冬枯れのイングランドを電車は行く |
試合前、サンダーランドファンのLowery君(5歳、小児がんで闘病中)がベゴビッチ相手にゴールを決めた。(実際は何度やってもPK地点からゴールラインまで届かず、ベゴビッチがボールを近くに置いてあげて決まった。)
凄くかわいい子で、これはずるいよなあ。
http://www.bbc.co.uk/sport/football/38336070
昨季は最後の最後でかろうじて降格を免れたSunderland だが、今季も監督にMoyesを迎えたものの出だしから最下位に貼り付け状態、最近2連勝して少し曙光が見えたようだが、依然最下位。
夜のブラックキャッツ |
まあ、彼らもChelseaでなければ、ManUでなければ活躍できると言われたものだが、結局Defoe だけが輝くチームレベルと言うことで、トップチームでの先発定着はやはり無理だったということのようだ。
Chelsea (3-4-3) Courtois;
Azpilicueta, David Luiz, Cahill (c);
Moses (Ivanovic 90+3), Kante, Fabregas, Alonso;
Willian (Chalobah 89), Diego Costa, Pedro (Matic 75).
Unused subs Begovic, Zouma, Loftus-Cheek, Batshuayi.
Scorer Fabregas 40
Booked Pedro 56, Moses 90+2
Sunderland (3-4-3) Pickford; Kone, O’Shea (c), Djilobodji; Jones (Love 59), Denayer, Kirchhoff (Larsson 57), Van Aanholt; Januzaj, Defoe (c), Borini (Khazri 82).
Unused subs Mannone, Asoro, Maja, Honeyman.
Booked Defoe 43, O’Shea 45+2, Borini 71
Referee Neil Swarbrick
Crowd 41,008 (3階席の上の方はずっと空いていたから、ずいぶん入るんだ)
試合はまあ予想した通りで、SunderlandはDF系が7人出場と言うことだが、JanuzazaiやBoriniも殆ど守備に回って、ボールはChelsea陣内までやって来ない。
先週のWest Bromwichと基本は一緒だが、チームの勢いが違うからWBの方が守りがもう少し組織的で、 カウンターの匂いもあったが、殆どDefoeにはボールが回らず、センターラインも越えない。 守りも締まりがなく、アロンゾやモーゼズが上がって好き放題できる。
今日こそ3バック、5バックじゃない。 |
手こずるなあ、と思い始めたところで、エリアの中ウイランにパスが通ってフリーに、相手DFがウイランに向かったところで、ウイランはセスクにパス、セスクが真っすぐ決めて先制。
普通ならウィランにシュートと叫んで、ウィランがキーパーにぶち当てるところ、或いはウイランがシュート打たずにエリア内でパスを選んで、通じず何で打たないんだ、と叫ぶところだが、今回はうまく決まった。
その後も何度か決定的なチャンスがありながら、決めきれず、後半になるとチェルシーの攻めも疲れてきて、サンダーランドにもボールが回るようになり、一時は80%近かったポゼッションが、66%に低下。ロスタイムには、クルトワのビッグセーブで逃げ切った。
まあ、クトワがセーブしなかったら大変なことにとは言うものの、それを言うならそれまで相手キーパーが何度もスーパーセーブをしていたのだから、一度のクルトワのセーブで勝てたわけではない。
これで破竹の10連勝、2位とは勝ち点6差、と無敵の強さで、チェルシーはクリスマス首位の年は必ず優勝しているとか、もてはやされている。 しかし、勝ってもかぶっても緒を締めよ。
連勝記録は何時か途切れるし、仮に連敗でもしようものなら、勝ち点差6ぐらい一気に飛んでしまう。 そうなると追いかけるチームの方に勢いがつく、と言うわけで戦いはまだ半分も終わっていない。
ロスタイム、クルトワのスーパーセーブ |
盤石の強さではない。
開始5分後、5歳のLoerwy君に敵味方関係なく、拍手 |
元気になるといいね。 ( ;∀;) |
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