’21年補強、不良資産処分など。
As of 31/08/2021
市場ではセビリアのCB、Jules Kounde(£43m)、とかアトレティコマドリッドのMF、Niguez獲得等が言われている。〆切直前の噂とは正反対でJules Koundeが流れ、Niguezと買取りオプション(£30mil)付1年ローン(ローン費用£4mil)が決定。
今年度はLukakuの獲得で基本的に必要な補強は終了と見られていたが、アタッキングMFのNiguezが何故必要なのか、良く分からない。ただ、メディアでは上手な買い物と言われている。資金的には素晴らしく帳尻を合わせている。
今シーズンの新加入;
Lukaku(£98m)
Marcus Bettinelli(フリー、練習要員、キャバレロの後任)
Saul Niguez (ローン 買取Option£30m)
’21年は、これまで次の人員整理が行われ、マスコミで明らかにされている移籍金収入だけで合計£130milになる。この金額がそのまま利益になるわけではないが、ローンによる人件費セーブも含めると、大幅なトレード収益増加、経費カットだ。
Tamy Abraham (FW)
23歳 Romaへ移籍金£34Mil £68Mil 買戻し特約付き ユース出身。
Tomori (CB)
21/01 AC Milan へローン 21/07 正式移籍 25.2Mil
23歳 チェルシーアカデミー出身
Kurt Zouma (CB)
26歳(フランス) £29.8Mil(当初£25milと言われていたが、何故か増えている。)で8/29West Ham移籍合意。West Hamで最も給与が高くなるとか。(アントニオより高いと言うのはやり過ぎだろう、と言うか、チェルシーのお蔭だ。)
Marc Guehi (CB)
21歳 アカデミー出身、21/07 Crystal Palace移籍 18Mil
Davide Zappacosta (RB)
29歳 契約‘22/6まで、’21/8 Atalanta(Italy)完全移籍決定 移籍料£8.1milと。2017夏Torino
から£22.5milで獲得。
(£22.5-8.1=£14.4の損とはならない。契約最終年なので、簿価は4.5程度。今年度の損益としては、+£3.6、資金的には本年度の給与(£2mとして)、が減ることから+10.1m。)
この他整理されたのは;
Victor Moses (Left Wing、Left Back)30歳 移籍料£4.5mil
前年からSpartak Moscowローン、‘21/6完全移籍
Ike Ugbo Roda (Centre Forward)移籍料£3.15
英国人(ナイジェリア系)21歳 ユース出身、オランダ―ローン後
‘21/8 Genk(ベルギー)に完全移籍 成績次第で£7mil以上に。
Danilo Pantic (Attacking MF)フリー
24歳 ‘21/07 パルチザン・ベオグラード(古巣)にフリー完全移籍。
(£1.25でチェルシーへ、在籍6年)
Marco van Ginkel (MF)フリー
28歳 13/7-21/7 ローン移籍と2度の大けがで活躍できず、‘21/07限りでオランダに帰郷(PSV)怪我さえなければ、アザールやデブリンナ並みの活躍が期待されたが。
Valentino Livramento (RB)移籍料£5.3mil
18歳 アカデミー ‘21/8 サザンプトン移籍
Lewis Bate (MF)移籍料£1.5mil
18歳 アカデミー、‘21/07 リーズに移籍、。
Izzy Brown (MF)フリー
24歳 ‘21/7 Preston North end(Championship)移籍
2013年West Hamから移籍して通算8年。一時期はLoftus Cheek に次ぐ実力者と期待されたが、怪我もあってローン先で殆ど活躍できず、
Jamal Blackman (GK)フリー
27歳 ‘21/6契約終了(所属無し)ユースから結局一軍登録のないままチェルシー生活を終えた。
この他アカデミーからリリースされた選手等9名総勢合計21人がチェルシーを去った。みんな みんな ありがとう、ルカクのように戻ってくることを期待している。
一軍で使い道のない選手は基本的に移籍先を探すが、移籍先が見つからず、ローンによる引き取り手もないのが次の4人。うちBabaはレディングへのローンが決定、バカヨコもACMilanへのローンが決定、どん詰まりがDrinkwaterとBarkleyの二人。うちDrinkwaterは最終日にレディングへのローンが決定。残されたBarkleyは必死に今季内の移籍先を探しているが、合意に達しない。このままでは、1年間塩漬け、アカデミーと一緒にトレーニングということになりかねない。
