ランパードはフォーメーションを4-2-3-1に決めた。 急いで得点する必要が生じた場合に限り4-4-2になる。
Forward:選択肢は3人しかいない。どうやらジルーは後半出場、良く言えばスーパーサブ、で決まり。
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Tammy Abraham |
ランパードとしては先発ワントップとしてはタミー・アブラハムを起用したいようだが、ここまで結果を出せていない。同じタイプで、普段は決め手に欠けるバチュワイの方がほんの少し良い結果を残している。初戦どちらで行くか未だ決めかねている模様。バチュワイが僅かに先行か。
DF : センターはルイスとルディガーが普通の選択だが、ルディガーは怪我で当分無理。 ルイスのパートナーはズマかクリステンセンか。出だしはクリステンセンが先行しているように見えたが、DFとしてはスピードのあるズマの方がいいプレーをしているようにも見える。大柄で頭も強いが、クリアが今一歩なのが難点。
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Fikayo Tomori |
若いトモリが一番無難に安定しているような気もする。(出番が少ないせいもある、そう言えば最初に失点につながるパスミスもしていたっけ。)
ルイスは、相変わらず素晴らしいプレーと軽率なプレーの両方が始終見られる。ムードメーカーとしての役割も担っており当分は外せない。ただ、怪我等でしばらく離脱すると、ルディガーの復帰と共に帰って来る場所はなくなってしまう可能性が、かなりある。
右サイドは正アスプリクエタ、サブ、ザッパコスタで無風。そろそろアスプリクエタの後継者を念頭に置くべき頃かと思うが、ザッパコスタにはとって代わるほどの勢いはない。
左サイドはここへきてエマーソンがアロンゾの前にいるようだ。アロンゾは攻撃力はあるが、いかにも守備が下手。エマーソンの方が足技がうまく、足技に溺れたミスも時折するが、MFとの絡みはアロンゾより上とみなされているよう。
DF MF : ランパードのチームで最も重要なポジション、ここが支配できればタイトルも狙えるが、ここの制空権を取られると、なす術もなく降格争いに巻き込まれる可能性もある。
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Jorginho |
プレシーズンはジョルジーニョ、コバチッチのコンビで実質的に固定されていた。 特にコバチッチは去年の前半を彷彿とさせる良いプレーをみせた。ジョルジーニョの方は未だに新しいチームの中で自分の立ち位置を発見、確保できず苦しんでいる。カンテが戻ってきたら、どうなるのかわからない。適所と言う意味ではカンテ=ジョルジーニョでコバチッチを前にとも思うが、前は既に人員過剰、ランパードの判断でジョルジーニョが消える可能性もある。
バカヨコは不要だが、期限内に売れるだろうか? ドリンクウォーターは先期よりは員数合わせとしての意味があるだろう。
A MF :攻撃的MFは沢山いるが、去年のアザールには遠く及ばない。
セントラル・ポジションはランパードの秘蔵っ子と言うか、えこひいきで若者マウントが一歩リード、プレシーズンで実績も上げている。ただ、ここへきてバークレーが大活躍で正位置に迫っている。他のチームならどこでも通用しそうで、出場機会が少ないと不満が募るかも。しかも、この位置は先期後半ロフタスチークがほぼポジションを確保して、長期契約延長した。怪我から戻って来てその場所が空いてないとなると、何が起こるか。ランパードにとっては自分の後継者選び、最も愛着のあるポジションだろう。どういう選択をするのか、注目。
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Mason Mount |
ウィングは、ウィラン、ペドロに新加入で実力をプレシーズンで見せたプリシッチ、若者ハドソン・オドイが入って激戦、それなりに上手なブラジル人ケネディも技術面では遜色がない。
3っつのMFポジションに、英国出身のマウント、ロフタスチーク、ハドソンーオドイ、バークレー、今季加入の米国人プリシッチでレベルの高いポジション争いと思うが、トップリーグでこれらの若い組合せが通用するかどうかはわからない。
誰が使えて、誰が二流なのか、ランパードの選択、決断やいかに。
キーパーはケパだろう。Salzburgに3点もとられたけれど。
Vs Red Bull Salzburg
(4-2-3-1): Kepa; Azpilicueta (c) (Zappacosta 82), Zouma, David Luiz (Tomori 75), Emerson (Alonso 75); Jorginho (Kenedy 75), Kovacic (Christensen 81); Pedro, Barkley, Pulisic (Mount 75); Abraham (Batshuayi 75).
Unused subs Caballero, Cumming, Giroud.
Scorers Pulisic 20, 28, Barkley (pen) 23, Pedro 57, Batshuayi 88
Booked Zouma 41
Vs Reading
First-half team (4-2-3-1): Caballero (c) Zappacosta, Christensen, Tomori, Alonso; Drinkwater, Bakayoko, Kenedy, Barkley, Pulisic, Giroud.
Second-half team (4-4-2): Caballero (c) (Cumming 63), Azpilicueta, Zouma, David Luiz, Emerson; Pedro, Jorginho, Kovacic, Mount; Abraham, Batshuayi.
Unused sub Kepa.
Scorers Barkley 22, Kenedy 42, Mount 57, 60
Vs BarcaChelsea (4-2-3-1): Kepa; Azpilicueta (c) (Zappacosta 70), Christensen (Tomori 47), David Luiz (Zouma h-t), Emerson (Alonso h-t); Jorginho (Drinkwater 70), Kovacic (Drinkwater 70); Pulisic (Giroud 60), Mount (Barkley 60), Pedro (Batshuayi 70); Abraham (Kenedy 60).
Scorers Abraham 34、Barkley 81
Vs Kawasaki
Chelsea (4-2-3-1): Caballero; Azpilicueta (c) (Zappacosta h/t), Zouma (Christensen h/t), David Luiz, Alonso (Emerson h/t); Kovacic (Drinkwater 57), Jorginho (Bakayoko 57); Pedro (Barkley h/t), Mount (Pulisic 65), Kenedy (Palmer 71); Batshuayi (Giroud h/t).
Unused subs Cumming, Tomori.