Chelsea Factory

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土曜日, 9月 30, 2017

9月30日 Man City

Man Cはアトレティコ・マドリッドの100倍位強かった。

Chelsea (3-5-2): Courtois;
Rudiger, Christensen, Cahill (c);
Azpilicueta, Kante, Fabregas, Bakayoko (Batshuayi 73), Alonso;
Hazard (Pedro 73), Morata (Willian 34).

Unused subs Caballero, Moses, Zappacosta, Kenedy.

木曜日, 9月 28, 2017

C/L Vs Atletico Madrid 2-1 (Away)

こんな、アドレナリンが沸騰する試合は久し振りでした。
文字通り最後の最後の一振りが試合を決したのを見たのは初めて。

立ち上がりこそ少し押し込まれたものの、試合が落ち着いた5分過ぎくらいからはチェルシーペース。現在最高のFWと評価さてれているグリーズマンを擁するアトレティコと言っても、この程度かと言うレベル。見知ったフェリペ・ルイスが先発、控えがトーレスではあまりレベルは高くないのかもしれない。アザールとモラタのコンビは何時でも点が取れそうな勢いでアトレティコを切り裂いた。
アズプリクエタがオーノーと。
ところが決められないまま、39分ルイスが意味のないファウルでPK献上、先制されてしまった。(あれがPKなら、その前のコーナーでモラッタをもろに押し出していたのは3PKぐらいじゃないか、と思ったのはチェルシーファンだけか。)
アトレティコは良く守って、カウンターで得点して逃げ切るチーム、先制されるとやばいし、追加で失点すると絶望的だが、アザールの出来から必ず一点は返せると言う流れがあり、少し時間はかかったが、アザールのピンポイントクロスをモラッタが絵に画いたように決めて同点。
その後も追加点のチャンスは作るが、次第にアウェイだから引き分けでもOKと言う雰囲気に。
82分モラッタ、アザールに代えてバチュワイエ、ウィラン投入は明らかにむ勝たなくてもいいから、負けるなというコンテからの指示、さらに86分にはセスクを下げてCBのクリステンセン投入、もう完全に引き分け狙い。そうなると、基本自陣に引いて、来る球を誰もいないところにクリアするだけ。ロスタイム3分で回ってきたボール、蹴り戻すだけではまた攻めて来られると、ルイスが持って上がり相手陣内でファウルを得たのが、既に93分を過ぎていた。
蜜蜂の向こうに元チェルシー、
フェリペ・ルイスが見える。
そこから、ボールを回して、ウイランやバカヨッコを経由して、気が付くと右サイドでアロンゾがフリーになったのがもう93分50秒過ぎ、そのまま中央に流しDFの間を縫って待ち受けたバチュワイエへ、珍しくバチュワイエが狙いすましたように真っすぐタップイン。
ゴールが決まると同時に試合終了、2-1チェルシー。
最終的には、試合内容に見合った通りの結果になった。

引分け狙い、フレッシュレッグで走り回ることだけを期待して投入された、蜜蜂がこういう時に限って見事に決めるのだから、世の中わからない。しかもこの得点は、格下チーム相手に味方の同情で上げたハットトリックとは格が違う。こういう得点を積み重ねれば、酷評してきた蜜蜂だが、一皮むけるかも、あくまでも、かも、だけれど。

アザールを止めるには
3人プラスファウルが必要。
しかしまあ、すごかったのはアザール、抜群の出来栄えだった。7バックの攻撃陣、セスク、アザール、モラッタの3人でアトレティコのDFを切り裂いた。
次のManC戦はどうするのだろう。攻め3人だけでは少ない気がするが、ManCの攻撃陣を防ぐには、カンテ、バカヨッコのコンビが必要に思えるし、ManCの守備をこじ開けるためにはもう一人攻め手が必要にも思う。
はてさて、カンテの決断や如何に?

