前期の問題点が、総失点54、プレミアでブライトンと並ぶ16位と言う知っての多さにあることは誰でも知っているから、強力なDFの確保が最重要課題。
ランパードは気まぐれのように3バックと4バックを交互に起用していたが、これは一重(ひとえ)に左サイドのアロンゾ、エマーソンの守備が信頼できなかったから。
Emerson、Chilwell加入で余剰人員に |
仕方がないから、攻撃力のあるチームに対しては3人のセントラルDF(クエタをセンターで起用)を並べる3バックの体制をとっていた。Chilwellが左で定着してくれると、悩まずに4バックでシステムを安定させることが出来る。
現在のセントラルDFは全員がプレミアのBクラスだから全員首にして、ワールドクラスのセントラルDFを取る必要がある。
ここへ来て、PSGのキャプテンThiago Silvaのの獲得が確実との噂。フリーで二年のオプション付き一年契約、と。これは結構不思議な話で、Thiagoが今年限りと言うのは周知の事実で、1週間ほど前にリールかどこかに、週給7万ポンドでフリーの移籍かとの記事があったばかりのところ。35歳とは言え、週給7万は安い(オドイよりプリシッチより安い)と言う印象を持った。 Thiagoはワールドクラスだから、これを見たチェルシーの誰かが、ウチなら週10万出せると急に割り込んだのではないか。 まあ、それでもいいが、何と言っても35歳、C/Lでもスピードの衰えは隠せなかったとの話もあるので、所詮は短期のパッチアップ、根本的なチーム作りの土台にはならないだろう。
と言っていると、27日ニースの21歳(若い!)Malang Sarrとフリーで契約したとの報道が入って来た。どんな選手かは全く分からず、セントラルDFにしては身長が182㎝と大きくないが、この若さでニースで100試合以上出場しており、フランスのU16から各世代の代表に選ばれていることから、期待できそうな気はする。Thiago との老若、でこぼこフランスコンビが誕生するのだろうか。 それとも先を見込んだ青田買いなのだろうか。
West HamのDFもできる守備的MF、Declan RiceがLampardのお気に入りで、本人も子供の時チェルシーのアカデミーにいて友達が多いから、来たいらしい。守備的MFは重点ポジションじゃないし、来たいから大金を払うという訳にはいかない。West Hamは£80mを要求してきて、Chelseaはバチュワイとバークレイ各£40mの二人でどうかと応えたが成立しな
かったらしい。バークレーには可哀そうだが、中々いいディールのような気はした。
センターバックは、ボーンマスのAke(元チェルシー)がManCに£40mでトレードされ、チェルシーには優先購入権があって、£41m出せば買戻しできるところ、権利行使せずに見送った。ランパードは若い時のAkeと同じチームにいて知ったうえで、権利行使しなかったのだろうが、今のクリステンセンやズーマよりは役に立つように思える。ManCは以前チェルシーに来ることがほぼ決まっていたJon Stoneを当時のDFとしては最高額で横取りしたが、ワールドクラスではなかったとして、今になって£15mとバーゲン価格で売りに来ているらしい。何かこれでStone取るとなると、これからまだピークを迎えるAkeを取られて、使い古しのStone(まだ27歳ぐらいだけど)が来るという、2流チームの証明みたいだ。
アンパンマン、髪を切って別人のよう。 |
ブライトン、192㎝のセンターバック、ルイス・ダンクに£40mで交渉中という話がまことしやかにあった。ブライトンではMVPだったらしいが、失点数でチェルシーと並ぶ54失点リーグ16番目のチームのセンターバックではなあ、皮肉を言われているような気がする。ダンクは、主将としてブライトンとの契約を5年延長したとのこと。
昨日から、コバムでは次シーズンへ向けてのトレーニングが開始された。
どうやら、キーパーを除いて新規獲得は一段落したよう。残されたのは人員整理。
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