QPR (H)
5日 Southampton (A FA Cup)
と続く殺人的なスケジュール。
これで、クラブワールドカップに死ぬ気で頑張れと言うのは無理じゃないか。

最近の調子から決勝前に負けてしまうのじゃないかと心配したが、決勝戦まで残り、決勝の試合でも実力は上であることを見せつけたから、まあ、良しとしないといけないような気がする。


Leeds戦を控えて、チェルシーは試合後すぐに帰英したかったようだが、深夜に飛行機は飛べず、翌朝まで待たされた。本国では日本の騒音条令までチェルシーに不利に、と報じられていた。
因縁のリーズ戦、本来は何があっても勝たないといけないのだが、ベニテスだし、リーグカップだし、さすがにメンバーは落として、その後のプレミアにそなえるのだろう。 (もっとも、今シーズン勝てそうなのはこのカップぐらいのものだが。)

ところで、敗戦の翌日読売新聞の李さんが、ランパードを出場させたこと、目立った活躍もできずベニテスが情にほだされたのが敗因みたいなことを書いていたが、完全な見当はずれ。 プレミア、チェルシーに対する理解不足。

1、ベニテスは情にほだされるような男ではない。 (アブラモビッチから圧力がかかることはあり得るが、ランパードに対してベニテスが情にほだされるなどということはあり得ない。) 先のスケジュールを踏まえた上でのローテーション起用。 経験値がプラスになれば、儲けぐらいの感覚。

2、3人の中盤の一人(オスカル)がランパードに弾き飛ばされた訳ではない。 スリーアミゴは、はまればいいが守備的な相手にはずるずとはまらないまま、徒に時間を使うケースがままある。 3人ともフィジカルに強いわけではなく、後のことも考えるとできるだけ休ませたい。 ベニテスは3人の内二人を使ってやりくりしたいという起用を良く見せる。 モーゼズは他の3人より直接的ではまれば得点機を繰り出す力がある。

3、ランパード起用の直接相手はミケル。ミケルは基本的に目立った活躍をするプレイヤーではなく、ゲーム中1-2度いいプレーをする程度。 彼との比較ならランパードも何度か驚くようなパスを出していた。 ミケルと異なってランパードのせいでコリンチャンスに攻めの機会を多く与えたということもない。 基本的にはチェルシーの方がボールキープ、攻めていたし。

4、敗因は簡単、トーレスがゴールエリアで活躍できず、決められなかったこと。 
(何時ものことじゃないか、何を今更、とチャチャが入った。 だから、敗因なんて考えるべきじゃないんだよなあ。 虚しくなるだけ。) 


金曜日, 12月 14, 2012

クラブワールドカップ

Chelseaは世界チャンピオン
となるかどうか。

デイリーメイルによると、ベニテスが日本に来てびっくりしたそうだ。
日本ではChelseaファンが歓迎してくれる。 首を差し出せと言われずに、サインを求められた、と。
日本でのチェルシーの扱いはベニテスとトーレス中心。
それって、チェルシーじゃないだろう。


ベニテスは時差ボケ防止とチームメイトの親睦を兼ねて日本でボーリングに揃って行ったとか。
アシュレイー・コールが一番下手だったそうだ。 確かに見るからに下手だな。
ピンボール・ガンとかテレビゲーム対決とかよりはましなような気もするが、ルイズとかが中心になっていて、ランパードは居場所がなさそう。テリーはコバムで切歯扼腕しているだろう。

来日中の英国メディア向け会見でランパードが今季限りと言う話が殆ど確定的に伝えられている。
ウーン。

モテンテレイ戦のルイス中盤はロメウが怪我で6ヶ月アウト、ミケルが3試合出場停止、を踏まえて今更マケレレを呼び戻すわけにも行かないことからだろう。 前からルイズを前で使えという意見はあった。 後ろで使うにはあまりに怖いから。
ランパードの交代出場は現時点では未だ30分が限度、その他マタ、トーレスは休ませたいということだろう。


コリンチャンスはシャクタールを同程度だろう。 あ、勝てないかな。

11月28日 対Fulham (Home) ~12月8日


Chelsea 0
Fulham 0

チーム力が落ちている時は何をやっても勝てる気がしない。相手もアウェイはめっぽう弱いから、負けると言うのもイメージできない。
結果、退屈な、盛り上がりのない試合。 
お寺のように静かなスタンフォードブリッジ。

Mataがスターティングメンバーから外れたのは、週2試合が続く強行軍をを考慮して休ませたのだろうか。
スペイン人のMataをRafaが評価していないとは思えない。
チームの中心はMataではなく、Torresと言う意思表示だろうか。
だとすれば、失敗、大失敗。
Torresはピッチ上で10時間以上得点出来ず。 シェイクスピアの戯曲を5本は見られるというのはDailyMailの見出し。さすが大英帝国、タブロイドでも比喩がシェイクスピアだ。

とにかく、勝てる気がしない。
最近、野村元監督がヤクルトの選手相手に説教講演を行い、言ったらしい。
「王・長島時代の巨人は強かったが、彼らが良く打ったから強かったのではない。 彼らが主力選手としてチームを引っ張ったから強かったのだ。」
自分は王・長島と比較して不当に低く評価されているニュアンスの多い野村にしては珍しい発言だ。


野球にも野村にも全く興味はないが、愚痴だけは野村並みにでてきて筆というかキーボードが進まない。
ブチブチしていると、時間がどんどん経ってしまって、
12月1日 対West Ham (Away)
Chelsea 1
West Ham 3

不安に思っていたことが的中。 完全な実力差から先制しても相手がスピードに慣れてくると追加点が奪えず、追いつかれて、その後は堪えきれず慌てて失点、完敗。 ビッグサムの思う壺。
最悪。

12月5日 対FC Nordsjaelland (Home)
Chelsea 6
FC Nords 1
大勝しても何の意味もない。得点したトーレスも渋い顔。 ジューベがシャクタールに勝って、屈辱の予選リーグで敗退。
東スポ芸能欄に芸能ネタより大きな活字で「チェルシー赤っ恥」と書かれてしまった。

12月8日  対Sunderland (Away)
Chelsea 3
Sunderland 1

勝ったから良かったけれど、ここでも同じ、実力差で先制、6-0コースが後半完全にスローダウン、力づくでゴリゴリやられて冷や汗、力づくで通用すると思わせたところが問題。 ただ、失点の相手のシュートはスーパーシュート、防ぎようがない。 言い換えると、相手は常にプロ、どんなに実力差があっても、一生に一度のスーパーゴールを決められる可能性があると言うことだ。

ここで、クラブ・ワールド・カップに突入。
赤っ恥をかかないように祈るしかない。
テリーは来られないし、ランパードは負傷上がりで未だどれだけ試合に出られるか。



火曜日, 11月 27, 2012

11月25日 対 Man City (Home)


Chelsea 0
Man City 0

内容も結果も退屈。
Boring.
もうこれ以上は落ち込まないが、気が晴れることもない。

木曜日, 11月 22, 2012

Helter Skelter


11月17日 対 West Bromwitch Albion(Away)
Chelsea 1
WBA 2

11月20日 対 Juventus (Away)
Chelsea 0
Juventaus 3

11月21日 Di Matteo解任
11月22日 Benitez就任発表


もうグチャグチャ
頭 痛い

ベニテスは嫌いだ

金曜日, 11月 16, 2012

11月11日 Vs Liverpool

Chelsea   1 Terry 19
Liverpool 1 Suarez 72

ホームの引分けは負けに等しい。

先制した時はホームで楽勝かと思ったのだが、ズルズルと追加点が決められず、Torresが決められず、時間がたって悪い予感、そして予感的中。 UnitedやCityは最後に逆転していると言うのに、前週とおなじように最後に追いつかれる最悪パターン。
頑張れ、Three Amigos、頑張れ Mata、 Oscar、Hazards。

失点は彼等の責任ではないが、失点の仕方が悪い。 United戦では途中交代のFW、最も警戒すべきチチャリト、こまめに決められ、Swanseaも典型的なFWに。 シャフタール戦でも最も危険と試合前から言われていたWilanに決められ、今回は誰もが警戒するSuarezに決められた。 どれも終わり際で勝ち点を失っている。 マークすべき相手を見極めて集中力を維持すれば避けられたはず。