TV画面に映ったディエゴ試合直後。




Chelsea (3-5-2): Courtois;
Azpilicueta, David Luiz, Cahill (c);
Moses, Kante, Fabregas (Christensen 86), Bakayoko, Alonso;
Morata (Batshuayi 82), Hazard (Willian 82).

Unused subs Caballero, Zappocosta, Rudiger, Pedro.
Booked David Luiz 39, Alonso 80

Scorers Morata 60, Batshuayi 90+4

月曜日, 9月 25, 2017

9月23日 Vs Stoke 4-0

モラッタのハットトリック、クリーンシート、気分のいい試合だった。
ゴールの真後ろ、最前列でしかも通路際だったせいで、ゴールが決まるたびに後ろから巨漢の連中がダイブしてきて、跳ね飛ばされ、押しつぶされそうになったが、何とか生き永らえた。

ゴール裏の最前列、前のガード
のお姉さんは体格がいいが、試合
が始まると彼女だけでは足りず、
前には10人ぐらい屈強なガード
が立ちはだかった。
モラッタのハット、一点目は開始早々、アスプリクエタからのロングパスを見事にディフェンダーの裏を取り、その後も何度も最前列までボールをキープして持ち込んだ。2点リードで膠着するかなと思ったところ、そろそろ決めないとと思ったところで、ディフェンダーを交わして決め、更にゴール前のピンボールに素早く反応してハット達成。 さすが、先日のバチュワイエのハットとは格の違う高い技術を発揮しての得点。 コスタの正式トレードが決まったばかりだが、もうコスタは要らないと宣言するかのような活躍。

しかし、不思議なもので、開始早々の得点はモラッタの個人技、中押しのペドロはストークのミスから、で前半それ以外のシーンは殆ど互角の一進一退、決してストークがヘボなチームではなかったが、終わってみれば一方的な点差になった。まあ、フットボールとはそんなものなのでしょうなあ。

後半、2-0でストークが反撃に血眼になったところで、アロンゾが倒れ、すぐに立ち上がらなかったためプレーが中断、ボールが外へ出るとすぐ立ち上がったことで、ブーイングの嵐。 この直後にアロンゾのファウルにイエローカード、ストークファンの歓声に、アロンゾが頭に血が上っている感じで、その後またファウル、むしろこちらの方がカード相当のように見えたがレフェリーが流したところで、コンテが即座にケイヒルを交代投入、アズプリクエタが左のウィングに入った。
試合後引き上げるコンテ。
ピンボケだが表情が緩んでいる。

試合後にアロンゾの交替は2枚目のカードを避けるためか、と聞かれたコンテ、ストークがクラウチを入れてくる様子だったので、守備を厚くするためにケイヒルを投入したもので、アロンゾが2枚目をもらうリスクなんて全くなかった、と真顔で答えていた。誰が見ても、2枚目のカードを避けるためだったと思う。


68分にセスク、72分にアザールが出てくると、ストークの疲れもあったのか、一気にペースはチェルシーに戻り、チャンスが続出する強いチェルシーになった。
さすが、アザールは違う。


Chelsea (3-4-3): Courtois;
Azpilicueta (c), Christensen, Rudiger;
Moses, Kante, Bakayoko, Alonso (Cahill 58), Willian (Hazard 72),
Morata, Pedro (Fabregas 68).

Unused subs Caballero, Zappocosta, Musonda, Batshuayi.
Booked Alonso 51, Kante 56

Scorers Morata 2, 78, 82, Pedro 30

木曜日, 9月 21, 2017

Carabao Cup Vs Nottingham Forest (Home) 5-1  (リーグカップ四回戦)

