Chelsea 2 Torres(20)、Mata(53)
Arsenal 1 Who'reYa(42)
チェルシーの得点は2点ともFKのセットプレーから。
Torresのゴールは見事と言えば見事だが、前にいたDFの後ろから足だけを出してのシュートで、Torresに気を取られてボールを見てなかった、DFのミス。Mataの得点も、何でもないFKをクリアできずにそのままゴールに見送ってしまったアーセナルDFのミス。
アーセナルの得点は、PK内をボールが行きかって、ゴール前でウロウロしていたGervinhoに低いクロスが入ってきて、Terryが詰めきれずにスペースを与えたら、振り返りざまに見事に決められた。 こちらの方が流れの中から決められた。
80分過ぎからはホームのアーセナルが必死の攻めを見せ、心臓が縮む思いがした。少なくとも2回はもう駄目だと思ったものをCeckのスーパーセーブに救われた。これらが決まっていたら逆転負けするところ、と言うか一個でも決まっていたら引分けになるところ。
実際BBCによれば、ポゼッションがChels 49、Arse 51、シュート 10(5):14(5)、コーナー5:6だそうだから、引分けが本来妥当なところだったのかも知れない。
ところが、帰ってみたBBCの解説(早い試合だったので、3時からの選挙速報で解説していた。)では、Chelseaの完勝と。 ディオン・ダブリン(Ex弱小チーム渡歩き)とマーティン・キーオン(ExArse)がともにアーセナルはディフェンスが駄目だ、と。確かにDFのミスと言えるからそうかもしれないが、ミスでしか得点できなかった、チェルシーも駄目なんじゃないかなあ。 マーティン・キーオンに至っては、チェルシーの攻撃的なMF達は、ボールをじっと抑えてアーセナルの選手がチャージしてくるのを誘っている。それぐらい能力に差があるからアーセナルはまだまだだ、と。
大層結構な評価であるが、特に前半なんか、チェルシーがいたずらに後ろでボールを回しても、アーセナルのプレスがきつくて、ハーフラインを超えるのに随分苦労していたし、アーセナルの方がボールを奪ってからPKエリアまで来るのが随分早かったように思う。 更に言うと確かに、PKエリアのそばでMataやHazardがボールを抑えていた時間帯があった。 しかし、あれはチェルシーの他の選手が全然動かず、パスの出しどころが無くなってしまったからであって、アーセナルのプレイヤーが仕掛けてくるのを誘っていたというような偉いものではなかった、と思う。
とは言うもののOscarは良く走って戻り、DFにも貢献していた。貢献し過ぎてカードを貰って、後半交代させられたが。(ダビデもカードを貰って交代。)
前半は、先制したものの、今一、後半は最初なぜか集中力の不足した立上がりだったが、リードしてから、70分前後にはボールを取られてもすぐ取り返し、波状的な良い攻撃の時間帯があった。あの時間帯の攻撃が維持できるようになったら、強いチームと安心して見られるだろう。
Emirates Stadiumは初めてだったが、アウェイ席はゴール裏の1階の半分に押し込められており、昔のHibury の時と同じで決して見やすい席ではなかった。 何故か今回も一番後ろだったので、景色の上が二階席の床で切取られたシネマスコープのよう。 ただ、まあ、Hiburyの時ほど酷くはなくて、高く上がったボールでも見失うことは無かった。 選手には近いので、バルサやニューカッスルのアゥエイよりはまし。 椅子の感じはスタンフォードブリッジより少し重量感があったが、所詮はプラスティックで大差なし。
1 件のコメント:
初めてHiburyに行った時、全体として広さは変わりなかったけれど、どちらか片方のゴール裏の後ろが随分高く広がっていた記憶がある。
Emiratesも、1階のゴール裏から見てると、向こう側のゴール裏が高く聳え立っている感じがしました。後は、やはり一回り大きいんじゃないかな。 例えば、1階の奥行きとか。StamfordBridgeの1階は結構浅かった記憶があるし。 まあ、四方がBridgeのWest Standで囲まれていて、それに四隅が埋まっているので、ピッチは四角いけれど、上へ行くほど楕円、円形に近い形になっている、という感じでしょうか。
でもまあ、敵地だし、勝った後はひたすら逃げるように帰ってきたので、あまり良く
わかりませんでした。
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