ひいきの引き倒しと言われるのを承知で言えば、かってモウリーニョが、’いいプレイヤーと言うのは試合の流れの中で常に自分が何をすべきか、チームが何をすべきかを理解して、その通りプレイできる選手。 ランパードがこれに当てはまる。’と言っていた。 実際、全盛期のモウリーニョはチームへの指示を全てランパード経由の秘密のメモで出していた。 そして、困った時はランパードからドログバへの長距離電話。 守る時は徹底して守る。
Three Amigos 決まるときは美しいのだが、もう一つリンチピンというか、文鎮が必要なんじゃないかなあ。 Torresの代わりよりも。

11月7日 対  SHAKHTAR DONETSK (CL Home)

Chelsea 3 Torres 5, Oscar 39, Moses 90+3
Shaktar 2 Wilan 8,47

シャフタールはいいチームだ。 
ウクライナのチームなのに、南米系のプレイヤーで固め、ポルトなんかと同じように、少し足りない南米の選手たちによる欧州ビッグチームへの売り込み舞台のようだが、ベテラン監督の下集合離散が極めて早く、かつ各人が全体を常に見ている。 チーム力はチェルシーより一段上だと思う。 Wilanはシーズンオフにチェルシーに移籍する噂があったが、果たせず、ここで自分を獲らなかったチェルシーに実力を見せつけたいと思っているとか。
そんな相手に、キーパーのクリアがトーレスの足に当たってチェルシーは幸運な先取点。 でもすぐに追いつかれる。シャフタールは見事な連携からWilanがゴール。  前半終了近く、今度はオスカルが遠くから飛び出したキーパーの頭を越す見事なゴールで再度リード。 見事なシュートだが、これもどちらかと言えば、キーパーが飛び出したところでボールを取り返したことによる幸運な得点。
でもチェルシーのリードは10分持たない。 後半開始してすぐまた流れから見事にWilanni決められる。
それでも後がないチェルシーは何とか攻めるが、決定的なチャンスに持ち込めない。 引分け濃厚で、ロスタイム3分の最後のプレイがコーナー、レフェリーが蹴らせてくれるかどうか、と言うところのラストプレイを一発モーゼズがどんぴしゃ。
劇的な勝利。
しかし、と思う。 昨季のチャンピオンズリーグ、チェルシーの優勝はいかにも劇的だった。 チーム内の不協和音から監督解任、瀬戸際のナポリ戦で勝ち上がったものの、テリーの事件でどん底へ、チームが一丸となって、バルサを下し、ドログバがチェルシープレイヤーとして最後のキックを決めて優勝。 映画のような勝利というが、筋書きがあまりにありそうも無く、陳腐過ぎてどのハリウッドも採用しないだろうというようなストーリ。 とは言え、劇的だった、劇的であるためには主人公が必要。 昨季の主人公はドログバだったとも言えるが、ドログバは言わば週代わり主人公の一人で、シーズンを通した主人公はランパードだったのだと思う。 縦糸の主人公がテリーとランパード、昨季についてはランパードの方がシーズンを維持し、週代わりでMataやRamires、Torれs、そして最後にDorogba涙のゴールだ。 それが、最後チャンピオンズリーグ優勝セレモニーのテリーとランパードの姿に現れていた。
この日の勝利、劇的ではあったが、チェルシーとして主人公の姿は見えない。

今シーズン、チェルシーストーリーの主人公には、Mataが第一候補でそれに足る活躍は見せてはいるが、未だチームを支えていると言うには少し足りない。 Mata、Hazards、OscarのThree Amigos (陽気なメキシカンのトリオコミック)、個人技は素晴らしいが、各人にボールを渡してそれぞれが何かをしてくれるのを、それぞれが待っているという感じ。 シャフタールの方がチーム力は残念ながら上だったと思う。

ところで、同じ日、セルテイックがバルサに番狂わせで勝った。 (第一戦では1-0でリードしながら、最後になって逆転負けしていただけに喜びもひとしお。) 見ていたロッド・スチュワートが感激のあまり涙している。 (昔、ロッド・スチュワートはサッカーファンじゃなかったっけとイングリッシュのスパーズファンに聞いたら、なんかスコットランドの方でやってるらしいね、とそっけなく言われたことを思い出した。)

月曜日, 11月 05, 2012

ウーン


10月30日 対 Man U (Home リーグカップ)
Chelsea 5 Louiz 31(Pen), Cahill 52, Hazard 90+4(Pen), Sturidge 97, Ramires 115
Man U 4 Banch of villans 21, 43, 58, 120 Pen

ManUの先発中、先の試合で先発したのはRafael一人、Chelseaは5人先発でリードされっぱなし。 根性を見せてロスタイムに追いつき、逆転勝ちしたのは偉いとと言えば偉いが、最後は休ませるはずのHazarやOscarまで投入して、延長戦のもうボロボロの勝利。 どうしてこんなに手こずらないといけないのか。 これkらも地獄のスケジュールが待つと言うのに。
しかも、リーグカップ、次の相手は長年の宿敵、リーズ。 現オーナーのベイツに恨みはないが、監督は昨年因縁のQPRの監督だったワーノック、もう顔もみたくない。

11月3日 対 Swansea City (Away)
Chelsea 1 Moses 61
Swansea City 1 Pablo 88

出来は大層悪かったが何とか先制、点を取ってから少し良くなった様な気もしたが、終了間際に追いつかれて勝ちきれず。
UnitedやCityが終了間際においついたり、逆転したりしてるのを見ると気にいらんなあ。 まあ、ManCは引き分けたし、アウェイの引分けはしょうがないとも思うが、しかし、気にいらん。 何とかしてくれえ。



日曜日, 10月 28, 2012

Injustice


28 Oct 2012 Vs Manchester United (Home)

Brave 9 man Chelsea fought against 12 man Man U but finally outnumbered.
But we've never been outgunned.

Daily Mail said,
Blunders Ruined Bridge Calssic
Crazy red card for Torres and Hernandez offside goal hand United victory.

デイリーメール曰く: ヘボ審判ブリッジでの対決をぶち壊す。 トーレスには気狂いじみたレッドカード、あげくにエルナンデスのオフサイドゴールがUnitedを勝たせた。

(Is the writer Chelsea supporter? No,known West Ham supporter. He also wrote. 'It is the club's misfortune that in Clattenburg, they had an official channelling the spirit of Tom Henning Overbo, who as good as handed Barcelona a Chmpion League final place here in 2009.' Ah...Elephant remembers.)

木曜日, 10月 25, 2012

Pre-Raphaelite (非チェルシーストーリー)

 今日はChelseaの話はありません。

浅学にしてプレ・ラファイエライト(Pre-Raphaelite)なる一派を全く知らなかった。


数週間前、BBCでイギリス19世紀のムーヴメントが神話や宗教画を題材にしながらも、あくまでもアヴァンギャルドでイギリスの前衛の原点となった展覧会が開催されると紹介していた。神話や宗教画とアヴァンギャルドが結びつかず、大変興味をそそられたが番組の終わり際だけ見たので、どこで行われるのかも良くわからなかった。 その後、地下鉄の広告でテイトでプレ・ラファイエライトの展覧会が行われていることを知り、どうやらこのプレ・ラファイエライトが前衛と宗教画の一派と思い行ってみた。
行ってみると、ミレイのオフェリア等有名な絵も多くあり、美しい女性達、ルネサンスのように過剰に豊満でなく、大きな瞳と華奢な体形のどこか哀愁を湛えた大正時代の美人画と共通する女性達に魅入られて帰ってきた。
その夜、ベッドに入ってWorking Classのサッチャー政権下以来の苦闘を書いた退屈な本を開くと、栞にしていた絵葉書がはらりと落ち、そこにはラファイエット前派の版画展の広告が。 あ、そうなんだ、ラファイエット前派とは言葉通りプレ・ラファイエタイトのことで、プレ・ラファイエタイトは70年代から日本で人気があったのだ。知らなかったのは私だけ。 (因みにその絵葉書は、父の蔵書、父が母と70年代初に唯一の海外旅行でロンドンに来たときに買って帰ったNational Gallery London/ High Renaissance Paintingという小冊子に挟まれていた、伊勢丹からの案内だった。 私はそれがラファイエット以前の画家等による版画展だと思い込んでいた。)