何とも、不思議な試合だった。
格下相手で圧勝して当然の試合に圧勝したが、とても愉快に圧勝したと言うほどではない。
先発メンバーのうち、去年の優勝メンバーは、ケイヒル、アザール、セスク(55 アンパデュ)の3人だけ。
新顔、テスト中がカバレロ(キーパー)、ルディガー、バカヨッコ、ザッパコスタ(75 スターリング)、バチュワイ、クリステンセン(71 ジェイク・クラーク)の6人、若手登用がケネディ、ムソンダの2人。
バチュワイがハットトリックに、若手登用のケネディ、ムソンダの二人が得点したのだから、結果的にはまずまず。 ただ、バチュワイの得点は3点とも周りのプレイに助けられてのもの、チャンピオンシップなら得点できることを証明しただけで、それ以上のものではない。ケネディ、ムソンダの得点はそれぞれ立派な得点だったが、技術的にこれぐらいはできる選手であることは既に証明されている。フィジカルに安定して通用するかどうかは、未だ不明。
途中出場の3人は本当に若い、17歳とか、でもそれなりに臆することなく大きな顔をしてプレイしていたのには、感心した。
アザールは90分プレー、光る技術も見せたが、未だ本調子とは見えない。プレミアで90分戦えるか不安。

何よりも、ロスタイム本来なら3分ぐらいはあるところ、レフェリーがこれ以上やっても無駄と考えたのか、1分しか見なかった。しかし、その1分にきれいに決められてしまったのには、何ともあらあら。 ちなみにManUも同じようにロスタイムに失点して4-1だった。

リーグカップ、次の相手はEvertonに決定と。楽はさせてくれない相手だ。

Chelsea (3-4-3): Caballero;
Rudiger, Christensen (Clarke-Salter 71), Cahill (c);
Zappacosta (Sterling 75), Bakayoko, Fabregas (Ampadu 55), Kenedy;
Musonda, Batshuayi, Hazard.
Unused subs: Eduardo, Moses, Willian, Morata.

Scorers Kenedy 12, Batshuayi 18, 52 and 86, Musonda 40


月曜日, 9月 18, 2017

9月17日 Vs Atsenal 0-0

つまらない試合だった。
立ち上がり圧倒的に攻め立てた後、気持ちが攻め急ぎになり、自陣でのプレー中も気持ちが前がかりでミスばかり。
シュートの数こそ多かったが、決定的なチャンスは僅か。
アーセナルの方が、負けないようにしようと言う気持ちで、メリハリをつけてしっかりしていた。その意味ではチャンスはアーセナルの方が多かったように見えるかもしれないが、それを決められないのが、最近のアーセナル。
終了間際のダビド・ルイスのレッドカードが一層試合をつまらなくしたが、その後の数分の攻めの方が、それまでより良かったりした。

ケイヒル、セスクの先発は予想外。ケイヒルは最近絡まれてミスが多い。ダビドと二人いたら怖くて仕方がない。セスクはスーパーサブかと見込んでいたが、アーセナル戦にコンテが先発起用するとは、、、2試合続けての90分フル起用。モーゼスとザッパコスタは几帳面にローテーション起用かな。気が付いたら、ザッパを中心に、と言うことになっていそうな気がする。

それにしても、つまらなかった。

Chelsea (3-4-3):  Courtois;
Azpilicueta, David Luiz, Cahill (c);
Moses, Kante, Fabregas, Alonso;
Willian (Hazard 70), Morata (Christensen 89), Pedro (Bakayoko h/t).


Unused subs Caballero, Rudiger, Zappacosta, Batshuayi.
Booked David Luiz 52, Morata 65
Sent off David Luiz 87

水曜日, 9月 13, 2017

CL Vs Qarabag 6-0

Qarabagはアゼルバイジャンのチームで、アゼルバイジャンのクラブはチャンピオンズ・リーグ初出場だそうだ。試合中何故か、チェルシーがFC東京とやっているような気分になった。 FC東京の方が上かな、いやQarabagの方が上手そうに見えるけれど、どうだろう。単に舞台がStamford Bridgeなので上手そうに見えるだけかも。
まあ、勝って当然なのだが、常にボールを支配していたわけではなく、シュートもたくさん打たれたが、一応6-0の大差なので良しとしょう。

