イングランド、プレミアリーグのチェルシーFCに関するページです。
何を書いたところで、世界が変るわけではありませんが、物言わぬは腹膨るる業と言うわけで、ファナティックなファンの独り言です。
Chelsea Factory
木曜日, 10月 18, 2012
テリー 処分を受入れ
4試合の出場停止と2週間分の給与相当の罰金というFAの裁定をテリーが受け入れ、上告はしない、と表明した。
言いたいことは色々あり、不満だけれど、結論が出ずに長引いていることへの批判がテリーへの批判にすり替わったり、事実確認は無視して差別主義者と決め付ける声も多いこと、FAはテリーは嘘つきだけれど、差別主義者ではないとして、結果的にこの種の処分では最低の処分にとどめていることから、もう面倒くさい、受け容れたらどうか、という声がサポーターの間にも広がっており、想定通りの発表。
テリーのコメント全文。
「注意深く検討を重ねた結果、FA(フットボール協会)の裁定に異議を唱えないことを決めました。
この機会を借りて、昨年10月のQPRとの試合において使った言葉について皆さんに謝りたいと思います。
FAの裁定には失望させられましたが、文脈に関わらず、私が使った言葉がサッカーのピッチの上で或いは普段の生活上において、受け容れられるものではないと言うことを受け容れます。
刑事事件の法廷でも述べた通り、後講釈で考えてみると、私が使った言葉は私の立場にある人間があの状況に反応して使う言葉として、明らかに適切ではなかったと思います。
私の反応はチェルシーFCが私に期待している、また私自身が私に課している、基準以下のものでした。
将来に向けては、フットボールからあらゆる種類の差別的行動を排除しようとしている私のクラブを支援すべく、私の役割を果たし続けていくつもりです。 一貫して私を支援してきてくれた、チェルシーFC、サポーターの皆さん、そして家族に、心から感謝します。」
恐らく弁護士等が注意深く練り上げた文章だと思うが、その割りに難しい英語や言い回しはあまり使われておらず、テリーが自分の言葉で喋れるような文章になっている。 (言い換えると、英国英語的には格調高くない。)
面白いなと思ったのは、3点。
1) 一言も差別的発言をしたとは認めていない。 唯一近いのは、クラブの方針としての差別的行動の排除(Discriminatory behaviour)に言及しているところだけ。
2) 対象者とされている、アントン・フェルディナンドへの謝罪は一言もない。 (アントンに対して使っていないと主張。)
3) 基本的に反応が適切でなく、対応が期待標準以下であった、とReaction、Responseがまずかった。 即ち、売り言葉に買い言葉、相手が本来悪いのだ、チンピラに絡まれても、チェルシーのキャプテン、青少年のお手本としては、紳士的に対応すべきであった、と反省している。
因みに、テリーが言ったとされているのは”Blxxk Fuxxxxg Cuxt"と、言うもの。 この手のSwear Wordは客席のあちこちでしょっちゅう喚かれているではないですか、と訊かれたことがある。 確かに、後ろの2語はしょっちゅう聞こえてくる。 これにBlxxkをつけたのがいけなかった。 Whiteなら良かったのかも知れない。 或いはPinkとか。 あれっ、Pinkじゃ、そのものずばりじゃないか、ピッピッー、イエローカード。
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