しかし、19世紀半ばにラファエロ以前に戻れと言うのは画期的なことだったのかもしれないが、彼等の絵のどこがアヴァンギャルド、前衛的なのかは、全く分からない。昨日、笹山さんの西洋美術史講座を受けて、彼等の前衛性を理解することを期待した。
笹山さんの説明によると、産業革命の成功からヴィクトリア女王治世下のパックスブリタニカ、クリスタルパレスに象徴される近代文明、日の沈むところのない大英帝国の光の影で大量に発生した、救いのないWorking Class(新しいジャージが正装だと思っているようなリバプールサポーターやニューカッスル、マンチェスターの飲んだ暮れフーリガンの固定化のことだと思う)、娼婦になる以外生活の術を持たない女性達、等々を背景に美の概念が失われて行くことを懸念し、的確な技術でよりリアルに、人間の親密なムードや関係に重きをおいてモダンな手法で「歴史画」を描いた、とか。
でも的確な技術でリアルに描くのは正統派の真骨頂で、前衛とは言わないのではないだろうか。 展覧会には本当に見事な絵で、当時の評論家にはこれはただの鏡だ(画家の意思がない)と酷評されたという風景画があった。これのどこが前衛なのだろうか。

商業的に最も成功したのはミレイで、ロイヤルアカデミーにも認められ、最後はサーの称号をもらったとか。同時にまた彼が最も労働者への思いやりを持ち、集会に自ら参加したりした、と。歳とともに堕落したとも言えるが、それは酷な言い方だろう。彼は結局のところ成功を目指しただけなのだから。この運動の良き理解者であり、評論家でもあったラスキンの奥さんを奪ったという話は、クラプトンとジョージ・ハリソン、パティ・ボイドの三角関係、名曲レイラの誕生を彷彿とさせる。でも、ハリソンとクラプトンがその後いがみ合っていたという話は聞かないし、その後とても知的な奥さんを貰っており、その奥さんがジョージは女性には目がなくて、とこぼしていたのをスコセッシが映像化している。代々、英国王室からして下のほうはゆるいから(或いはきついから気持ち良くて問題なのか、知らないが)ラスキン、ミレイレベルの話は、取り立てて言うほどのことではないのかも知れない。 オフェリアは確かに、暗い、Darkだが、入水自殺の絵ですから、当然暗いです。
ミレイがオフェリアのモデルにしたエリザベートを妻にしたロゼッティは典型的なWomaniserだったそうだ。で、結局RAに認められることもなく、かと言って社会的な関心も全然なく、ひたすら女性の後を追い(まあ、男なら普通ですが)、エリザベートを亡くした後は、ウイリアム・モリスの奥さんを描きまくっている。モリスが仕事でロンドンに行って不在勝ちなのをいいことに、モリス邸に移り住んで奇妙な三角関係を形成していたとか。 ただ、まあ、奇妙と見えるかもしれないけれど、モリスは奥さんに辟易していて、ロゼッティに押し付けてロンドンで羽を伸ばしていたのかも知れず、こればっかりは当人でないと、分からない。 結果として、美しいたくさんのモリスの奥さんの絵が残っているということだけを、私達は受け容れればいい。 第二世代のバーン・ジョーンズになると、そういう逸話も飛び越えてひたすら美人画を書き続けているように見える。
と、言うわけで、どこがアヴァンギャルドやねん、という疑問はクリヤにはされなかったが、考えてみれば、ピカソやカンディンスキーの抽象画や下手ウマの絵を前衛芸術だと思い込んでいる私の方に問題があるのではないか。例え伝統的手法に基づいた絵であっても、職人的視点や自分一人の思い込み芸術的視点ではなく、階級を見据えた視点を取り込んだり、芸術家たちのコミューン(レッドブリックハウス)に参加したりする行為、それらが英国では彼らをして19世紀英国の前衛芸術家と評される所以なのだろう。(描かれた絵自体の手法は問題ではないようだ。)
考えてみると、彼らがPre-Raphaelite Brotherhoodを名乗った1848年は奇しくも、マルクスとエンゲルスが共産党宣言、あの、妖怪がヨーロッパを徘徊している、で始まるあれが発表された年だ。 1960年代がそうであったように、すべてのActionが前衛と見なされる時期がある。 恐らく、Pre-Raphaeliteが自ら名乗り出たのが丁度そういう時代だったのではないか。

日曜日, 10月 21, 2012

10月20日 対Spurs (Away)


Chelsea 4 Cahill 16 Mata 66, 69 Sturridge 90
Spurs 1 Gls 46 Df 53

今日は試合前、皆Kick It Off (Racism)のT-シャツを着てトレーニング、握手が終わった後脱ぎ捨てて普通のユニフォーム姿に。
開始早々少しSpursの時間帯になるが、これで気が引き締まったのか、すぐChelseaがペースを掴み、試合をコントロール。ゆっくりとボールを廻して、ゴールに向かう。 もう一つ最後のシュートまで行かないが、その内点は入るだろうと予感させた16分、コーナーキックからギャラスがヘッダの中途半端なクリヤー、PKエリアライン上ぐらいにいたCahillが豪快なボレーシュート。きれいに決まって先制。まあ、早過ぎることもなく、ちょうどいいぐらいのタイミング。 その後ももChelseaペースは変わらず、一貫してゲームをコントロール。 中盤が良くボールをキープできるが、最後の決め手がない。
相手に殆どチャンスを与えず、前半終了。 Spursって、こんなに弱っちかったっけ、と思ったら、良く見るとBaleがいない。
何でも、パートナーのお産に急遽立ち会うことになったそうで、お休み。 Bale一人の不在でこうも違うのか、と感心した。

後半開始直後、Chelseaが寝ている間に、フリーキックからギャラスにヘッディングで決められて同点。あれっと思っている間に、何故か浮き足立ってしまってSpursに押し込まれる。 と、7分後にはデフォーに決められて、逆転されてしまった。 センタリングがDavideの後ろ、Cahillの前にいたデフォーの足元にピタリ。 何故、トーレスの足元に来たボールは前でカットされるのに、デフォーはDFの前にいるのだろうか、と不思議。
逆転されたら、それまで大層威勢の良かったアウェイの応援がいっぺんにしゅんとなってしまった。 現金なもの。 とにかく早く同点にしないとズルズルと行くぞという不安感と、待て待て慌てるなと自制する声がない混ぜになって聞こえてくる。 いずれにせよ、時間は充分ある、と言い聞かせていると、オスカルのパスをマタが見事に決めて同点。 もうこうなると後は勝ち越すだけ。3分後に、今度はアザールのパスをマタが決めて逆転。 (アザールはトーレスにパスを出したのではないか、と思うが、トーレスが反応できなかった結果、見事なマタへのスルーパスになった。)
Spursも必死に抵抗、神様、仏様、Ceck様と言う場面もあり、心臓が縮む思い、肝を冷やす思いもあったが、再び完全にチェルシーペース。 終了間際には、相手DFが無理にライン内に止めたボールをマタが奪って、センタリング、トーレスの前にいたスタリッジが簡単にタップイン。 チェルシーファンは歌う歌う、”Andre Andre What's the score"耐え兼ねて帰り始めたSpursファンに”チェリオ、チェリオ、チェリオ”。

しかし、今日もトーレスが決められそうなボールを何度も決められなかった。
Cahillにシュートの打ち方習ったらどうか。

テリーに関するクラブ役員のコメント


公式ページ(UK版)にテリーの件に関する、Chairman Bruce BuckとCEO Ron Gourlayのコメントが載っている。 もういい加減にしたいから、全部は引用しないが大事な点だけ紹介しておく。(それでも長くなるが。)

