シュート24本、枠内8本、枠外でもポストや決定的なチャンスがいくつかあったのだが、Alonsoのフリーキックからの1点しかとれなかった。 まあ、その代わりクリーンシートだから、それはそれでいいのだが、心臓には良くない。
火曜日お休みのモラッタが今日もお休み。休養というより、前回のアザール、ペドロ、ウィランのコンビが良くはまったので、もう一度試してみたいと言うこと、モラッタにはもう少し精神的休養を、と言うことだろう。
アロンゾはこれでチェルシー加入後10得点、4アシストと14点に絡んでいるが、これはプレミアの全ディフェンダー最多、今シーズン打ったシュート数はモラッタに次いでチーム2位と。 しかし、これはアロンゾの対人守備の下手さ加減と裏腹ではないかと思う。
親の七光りがありながら、レアル・マドリッドではトップチームに昇格できず、イングランドのボルトンやサンダーランドと言った2流チームで苦労、チェルシーに来ても守備はプレミアクラスではないと酷評されながら、好きなフリーキックの練習だけは人一倍欠かさず、シュート力だけは認めて貰えるようになった。コンテのバック3の隣のウィングバックとしては、そこまで守備は万全でなくてもいい、早く戻って来てさえくれれば、と言うことで思わぬところで趣味の攻撃力が役に立った。
コンテはアロンゾの守備力は未だに不満のよう(常に新しいサイドバックを求めている。)だが、コンテの3バックだからこそ、アロンゾの思いがけない攻撃力が生きている。そういう意味では、アロンゾはコンテにたいそう感謝しなくてはいけない。
因みに、正反対と言うか、同様のことが反対側のヴィクター・モーゼスについても言える。モーゼスは基本がFW/アタッキングMFであり、攻めが本職である。
サイドでボールを受け取ると、シュートを打つことも、相手を交わして中へ切り込むこともできる。従って右側を駆け上がり、内へ切れ込まれると大きな脅威になることから、相手の守備体系が崩れ、相手MFも上がり切れなくなる。そういう意味でモーゼスは守備にたいそう貢献している。 守備固めのZappacostaのような、殆どバック5のように下がって、上がってもひたすらセンターへめくらめっぽうクロスを放り込むだけなのとは違う。(守る方は大柄な選手をエリア内に配置さえすればいい。) ただ、皮肉なことにモーゼスはシュート力がゼロというか、ゴールの前に行くとキーパーにパスするか、あの世の彼方に打ってしまう。それが、過去ローン先でも先発として定着できなかった理由だと思う。もし、今までモーゼスが1対1のチャンスを全て決めていれば、アロンゾの2倍は得点していたことだろう。モーゼスはその攻撃力故に、守備に大変貢献している。この役割を与えてくれたコンテにやはり感謝しなければならない。 (ちなみに、チャンスでのシュートの下手さ加減はバカヨコと双璧だ。)
余計な印象はともかく、格下相手に無難に一つ消化とは言え、これから約2週間で6試合、殺人的スケジュールが続く。てか、11月18日以降週2回の試合が8週連続で続くって、これプレミアはサッカー界のブラックじゃない?
Chelsea (3-4-3): Courtois;
Scorer Alonso 45+3
Southampton (3-4-2-1): Forster; Yoshida (c), Romeu, Bertrand; Gabbiadini (Austin 61).
Unused subs McCarthy, Van Dijk, Davis, Tadic.
Booked Yoshida 45+2, Redmond 87, Stephens 87.
Referee Roger East
Crowd 41,562
Unused subs McCarthy, Van Dijk, Davis, Tadic.
Booked Yoshida 45+2, Redmond 87, Stephens 87.
Referee Roger East
Crowd 41,562
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