Joseの青写真は、今年はカップの一つもとれれば上出来、プレミアのタイトルは来年以降、それでも数年のうちに、チャンピオンズリーグとのダブルを達成して、リーグの監督からは引退。 その後請われてイングランドの監督に就任、と言うものだったから、この時点でのトップと言うのは計算外だ。
だから、今シーズンのチェルシーはおとなのサラブレッドの間にはさまれた子馬とか、ジャガーと並んで走る軽自動車と言うのは、ライバルにプレッシャーを与えるマインドゲームという側面もあるけれど、正直な気持ち、このまま優勝できるわけがないし、優勝できたら世の中甘すぎる、という気持ちがあるのだと思う。
と、まあそう言うわけで、降格の危機が今そこにあるWest Bromに引き分けてしまった。 それも終了間際の失点と言う、昔は絶対になかった形、昨年からは時々起こる情けない形だ。 この10試合は、緊張感あふれた守りでこんなことはなかったのにね。
ロンドンは朝から雨と風の大嵐と思ったら、バーミンガムへ向かう途中ではきれいに晴れて、久しぶりに美しい中部イングランドの平野を走った。しかし、West Bromで雪が降り始めて、寒かった。
試合は、相変らず出だしはスロー、そのうちにペースをつかむが、決めきれず前半戦終了と思ったところで、コーナーからクロスが敵味方の両方の足元を抜けて、反対側(左)にいたイヴァノビッチの足元へ、タップインして先制。
後半は完全にチェルシーペースだが、相変わらず決めきれず、試合をKill Offできない。
その内、70分頃連続して不利なジャッジが下されると、全員がイライラして、ミスを連発。
見ているほうがヤバイなあ、という気持ちになったら、これがJoseに伝染して、78分にMikel投入、これは早過ぎたと思う。 もう少し、勝ちに行く気を見せても良かったのではないか。
で、もって、あらあら、コーナーキックの何もないところから86分に失点。 必死になって勝ち越し点を取りに行くが、今更間に合わず、1-1引分け。
テリーが不在でランパードがベンチ、チェクがキャプテンマークをしていたが、やはり経験値がないと、どうしていいのかピッチの上が分からなくなるのだろうか。
今週は各チームとも週中の試合、翌日Arsenalが引分け、ManCityは悪天候のため中止で、何故か首位を継続、しかしArsenalはManUとの引分けだから、WestBromとの引分けとは、質が違う。
ManCityはサンダーランドとの試合の順延がから、3ポイント定期預金にしたようなもの。
まあ、やっぱり今シーズンは無理かなあ。
そう言えば、試合中通してRamiresがブーイングを浴びていた。 ホームの試合でロスタイムにPKを貰ったのが、チートだったと根に持たれているのだ。 ホームも辛うじて引分けだったから、Home/Awayで勝ち点2だ。 WestBromにこれではなあ、 ManCには勝ち点6なのに。
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