1.クラブによるテリーの処分
  テリーには引続きチームのキャプテンを務めてもらう。しかし、FAが課した以外に球団として重い処分を課す。(内容は非公開だが、罰金。)これは、ジョンの行動がクラブが期待する高い規範に達しなかったことに対するものである。 ジョンはクラブをがっかりさせ、自分自身もがっかりさせたし、言葉は適当なものではなかった。
 この処分を決めるあたり重要なことは、裁判では正式に無罪となり、FAの報告でもクリアーにテリーは差別主義者ではないと、明確に述べられている点である。
 ドログバに対して差別的野次で観戦永久停止となったファンとの差は、テリーは裁判で無罪が確定、当該ファンは有罪が確定していること、私達の立場はすべてテリーは裁判においてクリアーされている、というところから来ている。

2.アントン・フェルディナンドの家族への謝罪
 アントンの家族は本件で何の罪もないのに色んなことに巻き込まれて、大変な思いをされた。これに対しては心から謝罪したい。(注:巻き込まれた家族に対してであって、差別発言への謝罪ではない。差別発言自体はなかったのだから。) テリーは皆に謝罪しているから、その中にアントンに対する謝罪も含まれている、と思う。(注;明確に述べてないが、ここでも巻き込まれたことに対してで、差別発言に対してではない、と思われる。)


3.信用できないコールの証言について
 チェルシー役員であるDavid Barnardが提出したコールの証言録について、途中で内容が変わっているからコールもDavidも信用できない、と断じられたFAの報告は滅茶苦茶であり、謝罪されるべきものだと思う。これは、FAがコールに対して行ったインタビューの原稿がクラブに送られてきて確認を求められたもので、コールは改めて読み直し、弁護士と相談して必要な変更、手をいれ、それをDavid BarnardがFAに提出したもの。Davidは郵便ポスト以外の何の役目を果たしておらず、記憶に問題があるとか信用できないとか断じられる性格のものではない。 また、証言を読み直して弁護士と相談して手をいれるのは、裁判等では極く普通の手続きであって、信用できないとか言われる性格のものではない。(注:思い違いや言い間違いもあるので、証言録を読み返して手を入れるのは、米国でも英国でも私自身が体験した普通の手続き。だから報告書は偏見に基づいた63Page Rubbishだつうの。)

これらのコメント全文は公式ページ(英語版)に出ている。 日本版には載っていない。まあ、日本ではあまりたいしたことではないから、日本版に載ってないのは理解できる。しかし、テリーのコメントは日本版に載っていて、この翻訳はひどい。まるで日本語になっていない。 他の日本語の記事も機械による翻訳のようで、日本語になっていない。かって、稲本が来たときに急遽作ったFulhamの日本語ページ並みだ。

木曜日, 10月 18, 2012

テリー 処分を受入れ


4試合の出場停止と2週間分の給与相当の罰金というFAの裁定をテリーが受け入れ、上告はしない、と表明した。

言いたいことは色々あり、不満だけれど、結論が出ずに長引いていることへの批判がテリーへの批判にすり替わったり、事実確認は無視して差別主義者と決め付ける声も多いこと、FAはテリーは嘘つきだけれど、差別主義者ではないとして、結果的にこの種の処分では最低の処分にとどめていることから、もう面倒くさい、受け容れたらどうか、という声がサポーターの間にも広がっており、想定通りの発表。

テリーのコメント全文。
 「注意深く検討を重ねた結果、FA(フットボール協会)の裁定に異議を唱えないことを決めました。
 この機会を借りて、昨年10月のQPRとの試合において使った言葉について皆さんに謝りたいと思います。
 FAの裁定には失望させられましたが、文脈に関わらず、私が使った言葉がサッカーのピッチの上で或いは普段の生活上において、受け容れられるものではないと言うことを受け容れます。
 刑事事件の法廷でも述べた通り、後講釈で考えてみると、私が使った言葉は私の立場にある人間があの状況に反応して使う言葉として、明らかに適切ではなかったと思います。
 私の反応はチェルシーFCが私に期待している、また私自身が私に課している、基準以下のものでした。
 将来に向けては、フットボールからあらゆる種類の差別的行動を排除しようとしている私のクラブを支援すべく、私の役割を果たし続けていくつもりです。 一貫して私を支援してきてくれた、チェルシーFC、サポーターの皆さん、そして家族に、心から感謝します。」

恐らく弁護士等が注意深く練り上げた文章だと思うが、その割りに難しい英語や言い回しはあまり使われておらず、テリーが自分の言葉で喋れるような文章になっている。 (言い換えると、英国英語的には格調高くない。)

面白いなと思ったのは、3点。
1) 一言も差別的発言をしたとは認めていない。 唯一近いのは、クラブの方針としての差別的行動の排除(Discriminatory behaviour)に言及しているところだけ。
2) 対象者とされている、アントン・フェルディナンドへの謝罪は一言もない。 (アントンに対して使っていないと主張。)
3) 基本的に反応が適切でなく、対応が期待標準以下であった、とReaction、Responseがまずかった。 即ち、売り言葉に買い言葉、相手が本来悪いのだ、チンピラに絡まれても、チェルシーのキャプテン、青少年のお手本としては、紳士的に対応すべきであった、と反省している。

因みに、テリーが言ったとされているのは”Blxxk Fuxxxxg Cuxt"と、言うもの。 この手のSwear Wordは客席のあちこちでしょっちゅう喚かれているではないですか、と訊かれたことがある。 確かに、後ろの2語はしょっちゅう聞こえてくる。 これにBlxxkをつけたのがいけなかった。 Whiteなら良かったのかも知れない。 或いはPinkとか。 あれっ、Pinkじゃ、そのものずばりじゃないか、ピッピッー、イエローカード。

火曜日, 10月 16, 2012

雨に唄えば


世の中には大失態というのが、時々ある。
思いもかけない事態での失敗というのは、珍しくないし、誰も責められないが、明らかにありそうなことに対する準備がないと、普通は馬鹿にされる。
例えば、メガバンクの統合でコンピューターシステムが動くかどうか、キャッシュカードがまともに動作するかどうかなどは、充分な準備期間を置いて、万全の体制で取り組むべきもので、これに失敗すると頭取の首が飛ぶ。 うまくいっても誰も褒めてくれない。
英国では時々、想像できないような失敗にお目にかかることがある。 例えば、今でこそロンドン名物として堂々と回っている大観覧車だが、工事中、テイムズ川に浮かべて組み立て、それを引っ張り上げようとして、30度ぐらいのところで宙ぶらりんに止まってしまった。 引揚げる重さにワイヤと滑車が耐えかねて空回りし始めたとか。 そのまま、3ヶ月ぐらい中途半端に30度くらいの角度でテイムズ川上に浮かんでいた。 設計、工事に当たって重量計算というのがあるんじゃないのか?

同じ1999年ミレニアム記念事業として建設したミレニアム・ブリッジ、両端から引っ張って支えるという独自の構造だったが、開所式にエリザベス女王が渡ろうとすると、強風で揺れに揺れて渡りきれず、半分のところでU-ターン。 その後、一旦閉鎖、一般に改めて開放されたのは明けて2000年になってから。

こういうのは想定外の事態とはとても言えないから、大失態と言う。 言い換えると、失態と言われそうになると、福島あたりで聞いた気がする、想定外の事態と言うのが典型的な言い逃れ。

と、言うわけで本題。
本日のインターナショナル、ポーランド対イングランドが雨で中止になった。
サッカーの試合が雨で中止になるのは珍しいものの、無いわけではないが、これがワルシャワの収容人員5万5千人、ポーランドが誇る屋根付きスタジアムとなると、あれえ、何かおかしい。
7時45分キックオフ予定が、ボールを落としたら水しぶきが上がるだけで弾まない状態で試合が始まらない。
野球と違って万一の場合に裏番組が用意されているわけではなく、と言うか中止と決まった訳でもないから、ITVはもう時間潰しに大変。 
ロイ・キーン、サウスゲート、アナウンサー等がイングランドからのアウェイファンは帰りの便が決まっているから、明日やると言われても見ないで帰らざるを得ない、どう補償するんだ、いや、こういう場合は入場券払い戻しだけだろう、とか、仕方がないから、アメリカ大統領選の模擬公開討論でもやって時間を潰そうかとか、勝手なことを言っている。

