小雨が霙交じりの激しい雨になったと思ったら、晴れ間がのぞいたり、典型的な英国の寒い冬、厳しい風が吹く。
月曜日のManC戦、素晴らしい勝利も今日の結果次第で何の意味もなくなるところ。
数字だけを見ると、結果3-0の完勝のように見えるが、必ずしも褒められた試合ではなかった。 特に出だしの20分は、全くボールが廻らず、イライラする互角の展開。
テリーが軽い筋肉痛、というか筋を傷めて安全をとって、ベンチ外、ダビドがセンターを勤めたので、当然見るほうは怖い。 まあ、大きなミスはしなかったが、後ろからパスが廻っていかないので、攻めも中々組み立てられなかった。
それでも、次第にチェルシーの一方的な展開となり、結局、今やプレミアで最もホットな選手と評価されるに至っているアザールのシュートで3得点。 ゴール自身は必ずしも個人技ではなく、1点目は自分で持ち込んだボールを右に出して、イヴァノビッチから戻ってきたセンタリングを見事に決め、2点目は自分で右から切り込み、中央のエトーにパス、エトーがヒールでバックパスをしたところに飛び込んで決めたもの。
後半、ダメ押しの3点目はランパードにPKを譲ってもらってハットトリック。
いずれも、チームメートとの協力で得点しているが、決められたのはアザールの個人的能力。
他にもいくらでもチャンスはあったのに、エトーはじめ、誰も決められなかったのは、相変わらず歯がゆいかぎり。
でも、今日は他の上位2チームがこけて、一躍
トップに躍り出た。
アーセナルはリバプールに最初の19分で4失点とボコボコにやられてしまっただけでなく、ベンゲルは帰り道Liverpoolの駅で、すってん転んで助け起こされる始末。 厄日ですね。
ManCは、今までは何も考えずにやりたい放題攻めあがっていたものが、チェルシーの亡霊に悩まされ、あっ、フリーの筈がシュートコースにテリーの生霊が、、、、振り返ると後ろをボールを持ったウィランが走り抜けていく、慌てて守備に戻ろうとすると、右から左からアザールの生霊が駆け抜ける、とノリッジ相手にニルニル、引き分けてしまった。
もはや、チェルシーに怖いものはない、、、、(か)。
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