勝って当然だから、当然先発メンバーとか、起用された若手、新顔の試験結果に興味は集中する。

開始5分でペドロのゴールは正面でウィランからフリーでボールをもらって、観客がそろってShoot!と叫んで、珍しいことにそのまんま入ったパターン。前節のカンテと同じ。
ペドロがこれぐらい出来ることは皆知っているから、特に誰も驚かない。
しかし、自陣でキーパーからボールをもらったザッパコスタがそのままDFを振り切って一人で駆け上がり、右サイドから強烈なシュートを決めたのには、皆腰を抜かすほど驚いた。50ヤード以上独走のスーパーゴール。アシスト、クルトワ。 ザッパがいれば、もうコスタは要らない。試合後、実はあれはセンタリングのつもりだったと語っていたが、謙虚すぎる。もちろん狙ったんだ、コンテの知っているかってのザッパとは違うんだ、とか何とか言えばいいのに。
この日は、以降ザッパコスタがボールを持つたびに自陣に居ようが、サイドライン上であろうが、とにかくShoot!と声がかかる人気。 いよっ、大統領と言う感じ。ムム、モーゼスの立場がやばい。

その他の試験組では、クリステンセンは相手が相手とは言え、まず及第。
しかし、蜜蜂ことバチュワイエは全くダメ。ワントップでいいポジションでボールが回ってくるのに、全くシュートが打てない、ボールが足元に止まらない。観客は皆この試合が、蜜蜂にとってコンテにアピールする大事な試合であることを知っているのに、いいところを見せられないことに失望を隠せない。
得点したアスプリクエタが週末のアーセナルに備えて74分で交代した時点で、観客は複雑なリアクション。 交替枠3人を使い切って、これで今日モラッタの出場はなし。蜜蜂は後15分機会を与えられた、と。
その2分後、ゴール左側、ほぼフリーで貰ったボールを今度は決めて、スタジアム全体がホットした雰囲気。更にその5分後にはゴール前で押し込んだように見えたが、その後オウンゴールに訂正された。何とか、点は取ったとはいえ、相手の集中力が限界に達した後でもあり、焼け石に水の感あり。当分格下との試合以外、出場機会はなさそう。

アザールが30分出場したが、まだトップの状態には遠そう。

アーセナル戦は、前がモラッタ、ウイラン、ペドロ、中 カンテ、バカヨッコ、後ろルイス、ルディガ―、アスプリクエタまでは決まりだろう。カンテに替えてセスクは怖い。バカヨッコじゃなくてセスクはあり得るが、コンテはバカヨッコでスタートして、スパーサブにセスクでいくのではないか。 アザール、ケイヒルはベンチスタート。 右サイドは今日のスーパープレイでザッパコスタだろうか、それとも昨年通しての実績に敬意を表して一試合はモーゼスで勝負するか、がわからない。
或いは、フル出場のアロンゾを休ませて、ザッパコスタを左で起用するか。コンテはそこまでいじるようなことはしない監督だと思うが、どうだろう。


Chelsea (3-4-3): Courtois;
Azpilicueta (Rudiger 74), Christensen, Cahill (c);
Zappacosta, Kante (Bakayoko 63), Fabregas, Alonso;
Willian, Batshuayi, Pedro (Hazard 58).
Unused subs Caballero, David Luiz, Moses, Morata.