その内にわかったことは、屋根付ではあるのだが、閉めようとしたらまるでイギリスのNationalRailのように(語られた表現そのまま)重過ぎて動かなかったとか。
その内、ポーランドサッカー協会のメディア担当の女性が出てきて、「今、あらゆる手段を検討して、あらゆる可能性を検討している」と。 しかし、雨は未だ降り続いて、屋根は開いたまま、このままやると言っても無理じゃないか、と言われて「芝生の下には立派なヒーティングシステムがあるから、これを作動させれば、雨は乾く。」 しかし、まだ水がどんどん溜まっているのですが、、、「充分なヒーティングシステムがあり、あらあゆる手段を講じています。」 水を流すための場内整備員とかいないんですか。「ヒーティングシステムがありますから。」 このままヒートアップしたら、お風呂のようになるだけでは、、、どうして屋根を閉めなかったんですか。 「激しい雨が降るとは予想していたが、土砂降りになるとは予想していなかった。これば誰にも分からないでしょ。」??? うーん、アゥエイファンへの補償とかは、「(きっとなって)この大変な時にそこまで未だ考えている余裕はありません。」

結局、明日の5時からの試合に順延されたが、果たして明日の夕方までに水がはけるものか、皆不安。 いかに立派なヒーティングシステムがあってもなあ。 なんでも、屋根があるからと言う理由で、グラウンド整備員と言うものはいないそうだ。

こう言うのを大失態と言うのでしょう。 今回は英国ではなく、ポーランドでした。
まあ、世界のニュースになるような失態を演じた経験のある当人が言える立場にはありませんが。


土曜日, 10月 13, 2012

X-factor 知ってる?


International Weekで、チェルシーの試合がなく、つまらない。 イングランド代表にはテリーもランパードも出てないし、相手は世界ランク最下位同順位のサンマリノ大公国では、ルーニーが真面目にやってたと言うこと以外、面白いことは何もない。
日本は11年前にやりたい放題やられたフランスに勝ったそうで、良かったね。 11年前、ロンドンから大挙して見に行ったのが懐かしい。
香川君も得点してほっとしただろう。 そう言えば、今野が最後に見せ場を作ったとか、ああ、もうFCの選手じゃないんだ。

ロンドンではITVのX-factorが佳境に入っています。
好き嫌いは別として、最終的には16歳の少女とスーパーの店員の坊やの争いになるのだろうと思う。
http://xfactor.itv.com/

左の写真はX-factorとは何の関係もない、Patti Smith London公演の写真。 珍しく比較的まともに撮れたのでアップしてみた。

火曜日, 10月 09, 2012

St George's Park開所式

10月9日、イングランド代表の専用トレーニングセンター、St George's Park が総工費1億ポンドをかけて完成、完成式典には未来のプリンス&プリンセス(正確にはダッチ&ダッチェス・オブ・ケンブリッジと言うらしい)、ハリー&ケイトが参加し、華やかに行われた。

右の写真、監督のロイ・ホジソンと主将のジェラードは左の端にいて、ケイトさんの隣の一番いい場所をニコニコとランパードが占めている。 これは、年の功で若造達を追い払ってここは俺の場所と占領したのだろうな。 余計なツイートで大問題を引起して代表追放かと言われたA・コールもさすが俺はもう少しで代表100試合なんだ、といい場所をキープしている。
コールはハリーから「アッシュ君、ツィートはほどほどにして、不用意な発言は止めた方がいいよ。」と言われて、「ははああ、申し訳ありません。以後気をつけます。」と言ったとか、言わないとか、それでプリンスの恩赦を受けたとか、受けないとか。
テリーがどんなにこの晴れがましい場所に主将として参加したかったことか。。。。

日曜日, 10月 07, 2012

10月6日 対Norwich (Home)

Chelsea 4 Torres(14) Lampard(22) Hazard(31)
Ivanovic(76)
Norwich 1 Holt (11)


前日の雨がきれいにあがって、美しい青空が広がるStamford Bridge。
早くから、ブルーのユニフォームがスタジアム周辺を埋める。 東洋人のお客さんもあちこちに。

Norwichは前週5-2でLiverpoolに負けており、Chelseaとしては必ず勝たないといけない相手。 Chelseaは週中チャンピオンリーグ戦で4-0とデンマークのチーム相手に大勝しているが、大勝の後は苦戦するのが世の常。 こういうところで、スッテンコロリとこけることの無いよう、気を引き締めてかからないといけない。
開始早々、Torresが抜け出して、キーパーと1対1、ここで決めれば今日も大量得点と思ったら、後ろから必死に走りこんできたDFのタックルで決められず。 嫌な予感。
と、思っていたら、11分ゴール前を一旦止めたかに思えたボールをに走りこんだHoltに決められて、スタジアムは沈黙。
しかし、Norwitchの先制はいかにも早過ぎた。残り時間は十分にある。 1点程度のハンデは恐れるに足りないと、Chelseaが攻めまくる。 先制を許した3分後、Mataが左に振って、Ivanovicのセンタリングが相手DFと競りながらTorresが見事に決めて同点。 同点のまま時間が過ぎるのは嫌だなあ、と思っていると、8分後にはTorresのオーバーヘッドキックが相手DFに跳ね返ってきたところを、PKエリアのライン上ぐらいに居たLampardが、敵味方入り乱れる人混みの中をまっすぐ抜けるシュートで逆転。 後は、堰が切れて、一方的。 久しぶりに強い、隙のない試合。 

まあ、相手が相手だから、6点、7点取っても良かったと言えばそれまでだが、殆ど安心してみていられた。
ただ、Torresが決定的なチャンスで決められない。 7試合で4点だから、結果を残しているといえるのかも知れないが、今日の試合でも4回は決定的なチャンスがあった。 ハーフチャンスの競ったヘッダは決めたがイージーチャンスは一つも決められなかった。 Ivanovicにシュート習ったらどうか。
一方、今日もMataは4点すべてにどこかで絡む大活躍。 Hazard、Oscarの加入を充分に活かし始めた。
リーグ戦久し振りのLampardはゴールも決めてまずまず。 膝の後ろに違和感とかで70分前に交代したが、存在感はあった。

63 Page of Rubbish

 FA’s 63 page report was like an emotional and malicious prosecutor’s final speech not an imperturbable third party report.

The report should be rephrased at best something like:
  “Based upon a lengthy and costly investigation and hearing, we found nothing of very conclusive. We found Mr Terry is not a racist but he used the word ‘black’ once during the heated verbal exchange and it merited four match ban and proportional fine.”

 According to papers all conclusions were based ‘on the balance of probabilities’ not a single matter on the fact.
 ‘Improbable, implausible and contrived’ it read, but there is a big jump between the first two and the last one. It sounds unlikely and it is hard to believe, they are your opinions or your feelings, but when you say you contrived, that is a condemnation. It must be based on the fact not on your belief or feelings.
 At no point is his demeanour and facial expression that of someone who is imploring, injured, or even quizzical in the face of an unfounded allegation’ is the unfounded allegation. Give me a break. You cannot be accused of simply a facial expression, when you protest you may get excited or may be sarcastic, you cannot tell.
 Even for the Cole’s alteration of his words, we hear only one side of the story considering with the total tone of the report how can we take it as a face value?
 The report says Terry is not a racist based upon many character witnesses but still it says Terry used the B-word as a part of insult. If B-word can be an insult for someone it means he is a racist, isn’t he? The report is a product of contradictions. So it cannot be an imperturbable analysis but a harshly written emotional report.
 The report is a waste of words and guesses, like my writings.

 

金曜日, 10月 05, 2012

My guess about Terry's case


 
Mr Rod Liddle’s column titled ‘Terry becomes a football for nation’s neuroses’ (Sunday Times on 30 September 2012) is one of the only a few articles written about Terry that sounds sensible to me. At certain point, Mr Liddel seems he is talking about himself then he agitates Terry without committing any responsibilities on his side more than anything else as Mr Liddle is known to be a Millwall supporter I am not sure if Terry feels comfortable with his encouragement. None the less, I feel it is helpful to Japanese readers of this blog to understand the situation or part of it, I carried a gist of rough translation of the article, I hope Mr Liddle do not claim the infringement.

Additional to Mr Liddel’s points I would like to list several points why such a case so fundamentally ludicrous that neither the alleged victim nor nobody indeed witnessed the crime upon which Terry had been arraigned received so much attention.

