イングランド、プレミアリーグのチェルシーFCに関するページです。
何を書いたところで、世界が変るわけではありませんが、物言わぬは腹膨るる業と言うわけで、ファナティックなファンの独り言です。
Chelsea Factory
日曜日, 12月 23, 2012
12月23日 対Aston Villa (Home)
Chelsea 8 Torres 2, David Luiz 28, Ivanovic 33, Lampard 58, Ramires 74, 90+1, Oscar pen 78, Hazard 82
Aston Villa 0
今日のスタンフォードブリッジは何時もよりも期待に満ちていた。 クリスマスは皆が少しの幸せを実感するシーズン、そこに愛するクラブが殆ど一ヶ月ぶりに愛するクラブが帰ってきた。 今日こそは、ちょっといいことがあるに違いない、そんな期待が一杯のスタジアムからにじみ出ているよう。
ベニテスになって、試合前のウォームアップが微妙に変わった。 今までディフェンダーと攻撃陣に半々に分かれて、それぞれ4-5人でパス回しのドリルをやっていた部分が、二人づつのペアでパス交換をしている。 ランパードがダビデとペアでパスのやり取りをしている。 さすがベニテス、一番気の合わないもの同士を組み合わせたのか、と思ったが、今日のダビデはMF起用、中盤の底の二人を組みにしたということで、それ以上の深い意図はなかったらしい。
期待に満ちた祝福の時は、開始早々やってきた。 ランパードからマタ、左サイドのアスプリクエタへ渡ったクエタ山なりのクロスに真下から二人のDFより体半分高く飛んだトーレスのヘッドがきれいにネットに吸い込まれる。
お祭り騒ぎが開始、でも先週リバプール相手にカウンターで圧勝したAston Villa、あまり侮ってはいけない。 と見ていると、そう、簡単には追加点がとれない。 ディフェンディングMFの役を担っているダビデが注意散漫、無責任なプレイで職場放棄したり、相手にボールを渡してしまう。センターバックじゃないとは言え、後ろの二人はそこにMFがいるつもりで守っているのだから、勝手放題したらそりゃいかんだろう、センターバックの時と同じ位怖いわ、などと見ていると、素晴らしいプレイも随所に。ほんに訳のわからん奴だ。
そろそろもう一点取っておかないと、と思いはじめたところで、ゴール前のFK。 その前のFKはランパードが壁にぶつけたので、ダビデが俺が蹴る俺が蹴る、と。 蹴ったボールにスピードはなかったが、壁の上を越えると無音でゴールへ、あらはいっちゃった。
ダビデの後ろでFKを見ていたランパード、入ったのを見届けるとクルリとセンターラインの方へ、喜びの祝福には参加しなかった。 アシュレイ・コールと二人でベニテスから何か指示を受けていたので、呼ばれて振り返っていったのかもしれない。 リスタートの時に改めてハイタッチを交わしていたので、気に入らないから祝福しなかった、というのではなかったみたい。 (気に入らなかったのかもしれない。)
33分には、ランパードのコーナーから、ケイヒルが粘ってシュート、キーパーが弾いたボールにイバノビッチが反応して3点目、流石にこれで勝負あった、とファンは後はクリスマスキャロルを歌いながら楽しむだけ。 強欲スクルージーさんも心が広くなる博愛のシーズン、お祭り騒ぎ。
後半は前半以上のチャンス続きだったがちょっとダレ始めたかなと思ったところで、PKエリアのすぐ外からランパードが20m強の中距離弾。 4点目で試合終了。 30cm右ならキーパーがセーブ、30cm左ならポストという、見事なシュート。
ランパードは今日がプレミア先発500試合目、と。 トップリーグでの通算ゴール数が歴代1位に並ぶゴール、と。 歴代ゴール数では3番目なんだけれど、Div2でのゴールを除くと、とか言って何とか一位ということにしている。 もう後20本弱で本当に一位と言えるのだけれど、そこまで時間が残されていない、と言うことのよう。
60分でランパード交代、休み明けから2試合90分フル出場が続いたことから、予め60分程度交代だったから、ゴールを決めたので、心おきなく交代ということ。
後ろにいたガラの悪い客が”We want,,,,we want えーとえーと,,,,eight!"と叫んだ。 いくらなんでもそれは欲張りすぎだろう、4点も取ったのだから、無駄な失点をしないように後はしっかり閉めて、試合終了へ。 と思ったのは私だけ? ダビデはランパードがいなくなったので、重しが取れたように今まで以上に無茶苦茶な動き。交代出場のラミレス、オスカル、ピアゾンはここでアピールしなかったら、どこでアピールすると攻撃の手を緩めない。
まるで弱いもの苛め状態。オスカルが貰ったPKはオスカルが自分で蹴ってゴール。 ピアゾンもPKをもらって、モーゼスがPKが本来ランパードかでなければFWが蹴ることに決まっているんだと言うのを、これは僕が貰ったんだから僕が蹴ると言って、キーパーに弾かれてしまう。 さすがに8点は無理かと思ったらロスタイムにまたもラミレスが。 普段なら決まらないことが全てうまく決まる。
試合後、AstonVillaではキーパーがMOMだとBBCでサベージが言っていたから、いかに後半の攻撃がすごかったか、キーパーの好セーブがなかった12点ははいっていた。
まあ、こういう試合もある。 Festive Seasonと言う。
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