Scorers Pedro 5, Zappacosta 30, Azpilicueta 55, Bakayoko 71, Batshuayi 76, Medvedev o.g. 82.
Booked
Cahill 16

月曜日, 9月 11, 2017

9月9日 Vs Leicester 2-1

アウェイのレスター戦、ウォームアップでカンテが出てくると、レスターサイドから小さな拍手が、ドリンクウォーターが出てくると、小さな拍手と小さなブーイングがあった。

試合は立ち上がりからチェルシーのペースだが、なかなか決定的なチャンスにはならない。 レスターも組織だってよく守り、時折人数をかけた攻撃を仕掛けてくる。
特にヴァーディは伊達に特定王になったわけではない。マジにその一瞬の切れ味は、必殺ドスのキラメキ、プレミア一じゃないかと思う。
先発のペドロ、セスクの組合わせが今一かみ合わず、簡単に点が入りそうな気がしない、このまま前半0-0かなと思っていると、アスプリクエタ右後ろからのセンタリングをモラッタがきれいにヘッダーを決めて先制。
アスプリクエターモラッタのホットラインはエバートン戦についで2点目。モラッタの最初の得点もウィランの右後ろからのセンタリングに頭であわせたものだった。
BBCの解説者はモラッタの動きを褒めて、プレミアで一番頭のいいFWだろう、と。モラッタが一番かどうかはわからないが、一番頭が悪いのはSpursのデレ・アリだろう。FWじゃないけど。
後半も、膠着状態が続くのかなと思っていたら、開始早い時間で、カンテがゴール前中央で少し遠いところでボールをもらったから、皆で「シュート」と叫んだら、ほんとに打っちゃった、あれ、入っちゃった、と冗談のような2点目で勝負あった。

その後PKを与えて、少し冷や冷やする場面もあったが、まず順当に勝った。
ペドロに変わってブラジル帰りで時差ぼけというウィランが出てからボールが急に回るようになり、77分セスクに変わってアザールが入ったら、終わり際はチェルシーの一方的なボール回しになった。中盤のポジション争いは微妙だ。
72分にモーゼスに変わって、新加入のザッパコスタが登場。初登場初ゴールかという場面もあって、結果は決められなかったけれど、無難なデビュー。
試合前のコンテのインタビューでザッパコスタは一緒にやったことがあり、大丈夫だと自信十分に話していたが、ドリンクウォーターについては、良い選手だとか言いながら、視線が宙を舞って、ボディランゲッジがとても自信なげだったのが、少し気がかり。

Chelsea (3-4-3): Courtois; Azpilicueta (c), David Luiz, Rudiger; Moses (Zappacosta 72), Kante, Bakayoko, Alonso; Pedro (Willian 62), Morata, Fabregas (Hazard 77).
Unused subs: Caballero, Christensen, Drinkwater, Batshuayi.
Scorers Morata 41, Kante 50

木曜日, 9月 07, 2017

2017夏 トランスファー総括

イングランドのトランスファー・ウィンドウはもう閉まったが、トルコは明日の金曜日までということで、今日明日中に、奥の手、コスタがトルコにローンされる(1月まで、その後アトレティコ・マドリッドに本移籍)という噂がまことしやかに流れている。
真偽のほどは全くわからない、と言っても明日にはわかる。

ここまでの、トランスファー総括。
(総括と聞いただけで背筋が凍る恐怖が走るのは、暗い思い出の持ち主。閑話休題。)

1. 獲得(年齢、ポジション、前クラブ、移籍金=単位£百万)
1) キャバレロ (35、キーパー、ManC、フリー)
   →ベゴビッチ放出(30、ボーンマス、10.4の穴埋め)

2) モラッタ (24、FW、レアル、55.8)
コスタが構想外で代替にルカクをとの意向だったというが、ManUとの獲得争いに敗れて、次善の候補モラッタをレアルから獲得した。しかし、チェルシーファンにはどうしてもルカクに1億ポンドというのは気が進まない。コンテも本当はモラッタの方が欲しかったのではないか、という気がしている。
→コスタの交替 (コスタ放出できず)

3) バカヨッコ (22、CMF、モナコ、36.0)
    → マティッチ (28、ManU、40.2)の代替。年齢を考えると、バカヨッコ⇔マティッチは良いトレードのように見える。ただ、ここまで3戦、ManUではルカク、マテッチがチェルシーファンには悪夢のように、有効に機能している。