 

 My interpretation is that this farrago has been confected by QPR, whipped up by Rio and served by indiscreet FA. Now I suspect FA is regretting for this case not that they postpone the decision after the criminal trial but that they charged Terry at all based on the only feeble evidence, emotional response in the beautiful name of zero tolerance. Once you come to senses it is obvious that if Terry appeals FA is sure to lose, they have no legal ground to win at all, so they gave Terry the lightest penalty they can think of and they are now asking, no, begging to Terry to forget the case, nothing serious had happened, let’s look at the future, John, of course it does not work that way, does it? It now depends on John and Bruce Buck.

 
Please recall the game on the night, 23 October 2011, Chelsea lost 0-1 to QPR. Dubious PK ten minutes from the start, papers said Chelsea lost discipline and composure as two players were sent off before the break and seven yellow cards after the break. In truth Chelsea players did not lost discipline or composure, instead they showed real spirit and unity within the team. It was one of a few Premier games in that miserable season other than UCL that Chelsea players showed real determination. Check the stat, 9 man Chelsea almost ravaged 11 man QPR. Stephen Warnock and contingent must have resented the humiliation, they tried everything to spoil Chelsea’s robustness, and ruin Chelsea’s supremacy and they talked big of TV footage. Even a QPR supporting officer brought a criminal charge against Chelsea(Terry) to the local court, which later turned out to be a senseless act.

Anton Ferdinand did not have any bitter feeling against Terry or Ashley Cole after the game, that is what he said, but one year later he refused to shake hands before the game and showed hostility against them why? Does he now hear the words he did not hear during the game?  According to him(papers) his girlfriend told him when he returned home that TV was making a big issue about the case. But his girlfriend was not in a position to know the situation better than Anton. On the other hand, his big brother Rio seemed convinced of Terry’s guilt from the start; he even racially abused Ashley Cole who took the stand of Terry. Pak also refused to shake hand with Terry, I do not think Pak and Anton were that close but I know he was a protégé of ManU captain. Even though nobody explicitly talks the suspicion, an outsider like me can easily guess the motives of Rio’s remarks. I also suspect that is the real reason which made Capello furious.  Probably it was one of those secrets everybody in the business knew but officially would never be told;  Roy Hodgson will never recall Rio, Fergie and Neville were afraid that Rio might make further silly remarks so that they had to warn Rio in different manners.

Then this is Terry against Ferdinand clan. Not the case of racial abuse. FA inadvertently took the side of Rio’s vendetta.

 FA’s system is different from that of the criminal procedures, is what they say. Yes it is different, FA has lighter burden of proof than criminal courts. I can agree that but only until court does not come to conclusion. Once court makes a decision you cannot change that decision without a new evidence or distinctive misunderstanding is proved. If you do that it would be a serious challenge against British judicial system.

Ex-FA official said both parties had learned a lesson. Wrong, FA learned a lesson. As I said earlier, FA is now begging Terry to sheathe his sward to keep face. Then it looks like Terry makes his own decision, FA leaked the idea of appealing to get a tighter penalty to threaten him, what a dirty trick! If it were in USA they would have made compromised agreement under attorney-and-client-privilege and settled by now.

 Ex-FA chief Mr Triesman was reportedly said black players were let down by Terry’s case, Terry should have been deported from English camp immediately or something like that. Current senior official must be scared that old man who lost touch to reality might say something jeopardised FA’s position. I wonder how many black players Triesman has discussed about Terry case. If there were any, they must be all Rio’s friends but I suspect there were any. I suspect most black players do not care if Terry is racist or not especially if they know Terry personally, in case they were let down by now it is because that race issue has been abused for Rio’s personal vengeance.

 I think Terry will only accept the penalty if FA explicitly says, ‘We have to penalise you because regardless of the intention you used certain language that contains racial abuse, from the way you use them you did not intend to racially abuse someone and it does not mean you are a racist, so FA understand.’ I know it cannot be done.

Terry may get tired of the fiasco, he may just say OK and give up an appeal tomorrow or today. I have no idea, as what I wrote above is all my guess.

 

木曜日, 10月 04, 2012

テリーは差別主義者(か?)

一年前の対QPR戦における、テリーの発言について(誰もその場で聞いた人はいない)、人種差別的発言があったとされる問題は、刑事裁判で無罪になったにも関らず、協会は4試合の出場停止処分と罰金をテリーに課した。

明らかに不当な処分なのだが、問題の長期化にいい加減ウンザリしているのが、世間一般の受け止め方。 この問題は日本では理解し難い点が多いと思うが、9月30日付けSunday Timesに載っていたMr Rod Liddleのコラムが興味深かったので、少し(大分)長いけれど要旨を翻訳しておく。

残念ながらこれは英国メディアの代表的意見ではない。 むしろここまで言うのは極めて少数派。


テリーはこの国の神経症のネタになった。(訳者反省:すまん、日本語になってない)

「利益を得るのは弁護士だけ」昨日の或る全国紙の見出しだが、罰金と4試合の出場停止というフットボール協会の馬鹿げた処分に対してアントン・フェルディナンドを差別用語を使って侮辱なんかしていないと上告すると、テリーが語ったことに対して向けられた、何ともわざとらしく誇張されたもっともらしい見出しだ。(訳者注;何とも持って回った言い方、これがTimes紙の英語)

 裁判所がテリーを無罪としたのだから、私たちは皆彼がQPRのディフェンダーを差別用語で罵ったりしてないことを知っている。英国の裁判所が無罪と言えばそれは無罪ということだ。それが無罪判決の意味だ。しかしながら、事実や法廷での結果に関らず、一旦差別という言葉が飛び交うと、有罪(差別主義者)というレッテルはこびりつく。

 人種差別主義者とみなされる者を追求する際には、全体主義的かつ偏執症的な色彩がつきまとう。ジョン・テリーの場合は特にそうだ。何しろお金が一杯あって、でも何時も世界で一番いい奴と言うわけでもなくて(会ったことがないから未確認だけれど)、そのくせ代表チームの主将というサッカー選手として望む限り最高の栄誉を成し遂げた人物なのだから。

 と言うわけで、テリーはこの国の国民的な双子の病的感情、人種差別に対する反感と成功者に対する嫌悪感というとても厄介な感情の挟み撃ちにあってしまったのだ。弁護士だけが勝てる。そう、確かに弁護士は何時だって勝つ。或いは、テリーは差別主義者だとするほのめかしが払拭されないで浮遊している以上、テリーが無罪判決を勝ち得た先の裁判で勝ったのは弁護士だけ、と言えるかもしれない。それはテリーが罪状認否を問われた犯罪というものが被害者とされる人間も自覚せず、いや実際誰一人として目撃していないという基本的に馬鹿馬鹿しいケースだ。誰も見ておらず、誰も聞いていない犯罪。私達は読唇術者のああ言っているのかもしれない、いやこう言っているのだという推測を楽しまされているだけ。もし悪いことが言われたりそれを聞いたとしたら受けた側の人間が傷つく可能性があるかもしれないことについての裁判で、実際それはなかったと明らかになった。

 今から何年もして振り返ったら、どうしてこんな狂気に自分たちが捉われて拘ったのだろうと不思議に思うことだろう。思うに、精神分析の父であるジグムンド・フロイドならこれは集団的罪の意識の結果だと、或いは最近てかそれほど最近でないところも含めた私達や私達のペテンに満ちた歴史を何とか問わないで来たことの身代わりとして他人を差別主義者として告発しているというようなことを言うのだろう。そしてまた、すべての公式の立場にある人々や偽の公式の立場にある人々記者や評論家のことを指しているのだが、がこの狂気と歩調を合わせるのは、怒りの遠吠えであれ、ジョンを差別主義者と串刺しにするのであれ、それらに異議を唱えることは自分自身が差別主義者の仲間とみられかねないないからだ。(訳者自嘲:まるで初期の大江健三郎の文章みたい。)それって、自分のキャリアにとって致命的だろう。それに、一旦そう見られたらどんなに大声で振り払おうとしても差別主義者という非難はこびりつく。我々はほんに魔女狩りの世界にいるわけだ。

