Chelsea Factory

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水曜日, 10月 03, 2012

10月2日 対FC Nordsjaelland (UCL, Away)

Chelsea 4                  Mata(33, 82) Luiz(79) Ramires(89)
FC Nordsjaelland 0

 Lampardがキャプテン、Milkel、Terry、Hazardがベンチ、Cahill、Mosesが先発。
 出だしの10分はチェルシーが完全にコントロール、点を取るのは時間の問題、簡単簡単と思ったら、その時間帯に点を取らないと苦労する、の典型。 段々Fc Nordがボールを廻して、チェルシーは決定機を作れないようになって来る。 それでも、一瞬Torresが前で相手DFからボールをもぎ取って、中央に走りあがったLampard、右から入って来たMataへのスルーパスで、きれいな先制。
 しかし、これで堰が切れたかと言うと全然、後半もFc Nordの方が圧倒的に上手にボールを廻す。突き放すどころか、Cechのファインセーブのお世話になる始末。 情けない、前半の1点を守って逃げ込もうとするしかないのか、と苛立っていると、79分のフリーキック、蹴りたい蹴りたいのDavideがやっと蹴らせてもらったら、サイドポストを内側から直撃する見事なフリーキックで待望の追加点。 この2点目でFc Nordの糸が切れて、後は弱いもの苛めの3点目、4点目。
 結果は4-0の圧勝のように見えるが、例によってチャンピオンとはとても言えない、弱っちい試合ぶり、何とかならないのかなあ。
 この試合に限らず、中半もたつく時は、後ろでボールを持った時に、すぐに前にボールが出せず、DF間でボール回し、そこへ相手FWがプレスしてくると苛められっ子のようにズルズル下がって、Cechのロングフィードになるか、下手すると相手に取られてしまう。相手がボールを取った時には中盤でのプレスがないから、あっという間に自陣のゴール前まで押し込まれて、PKエリアに放り込まれてしまう。 いかに後ろがしっかりしていると言っても(たいしてしてないが)相手にプレスをかけられた状態でパスを廻していれば、パスミスから危険な位置でボールを取られる可能性が多くなり、中盤を省略してすぐに最後列だけで守ろうと放り込みやロングシュートを許していたら、ワンダーゴールを決められる可能性が出てくる。 対戦相手は一応皆プロなんだから、瞬間のタイミングが合えば、奇跡のようなプレイをするぐらいの能力は持っている。 バルセロナ相手に守れたのと同じことが他チームに通用すると思ったら大間違い。

 Torresは重症。先制点のように得点に或いは攻めに貢献はしたが、5回は1対1或いはそれに近いチャンスを逃した。 それも空振りとか地面を蹴ったりとか、キーパーにパス(これはOn target仕様がないか)。 考えてみればDrogbaも似た様なもので、与えられたチャンスは結構ミスしていた。 ただ、Drogbaの場合、どこにもチャンスのないところから突然ゴールする意外性があった。 今のTorresにはそれがない。 チャンスボールが回って来ないともとても言えない。 


 
 

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