久しぶりの土曜日昼間の試合。
やはり久しぶりに晴れてまるで春みたい。
気分が良くて快勝しそうな気分。
立ち上がり、完全なChelseaペースで楽勝の予感、しかし得点には至らず、点を取れそうな時に取らないと大苦戦すると、いやな予感。
いやな予感はそのまま現実に。
10分過ぎ位から、完全にEvertonペース。
こぼれ球への集中が圧倒的にEvertonの方が早く、上手。 密集の周りで空いている味方を探すのも、圧倒的にEvertonの方が上手。
Evertonってこんなにいいチームだったっけ、と感心。監督次第でこんなに上手になるものか、と言うか、プレミアのレベルが高くなって、殆ど全てのチームがパスサッカーをこなすようになったと言うことなのだろうか。 一方、Chelseaはひたすらカウンターから早い攻めを目指して無理なスルーパスや放り込みを無益、単発的に繰り返すだけ。前半はChelseaに立上り以外いいところが全くなかった。
後半は前半今一冴えなかったOscarに変えてRamiresが登場。(Oscarは怪我だと言うが、このところプレーの質が低下しているように見える。)
ゴール!Mourinho一人がクール。 ダビドとウィランの表情が微妙。 |
Willianに代えてTorres、Eto'oに代えてSchurrleを投入、一瞬アスプリクエタを右サイド戻して3バックで、イバノビッチが攻撃参加するなど、残り20分ぐらいはThrow the kitchen sink (台所の流しを投げてどうすんだろうね)の猛攻をみせるものの、得点には至らない。80分を過ぎ、90分でロスタイム5分と言われても、今日はもう駄目かなという雰囲気。
92分ぐらい、ゴール前でRamiresが倒されてFK.。皆ここで決めろと期待するけれど、そんなにうまくこの時間帯に決まるわけがない。 まあ、Lampardの距離内ではあるけれどと、見ていると、きれいなフリーキックがファーのキーパ、プレイヤー密集地域へと飛んで、あれ何が起こったのかわからないけど、入っちゃった。 と、狂気乱舞。
今日の試合振りでは、とてもチャンピオンチームと言われるには値しない。 Mourinhoもこの若いチームの限界を感じ、最後のFKでも決まるとは期待していなかったのではないだろうか。 昨年のChelseaではここで決められなかった。 むしろ空回りしてコロコロと失点してしまいかねなかった。そういう意味では、Mourinho効果かもしれないが、しかしTerryとLampardのベテラン二人のチャンピオンメンタリティーがこの試合を救ったように思う。
ゴールはその場ではTerryとアナウンスされたが、その後キーパーTim Howardのオウンゴールと言われ、改めて正確にはTerryのゴールと修正された。 しかし、ビデオを見てるとどうしてもTerryが触ったようには見えず、Howardがお手玉して後ろに弾いたように見える。 それはオウンゴールじゃなくて、Lampardのシュートをセーブし損なっただけで、Lampardのゴールじゃないか、と思うのだが、、、、。
今週、アーセナルは楽勝、ManCはStoke相手に1-0で辛勝、Liverpoolも勝って、まあ、本当に負けなくて良かった。
試合前、私達の真正面の席、何時もアブラモビッチが座っている。 |
選手も全く嬉しそうな素振りを見せなかった。 勿論ホームとアウェイ(ManCはアウェイ)の違いがあるし、ロスタイムでの得点という劇的な要素があったとは言え、Chelseaプレイヤーの喜びぶりは、チームとしての一体感が半端じゃないことを証明していて何時もながら好感が持てる。 これがMourinho-Terry-Lampardチームの特徴だ。
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