Milanも全盛期とは異なり今や普通のレベルのチームなので、圧勝しても不思議ではないのだが、結果的には完勝だが特に圧勝したわけでもない。 先制点は左サイドを崩して、タロ芋がリバウンドを頭で押し込み、形は悪くなかった。 失点はフリーキックを直接決められたもの、滅多にない素晴らしいフリーキックで誰の責任でもない。 敢えて言えばゴールの近くで反則したWilianの責任か。 ただ、前半はMilanの方が全体としてゲームをコントロールしていた感じがする。 Milanのメンバーがどのクラスなのか全くわからない。 本田が後半に顔を出した。
Chelsea (4-2-4): Courtois; Aina (Ivanovic 59), Terry (c), Cahill, Azpilicueta;
Matic (Chalobah 29), Fabregas (Oscar 59); Willian (Cuadrado 79),
Traore (Hazard 52), Costa (Batshuayi 59), Moses (Kante 52).
Scorer Traore 24, Oscar (pen) 70, 87
AC Milan (4-3-3): Donnarumma; Abate (Montolivo 60), Paletta, Romagnoli (Vergara 67), Calabria (Vido 81); Kucka, Poli, Bonaventura; Suso (Zanellato 81), Luiz Adriano (Honda 67), Niang (Matri 81). Scorer Bonaventura 38
Booked Romagnoli 5, Calabria 64
Costaが軽い怪我から復活して先発、惜しいプレイもあったが特に素晴らしいプレーもなし。Kanteが後半初お目見え。
Ivanovicが後半59分から出場、肩の脱臼で開幕に間に合うか懸念されていたが、無事間に合った。 でも、これで20歳の若手Ainaの将来はどうなるのだろう。
一連のフレンドリーで、最も先発に使われたのがMaticiとMoses。 Kanteの加入もあり専らユベントスへの移籍が有力とみられたMatic、はMosesへ先制の起点となる見事なパスを見せた後、僅か29分で交代は、使える選手との結論が出たからだろうか。 或いはその逆か。
Mosesは他プレミアチームへのローンばかりで、チェルシーでワンシーズン過ごしたことがない。今シーズンこそ、開幕をチェルシーで迎えられるのだろうか。
一連のフレンドリー、ディフェンシブMFの一で起用されKante、Matici、Mikelとのポジション争いになってしまったOscar、移籍の噂が絶えず、もう駄目か、と感じられた。 下手するとこれが最後のチェルシー姿? 後半70分PKのチャンスにチームメートがOscarにキックを譲ったのも最後の花道としてか? しかし、この後、駄目押し点を決める大活躍。
これで話がややこしくなった。
試合後、Conteの記者会見。
「去年のOscarは不振だった。でもそれはOscarに限ったことではない、チェルシーの選手全員が不振だった。」 付け加えて、
‘I think Oscar is a good player with a great talent and he can improve a lot. I am seeing in him a good attitude and a good will.
「Oscarは大変才能のある優れた選手で、更にもっともっと進歩する可能性がある。 彼には素晴らしい取り組み姿勢と意思がある。」とベタ褒め。
とどめは、
‘I think this match told me a lot - about the players who keep and who can go on loan or we can sell. Today, it was important because I have a more clear idea than before.「この試合は、キープすべき選手とローンに出す、あるいは移籍させる選手に関して、沢山のことを教えてくれた。 今日はとても重要な試合になった、なぜなら昨日よりもこの点についてもっとハッキリしたアイデアを持つことができたから。」と。
開幕試合までもう一週間。 これから大急ぎで誰を獲得し、誰を出すのか。
おーい、ミケル、Rioに行っている間に、帰る場所がなくなるぞー。
残るは、日曜日ドイツでのブレーメンとの一戦が最後の調整試合となる。
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