Chelsea 2 Oscar(31, 33)
Juventus 2 Vidal(38), Quagliarella(80)
今シーズンチャンピオンリーグの初戦はホームのユベントス戦。
例によって、チャンピオンリーグではシーズンチケットの座席の後ろ側に各国メディア用の即席実況席が設けられる。
自分が見ているのと同じシーンから実況されているというのは少しいい気分だ。
チャンピオンリーグの連覇というのは未だ例がないそうで、昨シーズン辛うじて優勝したチェルシーが連覇できるとは、ファンも含めて誰も思っていない。
何よりも今年のチェルシーはプレミア開幕3連勝1分でトップとは言え、たまたま感が強く、とてもチャンピオンという試合振りではないので、あまり期待できない。 チェルシーでも強い時、本当にチャンピオンだった時期は負ける気がしなかった、というか点を取られる気がしなかったが、今は何時でも点を取られそうな、相手が点を入れたらこちらは絶対点が取れなさそうな気がする。
と、今一意気が上がらないこの頃で試合が始まった。 強いはずのJuventusだがそれほど迫力はない。それぞれの時間帯が10分、15分と続くが双方とも単純なミスでボールを取られて決定機にならない。 と、思ったら今日が先発初戦のOscar君30分過ぎPKエリアの境界線ぐらいで打ったシュートがデフレクションもあって、きれいに決まって先制。その2分後、今度も同じような位置だが、後ろ向いて受けたボールをワントラップして振り向きざまに打ったシュートが見事に右上の隅に決まった。
このシュートは本当に見事、Torresでもこんなシュートを決めたことがない。というか、翌日の新聞ではStamford Bridgeで最も見事なシュートと絶賛されていた。(今は昔、スタニッチのデビュー戦対WestHam 右サイド、リフティングしながらのロングボレーシュートと言うのがあったのだが、覚えている人は少ない。)
2-0で勝負が決まれば良かったのだが、その後は攻めても点は取れず、逆にJuveのほうが数少ないチャンスをものにして、終わってみれば2-2の引分け。失点するときは瞬間裏を取られたり、ゴール前で不用意にボールを取られて、一瞬シュートスペースが空き、簡単に決められてしまった。 On Targetのシュートを打たれたのは2本だけだったと思うが、その2本を決められたのだから、世話は無い。
やっぱり、王者の試合振りじゃないなあ。
勿体無い引分けだけれど、まあ、今の実力なら仕方ないと言うか、この程度で良かった。これから先チームが熟成して強いチームに早くなるよう期待しよう。 それにしても、Oscar君の先発デビューは最高だった。
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