Chelsea Factory

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火曜日, 9月 25, 2012

8月22日 対Reading (Home)

Chelsea 4 Lampard(Pen)18,
Cahill 69, Torres 81, Ivanovic 90+5

Reading 2 Pogrebnyak 24, Guthrie 29

待ちわびたスタンフォードブリッジの開幕戦。
でも、わけの分からないカップ戦が来週末に入った都合で週中のナイトゲームというのは、何となくしまらない。

Hazardのところで必ずボールがキープされ、PKエリアまで確実に運ばれる。素晴らしいプレー振りで出だしからReadingを圧倒、18分にはPK内でHazardが倒されて、Lampardが決める。 まるでデジャブな前半、と思ったところがそれから先も、デジャブ。 ボールは回るが前に進まない。進んでもせいぜいハーフチャンスと言うところ。
と、思っているうちにセンターライン付近で取られたボール、カウンターで右サイドに流されて、絵に描いたようなセンタリングをドカンとヘッダで決められて同点。 ほんの数分後にも不用意にボールを取られて、失点。Readingは2回のチャンスで2点。 前半終わって、ブーイングこそ出ないものの、ため息。
後半も前半の終わり際と同じような調子で推移、チェルシーはボールをまわすが決定的な突破や走りこみが出来ず、たまにポーンと来るQPRのカウンターに大慌て。 60分も過ぎると、おいおいこのままかよ、何とかしろよ、とイライラ。救い主は思いがけないところから。 PKエリアを十重二重に取り巻いていると、センターバックのCahillが思い切りのロングシュート、これがズドンと決まって同点。 普通、これは空へ向かったり、脇へ失望のため息とともにそれたりするものだが、今回はキーパーの体のすぐ横を目にも止まらぬ速さで決まった。(キーパーのミスと言う説もある。) Cahillは失点の際、ヘッダが完全に競り負けたというか競れなかった責任をここで取り返した感じ。

同点になってからは、チェルシーの得点はもう時間の問題と攻め立てる。 少し手こずったが、81分にTorresが決めて逆転。 Readingも終了間際に怒涛の攻め、最後はキーパーまで上げて意地を見せたが、これを跳ね返してHazardがフリーの一人旅、ゴール前で後ろから走りこんできたIvanovicにスクエアパス、Ivanovicが無人のゴールへ、これをIcing on the cake。

結果は4-2、ポゼッションが72-28(本当かなあ)、と言うが、1-2で負けていても不思議でないゲーム。
まだまだChelseaを強いチームだとは呼べない。無駄にボールをまわして決定機がないと言うのはその内なおるだろうが、ディフェンスの脆さは王者のものではない。