Danny Drinkwater (MF)31歳
チェルシーで使えず、行く先々でも問題を起し、‘21/6トルコKaimpsaへのローンから帰ってきて行き先なし。契約‘22/6まで。’17/8レスターから£34milで移籍。今Market Value 2.7Milと言われるが、移籍金を払って引き取りの上で給料を払うような先は見つからない。最終日急遽Babaの後を追ってReadingへローン移籍成立。レディングの経済状態による特殊事態とも言えるが、給料を払いプレーする場を与えてくれるなら、有難い。
Ross Barkley (MF)
27歳、引き取り手なし、Drinkwater状態、契約‘23/6まで。イングランド代表として将来を嘱望されたほど才能があり、背番後8を引継いだが、どうもチェルシーに来てからいろんなことがチグハグ。それでもその才能を望むところがあってもいいと思う。 いよいよ本人もクラブもお互いに完全移籍の腹を決め、数クラブが色めき立っているとも。Newcastle とBurnleyが最後の交渉先として残ったが、高給与がネックとなって、成立せず。
Tiemoue Bakayoko (MF)
27歳、21年6月ナポリから帰り、AC Milanへのローン見込。チェルシーは売りたいが、AC Milanはローンと。姑息なMilanの駆け引きに時間がかかっている。Peak36Milで獲得。損切りの時期。契約‘22/6までを一年契約を延長、契約満了時の買取りオプション付きでローンの方向で話はまとまり、8/29イタリアにメディカルに行き、ギリギリで正式発表。
Baba Rahman (LB)
27歳、ガーナ出身ギリシャのローンから帰り、フレンドリーで使われた。8/28日レディングへの1年ローンが決定。レディングは、財政状況公開に関する違反から、新規の選手獲得が禁止されているが、ローンは一時金の支払いなし、元のクラブでの給与の範囲内での契約なら獲得が許されるとの特約があり、その特約の範囲内でのローン。 ドリンクウォーターに話が来たのも、この特約故。
無定見に若手を買い集めていると非難されたチェルシーは、Peak 45名をローンに出していたが、18年には41名へ、19年は27名そしてこの21年は21名と大幅に減らしたが、それ以上に契約終了が23名に上がると言うからすごい。
今季の一軍選手の新規ローン契約は以下の通り。
Kenedy (Left Back MF FW)
25歳、2015年から在籍実質ユースから、‘21/7 Framengo(Brazil)へ1年ローン(契約は’23/6まで延長)
Michy Batshuayi (FW)
27歳、契約一年延長、トルコBekistasへ一年ローン。過去Market
Value Peak 36Mil 今9.0Mil、契約‘23/6まで。
Matt Miazga (CB)
26歳 ‘16年1月RedBull(アメリカ)から£4.0milで入団。’21/8 Alaves (スペイン)にローン。契約残1年延長 ‘23/06まで。
Emerson (Left Back)
27歳(ブラジル出身イタリア人) ‘18/01 £18milで加入、’21/08 リヨン(フランス)へ1年ローン。 契約残‘23/06まで1年延長。
以上挙げた4人は、ダンピングしてまでは売りたくない選手であり、将来何かの機会で戻って来る可能性がある。
若手のローン状況については別に考えましょう。
因みに‘19年がトレード禁止で動けなかったが、その前後にプリシッチ、ジエッシュ、ベルナー、ハバーツ、チルウエルと爆買いし2020年の総額は実質£200m以上に上ったが、半分以上はアザールの売却(レアルでの活躍がなく実績加算が目算狂い)で賄い、その他ダビド・ルイス売却£11mなどちまちまとまかなった。
‘20年度は目立たないところで、以下のような人員整理が行われている。
Josh Grant (DMF)
22歳 チェルシーアカデミー ‘20/8 Bristol
Rovers フリー移籍。
Richard Nartey (CB)
22歳 チェルシーアカデミ ‘20/04契約終了、20/11Burton
Albion に拾われる。
Nathan Atletico (Attacking MF)
25歳 ‘16年ブラジルから£3.6milで移籍、’20/07イタリア、Mineiro
へ£2.7milで移籍。
Lucas Piazon (MF)
27歳 ´21/01 ポルトガル ブラガにフリー移籍。チェルシ-に在籍9年 ご苦労様 (Chelsea買い値6.75)
彼らにもご苦労さんと言いたい。
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