Chelsea Factory

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木曜日, 8月 21, 2014

Vs Burnley Away 1-3

開幕緒戦、見事に3点とって勝ちました。
開幕週に勝ったチームは8チーム、6チームは一点差で、ManCとChelseaだけが二点差。
ManCはシャットアウトして、二得点、Chelseaは一失点の三得点ということで、総得点数の大きいChelseaが第一週からトップです。
コスタが期待にたがわぬ得点力をデビュー戦から発揮、セスクが中盤をコントロールして、完勝。

前の試合、Real Sociadadとのフレンドリーでは
試合前、全員が紹介されました。
と、喜びたいところですが、一失点したChelseaよりも、シャットアウトのManCの方が上のような気がするし、とりわけManCは相手がNew Castleなのに、Chelseaは今期昇格したてで、殆ど補強もしているとは思えないBurnleyに先制されるようでは、うーん、素直には喜べないです。

ゴール裏の最前列の席でしたが、前半は反対側で攻めていたので何が起こっているのか理解が難しく、コスタがリバウンドを蹴りこんだのは分かりましたが、二点目、突然横からシャルラが出てきて蹴りこんだのは何が起こったのか良くわかりませんでした。 
ハーフタイムに、ビデオを見て流石のセスクのパスに周りのChelseaファンともども、ウワーと感嘆の声をあげました。

しかし、一点目の失点はいただけない。
カップ戦等、下位チームが必死になって走りこみ、最初のうちはトップチームと互角以上に戦うことは良くある。 大体この集中力が続くのは15分で、その後は実力差が正直に出てくる。
この日のBurnleyも出だしは中盤で喰らい付き、左右にロングボール、ダイレクトに攻め込んできて、時々ゴール際までやって来た。 そんな風に攻め込んできたのをテリーがファウルを取られて、ゴール前でフリーキック。 とにかくもう少し、15分過ぎまではきっちり守りなさい、と声をかけたのに、フリーキックが右に流れて、右からのクロスがゴールから少し離れてフリーでいたプレーヤーにドンピしゃ。 14分で失点してしまった。
コスタは点をとってくれそうな気がする。
ゴール前には6・7人のChelseaプレイヤーがいたのに、クロスをあげる時点で、全員がゴールラインに並んでしまって、その外側が完全にフリー。 クロスは左サイドルックアップして、素直に蹴っているので、きちんと目線を追っていれば、ボールを蹴る前にスタートが切れて、プレッシャーがかけられたのに、ChelseaのDF陣(MFも)ボールを見てから、動いているようでは遅い。
とても、これがモリーニョのチームとは思えないザル守備だった。

たとえ15分しかもたないチームでも、先取点をとってしまうと、勢いに乗って全員守備とかで手こずったり、ジャイアントキリングは良くある話、嫌だなと思ったら、すぐコスタのゴールで同点。
失点してからの20分ぐらいは流石に素晴らしかったし、セスクも立派だった。  しかし、後ろから試合をコントロールしていたのはマティッチだったように思うのは、昔からのチェルシーファンだからでしょうか。

しかし、その時間帯以外、後半も、は少し才に走り過ぎという感じで、どうかなあ。
まあ、コスタがいると昨シーズンとは違って、今のところどこかで点をとってくれそうな感じがあるのが救い。

その他、試合の前後で感じた雑感をいくつか。

スタジアム自体は大してImpressiveではない、
ただ100年以上も前のピッチを使っている伝統ある
貧乏クラブが、チャンピオンシップを勝ち抜いて
プレミアで戦っていることがImpressiveなのだ。
Burnleyはマンチェスターの少し北側、今回クラブのチャーターする電車で行ったが、最寄り駅までロンドンからノンストップ。 ただ、特急が走るようなルートではなくLeedsの方を迂回する真ん中のライン経由で結構時間がかかった。 結構余裕を持った席取りかと思ったが85%ぐらいは詰まっていてスペーズ感はなく、閉塞感あり。 古い車輌で遠回りしたこと、中々出なかったり、帰り早朝のKings Crossで途方に暮れたこともあって、バスの方が良かったかなと言う感じ。 しかし、各車輌に一人はスチュワードが乗っていて、これで往復£10とは、クラブは一体いくら持ち出しているんだ。
ホームスタジアムはTurf Moor、現存する最古のピッチの一つと言うから、100年以上はここでFootballが行われていたことになる。 木の椅子が残っていたり、椅子と椅子の間が結構広かったりするが、勿論スタジアム、座席自体は何度か建て直されている。 ボールを蹴っているピッチが昔からのピッチということ。

試合前の練習で、今日のキーパーはCourtois(クルトワと読む、チャントはクリトクリト、と言う。Cで始まるクリは何となく発音しにくい。)であることが分かった。 チェックも黙々と一緒にウォームアップしていたが、心中いかがなものだったのだろうか。 モリーニョ初年、ちょうど10年前、AC Millanのフレンドリーの後、モリーニョはクディチーに変えて、22歳と若いチェックをNO1に指名した。
両者無表情にウォームアップ
同じことが、10年後に起こったのだろうか。 クディチーニの方が明らかに瞬発力、反射神経はチェクより優れていたが、クロスに対するハイボールの処理は若いチェクの方がはるかに安定感があり、モリーニョはこの安定感を選んだ。 (クディチーニはPKを良く止め、鬼気迫るセーブもしたが、逆に飛び込んできたアンリにパスしたり、トンネルとかのポカもあった。)
全体的にチェクとクルトワどちらが上かなんて分かりようもないが、ウォームアップを見ていて、なるほどと思ったのはクルトワのキック力。 左足で蹴るのでちょっと違和感があったりするが、軽いサイドキックで簡単にセンターラインを超え、目標の胸元にぴたっと止まる。 キック力はクルトワの方が上かもしれない。
試合を見ているとスローのタイミングや距離はチェクの方が一枚上かとも思うが、今後の経験次第か。 クルトワでもう一つ驚いたのは、落ち着きというか感情を全く表に出さないこと。 クディチーニは感情もろだしに対しチェクは落ち着いていたが、滲み出てくるような緊張感はあった。 それに対し、クルトワは淡々と言う言葉でも足りないような無表情、むしろ鈍で感情がないのか、という感じすらした。 これが大物の所以なのだろうか。

試合前のウォームアップでは、パスやシュート練習の後、もう一度全員が集まってフィジカルコーチの元で、筋肉を解いて飛ばすことをやるが、セスクとコスタはその作法を知らず勝手に飛んでいて、仲間の顰蹙を買っていた。
そういえば、後半、奥深く入り込んだコスタがゴールに近いシャルラにボールを渡し、シャルラは相手DFに囲まれたので、コスタが戻すようにジェスチャーしたのに、シャルラは強引にシュートを打って相手DFにぶち当てた。 これを見て何で戻さないんだとコスタが怒った怒った、シャルラちょっとバツの悪そうな表情で、しかし、聞こえない振り。 さて、これからのシーズンどうなるんだろうね。

めずらしく、ウォームアップの時に、モリーニョが真ん中で見ていたが、特に練習を見ていたわけではなく、コーチ陣と談笑、その相手がひょうきんで有名なマッサージ師だから、一体何を話していたことやら、絶対に試合の話じゃないと思う。



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