プレシーズンのUSツァー、どうでもいいLiverpool戦だが、アメリカでは破格の5万6千人もの観客が集まり、スタジアムが珍しく青いサイドと赤いサイドに分かれて、イエロー5枚、レッド1枚が乱れ飛ぶ厳しい試合になった。 (アメリカでは、サポーターが分離されず、入れ混じって応援するのが普通。)
試合は開始10分でコーナーからCahillのヘディングが決まって、チェルシーが先制、そのまま残り80分守り切って、チェルシーが勝った。 所詮フレンドリーだから勝ち負けはどうでもいいが、やっぱり勝った方がいい。 勝ち癖をつけてほしい。
早い時間帯で、リードしたこともあって、全般的にリバプールの方がボールをコントロールしていたみたいだが、許したオンターゲットのシュートはフリーキックからの一本だけだから、悪くない。
因みに、メンバーは:
Begovic; Aina, Cahill, Terry (c), Azpilicueta; Fabregas, Matic ; Willian (Pedro 67), Traore (Batshuayi 67),
Loftus-Cheek (Chalobah 72), Moses (Cuadrado 67).
これって、4-2-4 と言うか、Traore, Loftus-Cheekを2Topにした、4-4-2のよう。
少なくとも、噂にあった、バック3は採用されていない。
イヴァノビッチがケガで4週間ほどアウト、これをチャンスにAinaがポジション獲得、DF陣の若返りスタートの第一歩となるか?
中盤は激戦、この試合Oscarは出番なし、Mikelはオーバーエイジ枠でオリンピックへ、しかし、帰ってくる場所があるだろうか。
Maticのユベントス、Pogbaとの交代説は根強く、見極めのためにConteが使い続けているような気がする。
ユベントスにローンで行っていて、帰ってきたCuadrado、一昨年Chelseaでは4試合しか先発できなかったが、ユベントスではレギュラー扱いとか。ユベントスに戻るか、Chelseaで定着するか、微妙。Conteはユーべには戻さないと言っているが、一昨年もチャンスが与えられなかったわけではない。大事なところで、期待されて起用されながら、たまに技術の片鱗はみせても、安心してボールがキープできない、プレミアのスピードについていけなかった。 試合に出ることでプレミアのスピードに対応できるかどうかが鍵だろう。
この数戦一貫して存在感を見せているのがVictor Moses, 成長ぶりが著しいのがChalobah、プレシーズンだけの活躍に終わるのか、開幕時ベンチに残れるのか?
しかし、
Sent off Fabregas 70
Booked Cahill 24
フレンドリーで、一発レッドとは、ファブリガス、アホか?
しかし、試合後相手のドレッシングルームに謝りに行ったとか。 根はいい人間なんだね。
今後が注目されているのが、Ruben Loftus-Cheek。 生粋のチェルシー育ちで、一昨年優勝したFAユース のキャプテン。 ユースの選手を使え使えという圧力から昨年後半から一軍ベンチ入りし、得点のあげたが、評価が定まっていない。
ユース時代、大柄なMFでチームの中心とは言え、抜群のボールコントロールやテクニックがあると言うタイプではなく、ファイトを表に出してチームを引っ張っていくタイプでもない。 抜群の視野で素晴らしいパスを連発というタイプでもない。 言い換えると、そこそこのプレイヤーではあるが、図抜けたプレイヤーではない。正直下位レベルのクラブならレギュラーになれても、チェルシーのようなトップレベルのクラブではどうだろうか、というのが感想だった。
昨年は、フロントから若手を使えという圧力に、モウリーニョが時々起用したが、一軍定着はできなかった。ファンからは使わないから定着できないんだ、無理してでも使えという意見もあったが、TVの評論家には、一軍で通用するほどの選手ではない、と言い切られ、得点した試合では、モリーニョにボールを持ってのプレイは素晴らしいが、ボールのないところでの動きが通用しない、と前半で代えられてしまったりした。
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