4) ルディガ― (24、CB、ローマ、31.5)
    → テリー(フリー、ヴィラ)、アケ(ボーンマス、20.5)、ズーマ(ストーク、ローン)の代替って、一人で3人分は無理だろう、チャンピオンズリーグが加わって、試合数が大幅に増加するのに、減員だなんて、とコンテ不満。 ただ、ここまで無難にプレー、ケイヒルをベンチに追いやる勢い。

5) ザッパコスタ (25、RW、トリノ、25)
    → フランク・ザッパがコスタの物真似をしているわけではない。(誰にも解ってもらえないか、、、。) 左右のウィングバックの控えが必要と力説するコンテに、アーセナルのオクスレイドをあてがおうとしたが(若くて、イギリス人)逃げられ、最終日急遽獲得。 もともとコンテは欲しがっていたようで、イタリア代表も経験しており、即戦力候補、モーゼス危うし。

6) ドリンクウォーター (27、CMF、レスター、34)
    → コンテはもう一人(セスクはムラがある)、技術力の高いセントラルMFを希望。そんな選手が簡単にいるわけがない。というわけで、「レスターの奇跡」をカンテと組んで演出した水吞みに期待。名前からして生粋のイングリッシュで、フロントが精神的支柱になれる要として、最後に全力で獲得。ただ、コンテの希望とは少し違うとの噂もある。ManUアカデミー出身ながら、ManUでは起用されず、ハダーズフィールド、やワトフォードからレスターに上がってきた苦労人、見かけ以上に技術もある。

2 コメント
1)は必要だがどうでもいい補強。2)3)4)は放出に見合う必要な補強。
これに加えて、コンテは試合増に対処するため、モラッタの控えになる強力FW、クリエーティブなCMF、左右のウィングバック、強いCBを要求、それぞれ候補を挙げたがいずれもベテランで高価な選手ばかり、将来のある若い選手、特にイングリッシュを推すフロントとことごとく意見が合わなかったという。
最後の最後まで、最終補強が決まらずフロントが推していた右ウィングのオクスレイドにはクラブ同士合意するも、センターMFがやりたいと言うオクスレイドに土壇場で断られ、なんとか5)で埋め合わせ。(オクスレイドにChelseaのセンターなどやれるわけがなく、モーゼスと勝負して勝てる自信がないので逃げた。)
左サイドバックは前期使えないとローンに出されていたBaba Rahmanをドイツのシャルケから呼び戻し、一応Alonsoの控えはいる、と員数合わせ。センターバックもドイツから21歳のクリスチャンセンを呼び戻し、辻褄を合わせた。

チェルシーの今季補強、最後はスワンジーからコンテの元部下、昨季15ゴール元イタリア代表32歳のロリエンテを獲得して閉めるつもりだったのが、最終日Spursに横取りされ閉まりのないものになった。さらにエバートンとも23歳のバークレイを取ることで合意していたものの、夜中の10時にメディカルチェックの途中に帰ってしまったという、ドタバタで物笑いの種になった。

最終日の3人、オクスレイド、バークレー、ロリエンテは噴飯ものだが、一応辻褄は合わせた補強。とは言え、コンテが納得しているかは疑問。

3 収支、ソロバン
上記6人の補強に要した費用は合計£182.6Mil、放出は上に記載した以外に
カルドラッド(28歳、ユベントス £18Mil)、タロエ(21、オリンピク・リヨン、9)、アツ(25、ニューキャッスル、6.75)、チャロバ(21、ワトフォード、5.7)
があり、合計110.5Milの収入があった。
その前の1月にはOscar 放出等で£62Milの収入があり、1月の選手取得はなかったことから、今年だけを見ると収支は£10Mil弱のマイナスにとどまっている。
コスタがある程度の価格で売れていれば、後一人二人有力選手をとっても採算が合う勘定。
このクラブのソロバン勘定と、コンテの希望がどこで折り合うかが今後の課題だ。