 これは私に魔女狩りに使われた水責め椅子を想い起させる。告発された人間はこの椅子に縛り付けられて池か川に沈められる。もし生き残れば魔女で溺れれば魔女じゃなかったという仕組みだ。まるでこれが私たちがテリーに迫った選択のようだ。無罪だって、そう、じゃあ、それを見せてもらおうか、ブクブクブク。

 利益を得るのは弁護士だけ、だから上告は取り下げろ、テリー、お前は汚い差別主義者、協会がセットアップした人民裁判の評決を受け入れな。暴徒による人民裁判、追及なんて生優しいものじゃない、それは事実に基づいたどんな考慮も超えてテリーは有罪でなければならないとする決め付けの裁判。実際、どんな常識も超えている。

 どうして、テリーはこんな非道な行いに譲歩しないといけないのか。どうして彼は戦ってはいけないのか。彼はこの9ヶ月間毎日のように中傷され、代表チームの主将の座を追われ、それは誤った処分なのに、「可能性において」ということで過去に遡って差別主義者であると決め付けられ、22万ポンドの罰金と4試合の出場停止を課せられてしまったのだ。

 でも、彼はこの当局により誘発された誹謗中傷、悪意を受け止め耐えなければいけない、と言う、一体何の根拠でそうなるのか。彼が金持ちだからか。彼がサッカー選手だからか。これは、黒人の選手たちと一緒に育ち、一番の親友が黒人で、毎週黒人のプレイヤー達と試合をしてきた労働者階級(Working class)の男なのだ。 彼は木蓮の花の色の肌をした高尚なガーディアンとかの論説記者とか、実際サッカー協会の上層部を占めている太ったサル達よりも、この多重文化を受け容れる社会に調和している。それなのに、どうしてこの中流階級の進歩的な体制が作り上げた権威が、そうではないと言う裁判の結果に反して、彼が人種差別主義者だと決め付けるのを、受け容れないといけないのか。 私は彼がもうあまりに長い間この不当な扱いを受け入れ過ぎたと考えているのではないかと思う。そして彼の考えは正しい。もし必要なら彼の上告のための募金に寄付をしてもいい。

 と言っても大した金額じゃなくて、まあ彼の弁護士費用の42秒分ぐらいかもしれないけれど。

 思うに、この国の大半の人はこのごった煮がでっち上げられ、泡立てられたもので、テリーは不当に非難されていると感じているのではないか、と思う。しかしこの感覚はいままで述べてきたような理由で広くメディアのから紹介されることはない。 このケースは私達の支配階級や圧力団体、太った評論家達が世の中の一般的感覚から踏み外れてしまった一つの例だと思う。 しかし、まあそうは言ってもこれは推測ですが。

水曜日, 10月 03, 2012

10月2日 対FC Nordsjaelland (UCL, Away)

Chelsea 4                  Mata(33, 82) Luiz(79) Ramires(89)
FC Nordsjaelland 0

 Lampardがキャプテン、Milkel、Terry、Hazardがベンチ、Cahill、Mosesが先発。
 出だしの10分はチェルシーが完全にコントロール、点を取るのは時間の問題、簡単簡単と思ったら、その時間帯に点を取らないと苦労する、の典型。 段々Fc Nordがボールを廻して、チェルシーは決定機を作れないようになって来る。 それでも、一瞬Torresが前で相手DFからボールをもぎ取って、中央に走りあがったLampard、右から入って来たMataへのスルーパスで、きれいな先制。
 しかし、これで堰が切れたかと言うと全然、後半もFc Nordの方が圧倒的に上手にボールを廻す。突き放すどころか、Cechのファインセーブのお世話になる始末。 情けない、前半の1点を守って逃げ込もうとするしかないのか、と苛立っていると、79分のフリーキック、蹴りたい蹴りたいのDavideがやっと蹴らせてもらったら、サイドポストを内側から直撃する見事なフリーキックで待望の追加点。 この2点目でFc Nordの糸が切れて、後は弱いもの苛めの3点目、4点目。
 結果は4-0の圧勝のように見えるが、例によってチャンピオンとはとても言えない、弱っちい試合ぶり、何とかならないのかなあ。
 この試合に限らず、中半もたつく時は、後ろでボールを持った時に、すぐに前にボールが出せず、DF間でボール回し、そこへ相手FWがプレスしてくると苛められっ子のようにズルズル下がって、Cechのロングフィードになるか、下手すると相手に取られてしまう。相手がボールを取った時には中盤でのプレスがないから、あっという間に自陣のゴール前まで押し込まれて、PKエリアに放り込まれてしまう。 いかに後ろがしっかりしていると言っても(たいしてしてないが)相手にプレスをかけられた状態でパスを廻していれば、パスミスから危険な位置でボールを取られる可能性が多くなり、中盤を省略してすぐに最後列だけで守ろうと放り込みやロングシュートを許していたら、ワンダーゴールを決められる可能性が出てくる。 対戦相手は一応皆プロなんだから、瞬間のタイミングが合えば、奇跡のようなプレイをするぐらいの能力は持っている。 バルセロナ相手に守れたのと同じことが他チームに通用すると思ったら大間違い。

 Torresは重症。先制点のように得点に或いは攻めに貢献はしたが、5回は1対1或いはそれに近いチャンスを逃した。 それも空振りとか地面を蹴ったりとか、キーパーにパス(これはOn target仕様がないか)。 考えてみればDrogbaも似た様なもので、与えられたチャンスは結構ミスしていた。 ただ、Drogbaの場合、どこにもチャンスのないところから突然ゴールする意外性があった。 今のTorresにはそれがない。 チャンスボールが回って来ないともとても言えない。 


 
 

日曜日, 9月 30, 2012

9月29日 対Arsenal (Away)

Chelsea 2 Torres(20)、Mata(53)

Arsenal 1 Who'reYa(42)

チェルシーの得点は2点ともFKのセットプレーから。 
Torresのゴールは見事と言えば見事だが、前にいたDFの後ろから足だけを出してのシュートで、Torresに気を取られてボールを見てなかった、DFのミス。Mataの得点も、何でもないFKをクリアできずにそのままゴールに見送ってしまったアーセナルDFのミス。
アーセナルの得点は、PK内をボールが行きかって、ゴール前でウロウロしていたGervinhoに低いクロスが入ってきて、Terryが詰めきれずにスペースを与えたら、振り返りざまに見事に決められた。 こちらの方が流れの中から決められた。 

80分過ぎからはホームのアーセナルが必死の攻めを見せ、心臓が縮む思いがした。少なくとも2回はもう駄目だと思ったものをCeckのスーパーセーブに救われた。これらが決まっていたら逆転負けするところ、と言うか一個でも決まっていたら引分けになるところ。
実際BBCによれば、ポゼッションがChels 49、Arse 51、シュート 10(5):14(5)、コーナー5:6だそうだから、引分けが本来妥当なところだったのかも知れない。

ところが、帰ってみたBBCの解説(早い試合だったので、3時からの選挙速報で解説していた。)では、Chelseaの完勝と。 ディオン・ダブリン(Ex弱小チーム渡歩き)とマーティン・キーオン(ExArse)がともにアーセナルはディフェンスが駄目だ、と。確かにDFのミスと言えるからそうかもしれないが、ミスでしか得点できなかった、チェルシーも駄目なんじゃないかなあ。 マーティン・キーオンに至っては、チェルシーの攻撃的なMF達は、ボールをじっと抑えてアーセナルの選手がチャージしてくるのを誘っている。それぐらい能力に差があるからアーセナルはまだまだだ、と。
大層結構な評価であるが、特に前半なんか、チェルシーがいたずらに後ろでボールを回しても、アーセナルのプレスがきつくて、ハーフラインを超えるのに随分苦労していたし、アーセナルの方がボールを奪ってからPKエリアまで来るのが随分早かったように思う。  更に言うと確かに、PKエリアのそばでMataやHazardがボールを抑えていた時間帯があった。 しかし、あれはチェルシーの他の選手が全然動かず、パスの出しどころが無くなってしまったからであって、アーセナルのプレイヤーが仕掛けてくるのを誘っていたというような偉いものではなかった、と思う。

