開幕戦Hull Cityとのプログラム、表紙の外側にもう一枚厚いページが綴じこまれていて、この10年間のスナップとともにアブラモビッチからのメッセージが載っていた。
曰く:
私たちは皆さんと一緒に素晴らしい10年間を過ごすこtができました。 それもこれも皆さんの応援がなければ成し遂げられなかったことです。
皆さんのサポートに感謝します。 これからも何年もずっと続く成功の年に向けて、乾杯。
Roman Abramovich
乾杯と言うからには、皆にシャンペンでも振舞ってくれたらいいのに。 アブラモビッチとしては4万人全員にシャンペンを振舞うぐらい、コスト的には痛くもかゆくもないのだろうけれど、残念ながら物理的に出来なかった、のだろう。
と、言うことでファンは皆自分がアブラモビッチになったつもりで、自腹で乾杯していました。
(チェルシーファンになると言うことは、こういう勘違いをしょっちゅうやるということで、とてもお金がかかるのだ。)
普段はめったに表に出ないアブラモビッチだが今回ファンに直接メッセージを送っただけでなく、試合前にはドレッシングルームを訪れ、試合に出ない控えやスタッフ全員に挨拶したそうだ。 アブラモビッチの観覧席は私の席の真正面にあるが、今回は珍しくジャイアントスクリーンに一瞬彼の写真が移り、それを意識したアブラモビッチが恥ずかしそうに軽く手を上げる場面もあった。
しかし、あれからもう10年。
スタンフォードブリッジを歩いていたら知合いに会って、チェルシーがロシア人に買われて、今、中でケンベイツと契約しているらしい、と言われたという現地ファンサイトの記事、訳のわからんロシア人なんてどうせガセだろう、という反論コメント等を読んで、本当にお金がないんだなあ、でも訳のわからんロシア人って、マネーロンダーリングは大丈夫かしら、また変なスキャンダルに巻き込まれるのだけは勘弁して欲しいとか思っていたのが、本当にこの間のような気がする。
クラブにも色んなことがあった。個人的にも色んなことがあった。 まあ、個人的なことの方が波乱が大きかったかな。 まだ、C/Lに優勝もしてないし。
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