過去10年以上に渡って、プレシーズンと言えば中心にフランク・ランパードがいたのに、今年はランパードのいない景色、なんか変な感じです。
もっとも、プレシーズンだけではなく、ピッチでホイッスルが鳴れば、中心にはランパードがいて、ランパードを中心に右、左、前、後ろとボールの流れを確認してきたのが、もう見れないというのは、全く違うチェルシーを今年からは見ることになるのでしょう。
そのランパード、アメリカのメジャーサッカーリーグ、New York Cityに移籍したと思ったら、NYCはManCityノ子会社とかで、米国が開幕する3月までManCityにレンタルされるとか。 変な気分もするが、まあ、あんまり出番もないだろうけれど、活躍して出番がたくさんあればそれはそれでめでたいことで、近くで見守ることができていいかなあという気もします。
2001年ウェスト・ハムから11百万ポンドで移籍して、2014年までの13年間、649試合に出場、通算211ゴールはChelsea最多、2006年まで5年近く164試合連続出場というのは、フィールドプレイヤーでは前人未到のプレミア記録、リーグ優勝3回他数々のトロフィーを手にしました。
ウェストハムから移籍した年は、確かアーセナルからプティが一年だけやってきた年で、プティと比較するとプレー振りに全く余裕がなく、高い金で買ったけれど、自信を無くすのではないかと心配したものですが、ラニエリが我慢して使い続け、レジェンドになりました。
2005年、50年振りの優勝を確定したBolton戦 2点目のゴール、I was there! |
以下は、Daily Mailに記載された、Frank Lampardからファンに宛てたOpen Letterです。 アブラモビッチへの感謝より、昨今はChelsea内で意図的に名前が避けられている、ケン・ベイツへの感謝が先に述べられていること(時系列的には当然なのですが)、モリーニョの名前が特別には述べられていないことなどが、少し憶測を呼びました。
'This club has become
part of my life and I have so many people to thank for the opportunity.
Firstly, Ken Bates, who put his neck on the line to sign me as a young player
and without him I would not have even begun this experience.
'When I arrived at this
fantastic club 13 years ago I would never have believed that I would be
fortunate enough to play so many games and enjoy sharing in so much success.
'Roman Abramovich, the
man who saved our Club and took us all to new levels. His desire to push the
Club to the top of the football world has rubbed off on everyone.
'All the managers and
coaches who have helped me develop my game during the time I have been here. I
have learnt from every one of them.
'All the brilliant team
mates who I have been lucky enough to train and play alongside for so long. Not
just their football qualities but also the friendships I have gained along the
way.
( このクラブ、チェルシー、は私の人生の一部となりました、この幸運をもたらしてくれたとても多くの方たちに感謝しています。 まず最初はケン・ベイツで、まだまだチンピラだった私とサインすると言うリスクを取ってくれました。彼がいなかったら私のこの旅が始まることはなかったのです。
13年前この素晴らしいクラブにやってきた時には、こんなに長い間このチームでプレイでき、こんなに沢山の成功を分かち合う幸運に恵まれるとは想像もできませんでした。
ローマン・アブラモヴィッチは私たちのクラブを救い、私達みんなを新しいレベルへと引き上げてくれました。 このクラブをフットボール界の頂点へ押し上げたいという彼の願いが全ての人を動かしたのです。
私がここにいた間、私のプレイの成長を手助けしてくれた全ての監督やコーチに感謝します。一人残さず全ての監督から多くを学びました。
全ての素晴らしいチームメイト、長い間一緒に練習し、プレイすることが出来とてもラッキーでした。 単にサッカーの技術だけではなく、その過程で素晴らしい友情を得ました。)
ローマン・アブラモヴィッチは私たちのクラブを救い、私達みんなを新しいレベルへと引き上げてくれました。 このクラブをフットボール界の頂点へ押し上げたいという彼の願いが全ての人を動かしたのです。
私がここにいた間、私のプレイの成長を手助けしてくれた全ての監督やコーチに感謝します。一人残さず全ての監督から多くを学びました。
全ての素晴らしいチームメイト、長い間一緒に練習し、プレイすることが出来とてもラッキーでした。 単にサッカーの技術だけではなく、その過程で素晴らしい友情を得ました。)
'I'd also like to give a
special mention to all the staff and people behind the scenes at the club who
do not receive the glory but without them the Club would simply not function.
'The club will move
forward, and as a Chelsea man I have no doubt that with the quality of the
players that are there, they will continue with the success that we have all
enjoyed over the past seasons.
'Finally and most
importantly, I would like to thank the Chelsea fans. I believe they are the
greatest fans in world football. You have supported me from the moment I
arrived. Not only on the pitch, but in difficult moments in my personal life
off the pitch. I will never forget.
'I feel honoured to have
shared so many special times with you. Bolton, Amsterdam, Munich, the list goes
on and on. I, and we as a team, could not have achieved those moments without
your support.
'Whatever the next challenge
is for me I will always be amongst you and have Chelsea in my home and in my
heart. Hopefully I will get to see you all soon to say goodbye properly. In the
meantime thank you for the memories and keep making history!'
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