イングランド、プレミアリーグのチェルシーFCに関するページです。
何を書いたところで、世界が変るわけではありませんが、物言わぬは腹膨るる業と言うわけで、ファナティックなファンの独り言です。
Chelsea Factory
日曜日, 10月 21, 2012
テリーに関するクラブ役員のコメント
公式ページ(UK版)にテリーの件に関する、Chairman Bruce BuckとCEO Ron Gourlayのコメントが載っている。 もういい加減にしたいから、全部は引用しないが大事な点だけ紹介しておく。(それでも長くなるが。)
1.クラブによるテリーの処分
テリーには引続きチームのキャプテンを務めてもらう。しかし、FAが課した以外に球団として重い処分を課す。(内容は非公開だが、罰金。)これは、ジョンの行動がクラブが期待する高い規範に達しなかったことに対するものである。 ジョンはクラブをがっかりさせ、自分自身もがっかりさせたし、言葉は適当なものではなかった。
この処分を決めるあたり重要なことは、裁判では正式に無罪となり、FAの報告でもクリアーにテリーは差別主義者ではないと、明確に述べられている点である。
ドログバに対して差別的野次で観戦永久停止となったファンとの差は、テリーは裁判で無罪が確定、当該ファンは有罪が確定していること、私達の立場はすべてテリーは裁判においてクリアーされている、というところから来ている。
2.アントン・フェルディナンドの家族への謝罪
アントンの家族は本件で何の罪もないのに色んなことに巻き込まれて、大変な思いをされた。これに対しては心から謝罪したい。(注:巻き込まれた家族に対してであって、差別発言への謝罪ではない。差別発言自体はなかったのだから。) テリーは皆に謝罪しているから、その中にアントンに対する謝罪も含まれている、と思う。(注;明確に述べてないが、ここでも巻き込まれたことに対してで、差別発言に対してではない、と思われる。)
3.信用できないコールの証言について
チェルシー役員であるDavid Barnardが提出したコールの証言録について、途中で内容が変わっているからコールもDavidも信用できない、と断じられたFAの報告は滅茶苦茶であり、謝罪されるべきものだと思う。これは、FAがコールに対して行ったインタビューの原稿がクラブに送られてきて確認を求められたもので、コールは改めて読み直し、弁護士と相談して必要な変更、手をいれ、それをDavid BarnardがFAに提出したもの。Davidは郵便ポスト以外の何の役目を果たしておらず、記憶に問題があるとか信用できないとか断じられる性格のものではない。 また、証言を読み直して弁護士と相談して手をいれるのは、裁判等では極く普通の手続きであって、信用できないとか言われる性格のものではない。(注:思い違いや言い間違いもあるので、証言録を読み返して手を入れるのは、米国でも英国でも私自身が体験した普通の手続き。だから報告書は偏見に基づいた63Page Rubbishだつうの。)
これらのコメント全文は公式ページ(英語版)に出ている。 日本版には載っていない。まあ、日本ではあまりたいしたことではないから、日本版に載ってないのは理解できる。しかし、テリーのコメントは日本版に載っていて、この翻訳はひどい。まるで日本語になっていない。 他の日本語の記事も機械による翻訳のようで、日本語になっていない。かって、稲本が来たときに急遽作ったFulhamの日本語ページ並みだ。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
1 件のコメント:
これをアップしたのと、同じ頃か直後に公式の日本語ページにも記事が掲載された。
見出しにアントン・フェルディナンドとその家族に謝罪と書かれているが、家族には謝罪しているもののアントンには直接の謝罪はしていない(家族に含まれるとしても)、と思ったりするが、一応まともな日本語になっているのでほっとした。 クラブの処分は刑事事件で無罪が立証されたことを踏まえた上での、高所からの処分という点の強調が少ないようには、思うが、私より第三者的なのだろう。
今良き返すと、テリーのコメントの翻訳も最初に感じたほど酷くはなかった。説明文が変な日本語なので、頭にきてたのかなあ。
コメントを投稿