Chelsea Factory

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金曜日, 8月 19, 2016

John Obi Mikel, Nigeria, タニマチのお大尽、バカ話



リオ・オリンピック、日本は予想以上の大活躍、目標金メダル14個には届きそうもないが、総メダル目標30個は軽々と(でもないか)クリア。
あの絶対王者内村選手ですら大苦戦、吉田さんが負けてしまうような魔物が住むオリンピックでこの成績は立派。 しかし、英国の好調ぶりは想像を絶している。 ここまで、メダルランキングは中国を上回って2位、ロシアが完全でないせいもあるのだろうが、英国自身が一番びっくりしている。
因みに、こちらではEnglandとは呼べないし、United Kingdomでは堅過ぎる。 自国のチームをTeam Great Britain、略してGTBと呼んでいる。 単なるNationalisticな英国頑張れではなく、女王陛下の下に連帯しよう、と言う呼びかけなのだ。 (各国、日本では想像出来ないような問題を抱えているのだ。)



お騒がせのナイジェリア・サッカー代表は準決勝で敗退してしまった。
ナイジェリアの勝敗はどうでもいいのだが、Mikel はこんなところで子供達と遊んでいる間に帰るところがなくなってしまいそうだ。
Kanteの加入で後ろ側のMFが激戦になって、おまけにOscarまで後ろで使われてどうなるかと思われ、まずMaticが放出、Oscarは後ろでやるのが嫌なら出ていけ、と言う感じだったが、プレシーズンでMaticは存在感を確保、Oscarは前で使えることを実証。
Mikelだけが足場を固めていない。 ただ、給料の高いMikel を買ってくれる人がいるかという問題がある。 場合によっては、リオから中国へ直行と言うこともあるかもしれない。


そう言えば、給与未払いなら俺が払ってやると言った篤志家はどうなったのだろう。
給料が払われないのは、貧しいとはいえ、国にお金がないからではなく(産油国)、腐敗した役人、関係者のせいだから、肩代わりして払ってやると言っても簡単に信頼できる相手が見つかる訳もない。 予想通り、話が進まずにリオまで現金持って行くとか言う話もニュースに載っていたが、それって為替管理令上問題があるんじゃないの。 それとも得意の規制緩和で今や自由にそんなことができるようになったのかしら。
出場給に加えて勝利ボーナスまで払うと書かれていたが、それはもう給与じゃないね、ご祝儀ですね。 相撲界で言えばタニマチ筋のご祝儀、モウろくしたお大尽の札びら遊びですね。BBCで取り上げられたりして日本人として少し恥ずかしい。(馬鹿にされてるよ。)
因みにMikelの給与は推定週給£4万~8万、年収にして2.6億円から5億円強。 こんなお金持ちにご祝儀を払うって、美容整形って儲かるんですねえ。

(非チェルシーストーリー)
社会的正義
もし、ナイジェリアの国と言うことを考えるなら、なぜそこまで役人が腐敗するのか、どうすれば防げるのだろうか、とか考えて欲しいものだ。 尤も、発展途上国における腐敗の進行は世界的傾向で、年々広がっている。 その原因はアベノミクスも片隅で一翼を担っているグローバルエコノミーが拡大した結果なのだから、先進国は一様に多少の責任を負っている。



ゴールドラッシュに沸く英国で、今も目の前で英国の女子ホッケーチームが、ペナルティ・シュート・アウトの末、金メダルを獲得した。 しかし、この英国チーム、勝利の感動に水を注すようだが、一人の黒人選手もアジア人もいない。 街ですれ違う人口構成と違うのはなぜだろう。

ふと不思議に思って、BBCのメダリスト99人の写真を見てみると、99人中有色人種は4人、女性の有色人種一人もいない。 英国がメダルを稼いだのは、馬術、自転車、ボート、ヨットなどだが、これらの競技がマイノリティにどれだけ門戸を開いているのが、疑問に思った。 もし、それらがワーキング・クラスに参加の道を閉ざしているのであれば、そのような種目を五輪種目とすることはいかがなものだろうか。
そう言えば、街で見かける、デブの若者、おじさん、おばさんが一人もいない英国人と言うのも不思議に思ったが、さすがににアスレイトなんだから、これは当たり前か。


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