とは言うもののOscarは良く走って戻り、DFにも貢献していた。貢献し過ぎてカードを貰って、後半交代させられたが。(ダビデもカードを貰って交代。)
前半は、先制したものの、今一、後半は最初なぜか集中力の不足した立上がりだったが、リードしてから、70分前後にはボールを取られてもすぐ取り返し、波状的な良い攻撃の時間帯があった。あの時間帯の攻撃が維持できるようになったら、強いチームと安心して見られるだろう。



Emirates Stadiumは初めてだったが、アウェイ席はゴール裏の1階の半分に押し込められており、昔のHibury の時と同じで決して見やすい席ではなかった。 何故か今回も一番後ろだったので、景色の上が二階席の床で切取られたシネマスコープのよう。 ただ、まあ、Hiburyの時ほど酷くはなくて、高く上がったボールでも見失うことは無かった。 選手には近いので、バルサやニューカッスルのアゥエイよりはまし。 椅子の感じはスタンフォードブリッジより少し重量感があったが、所詮はプラスティックで大差なし。
 

金曜日, 9月 28, 2012

9月25日 対Wolves (League Cup, Home)

Chelsea  6  Cahill(4), Bertrand(8), Mata(17)
                   Romeu(53), Torres(58), Moses(71)

Wolves  0

カップ戦の中で一番重要度が低いリーグカップだが、普段出場機会の少ない若手にとっては、経験を積むと同時に、コーチやファンに自分を売り込む最大のチャンス。 早く敗けるとそのチャンスを失うことになるから、重要度が低いと言っても簡単に敗退するわけにはいかない。

Terryは昼間FAのHearingがあったにも拘らず、と言うかあったからこそのうっぷん晴らしか、出場しているが、Cech、Ivanovic、Cole、Lampardと年長組みは揃ってお休み。 もっとも、Lampardは足首の怪我とか。 年長組だけじゃなくて、連続出場で疲れが出てくることを懸念して、Hazard, Oscar, Mikel(年長組?)もお休み。

結果、キーパーはRoss Tumble、DFはTerryとCahillにサイドがBertrandとAzpilicueta。快速ドリブルが期待されるAzpilicueta(アスプリクエタみたいな発音、明日も食えない名前だ)は初出場。
MFの底はRomeuとRamires、と経験者を起用。 前はTorresとMataに両サイドがMosesとPiazon。
Mosesは先発初出場だが、彼に何ができるかは皆知っている。 Piazonは一軍初出場じゃないかと思うが、ユースで大変活躍、ファンの間では外からつれて来ずにPiazonを昇格させろという声が上がっていた、期待の攻撃的MF。ユースで活躍していたと言っても、国籍はブラジルで、先日はOscarの通訳を勤めていたというから、並みのイングランドの若手と思ったら大間違い。

出だしから、チェルシーの若手組は動きがキビキビしていて気持ちがいい。前半4分、Mosesが右サイド奥深くで倒されて、MataのFK。 Cahillがゴールラインの上オフサイドの位置でFK を待ち、キックされる直前にオンサイドの位置に走りこむとともにTerryとポジションを替えてファーサイドに移動、そのファーにMataのFKが直撃、CahillはDFに追いかぶさるようにヘッドを決めて先制。こんな見え透いたポジション移動で決まるものか、と思うほど。DFを倒したとファウルを取られても仕方がないかな、という感じもしたが。
その4分後、PKエリアの外から、Romeuが強烈なシュート、これをキーパが横へそらすが、詰めていたPiazonがボールがゴールラインを割らないようにキープして、PKエリアの左が待つフリーのBertrandにパス、Bertrandが豪快に決めて8分で2点目。
もうChelseaのやりたい放題、センターでボールを持ったMataが右のRamiresにパスと同時にRamiresの右側を駆け上がると、RamiresがワンツーのリターンをMataに、MataはPkエリアに侵入しながらTorresにパス、TorresはPKエリアにフリーで入り込んだMataにリターン、キーパーと殆ど一対一のMataがきれいに決めて、3点目。 実力差があり過ぎてゲームにならない。

若干の中だるみもあって、後半53分、PKエリア内右側をドリブルで上がったMosesが倒されてPK。Mosesは体制が崩れてこけそうになっていたところだっただけに、ラッキー。 これをRomeuが決めて、4点目。 その5分後には、Mataのコーナーを何故かニアでフリーになっていたTorresが閃光のように決めて、年長組の責任を果たし、この後年長者Torres、Ramires, Mata(大して年じゃないんだが)は交代。代わって、Hazard、Oscar、それに今年加入のベビーフェイスMarco Marinが登場。完全に子供チームになった。 71分にはMosesが正面からクロスを叩きつけて6点目。
気が緩んだのかWolvesにも絶好機を二度ばかり与えたりした(ブー)が、とにかくクリーンシートで6-0の圧勝。

子供組の中では、PiazonとAzpiliの二人は前評判にたがわず上手だった。

中盤でプレッシャーを受けなければ好き放題できるが、巨人のDFが体をぶつけてきたり、ひたすら空中戦を挑んで来たらどうなるのか、見当がつかない。
今日のWolvesは私が知っているWolvesじゃない、Chmpionshipで昇格争いをしているWolvesとはとても思えない、と思ったら、レギュラー10人を総入れ替えしてきたそうな。そりゃ歯がたたんわな。

来週戦うアーセナルもLeague1のCoventory相手にやはり6点取って勝っている。 今日の試合はチェルシーもアーセナルも参考にならない。 でも、アウェイだし、強気にはなれないなあ。

9月22日 対Stoke City (Home)

Chelsea 1  Cole(84)
Stoke    0

Awayではからきし弱いとは言え、ロングスローと荒々しいプレーで、お上品なパスサッカーを粉砕することで有名なStokeとの対戦。 Stokeにはチェルシーのシーズンチケットホルダーを父親に持つクラウチが参加して制空権に磨きをかけるだけではなく、今週からフリーエージェントだったマイケル・オーエンが加入、どんなサッカーをするのか見当がつかないが、上品なフットボールでないことは確か。

迎え撃つチェルシーは、Torresのワントップに、Oscar、Mata、Hazardの華麗な攻撃陣、MFの底はRamiresとMikelでLampard、Terryはともにお休み。

出だしから期待通りチェルシーがボールを支配するが、いざPK内に進入しようとすると、うまくいかない。思ったところに人がいない、チャンスと思った瞬間にシュートをためらって、相手DFが寄って来る。 Torresはゴール前、キーパーと1対1になって空振り。 StokeのファンがDidier Drogba must have scoredと歌いだす。 うーん、中々うまくいかないと思っていたら、突然ストークがボールを拾ってロングシュート、チェックがボールに触って辛うじてバーに守ってもらう始末。 翌日の新聞ではチェルシーの新攻撃陣はお互いに誰がどこにいるかわからない始末、得点の匂いがしたのはStokeと書かれていた。 そこまで酷くはなくて、やはりチェルシーの方が圧倒的に押していたが、得点の匂いがしなかったことも確か。

後半に入って、特にチェルシーの支配力が強くなるが、決定的なチャンスは中々来ない。右隣が”Fxxxing, someone shoot!"と叫び、左隣は”We're not bloody Arsenal"と喚きだす。 Stokeもベンチスタートだったオーエンを投入して、勝つという意思表示をしてくる。(結果何もしなかった。)
今一機能しないHazardに代えてMosesを61分に投入。 Mosesはボールが回ってくると、期待に応えて、ドリブルで中に切り込みDirectなプレーを見せるが、すぐには結果につながらない。81分にMikelに代えて、Lamaprd投入。何が何でも点を取れという意思表示。
84分、左サイドでボールをもらったColeが真ん中のLampardへ、Lampardは右前にいたMosesへ、Mosesは更に右前のIvanovicにとパスを回す。 IvanovicはPKエリアの真ん中を見て、TorresやMataのいる辺りへ希望的なクロス。結果的に誰の頭にもかすらず、DFに囲まれたMataの足元へ、Mataは前へ打てず、苦し紛れに後ろへヒールパス、とそこは真空地帯、走りこんできたのは、この流れで最初にパスを出したAshley Cole、やはり飛び込んできたキーパーの頭上をゆっくり超えるゴール。

と言うわけで、かろうじて終了近くに1点取って、貴重な勝ち点3、首位をキープ。
こういう試合で勝てたのは良かったが、チーム作りはまだまだこれから。