Chelsea Factory

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水曜日, 11月 27, 2019

ケパ、バークレー、罰金などなど

  セットプレーからの失点がリーグでも目立って多いので、ゴールキーパーコーチに現在ダービーでキーパーコーチをしているシェイ・ギブンを雇おうとランパードが考えているとの記事があった。
シェイ・ギブンと言えば長い間ニューカッスルでキーパーをしており、選手時代がランパードと重なっており、今はダービーのキーパーコーチ。特にハイボールの処理が上手だった記憶はない。むしろプレッシャ―に滅法弱く、バックパスに絡まれてボールを取られたり、中途半端なミスキックをすることが多く、彼がキーパーの時はFWに兎に角絡みに行け!と叫んでいたものだった。
  出場機会のないまま、何時の間にかキーパーコーチになっているイラリオに失礼な話だが、まあイラリオに特にコーチとしてのノウハウがあるとは思えず、彼の場合はキーパー周りの雑用係の感じはする。しかし、チェルシーにはハイボールの処理に関する安定感でクディチーニから正キーパーの座を奪ったチェクが戻っている。
スーツにネクタイでテクニカル・ダイレクターとかすましているチェクに、一日ワークアウトとか言って、コーナー、ハイボール処理セッションを組ませればいい。そっちの方が絶対ギブンを連れてくるより有効だと思う。ケパに対する説得力も恐らく全然違うだろう。

  前シーズンは怪我もあって全く使われなかったバークレーが今シーズンは出だしから良く使われたが、ジョルジーニョ、コバチッチの復活やマウント、プリシッチの活躍でまた出番が限定されてきた。ところがイングランド代表で2得点とアピールして中盤のポジション争いに改めて名乗りを上げたところで、足首の怪我で休んでいる。
それで気持ちが荒んだのかどうか、地元リバプールで深夜、明け方にタクシー運転手と釣銭のことで喧嘩、警察沙汰になったビデオが流出。この騒ぎが一服したと思ったら、怪我の為インターナショナルに出場できず、その間クラブの許可をもらって遊びに行っていたドバイのホテルで上半身裸で踊り狂っているビデオ(何が悪い?)がまた出回って顰蹙を買っている。 ランパードは、まだ若いから仕方がないが、もう少し自覚を持たないとという程度で、怪我が治れば出来次第で普通に使う、と言っている。ランパード自身も若い時には何度か新聞沙汰になったことがあるから、理解があると言いたいが、監督になると酔っぱらって騒ぐようなことにとても厳しい監督ではないか、と言う気がする。

チェルシーのトレーニング・センターに規律違反(遅刻)の罰金一覧表が張り出された。これによると、練習日に遅刻すると£2,500、更に15分ごとに2,500追加。 その上で実際のトレーニング開始に間に合わなければ£20,000とか。
  ランパードによると、別に彼一人で決めた訳ではなく、主将のアスプリクエタ(これまた真面目の代表だ。)と話し合って決めたもので、特に自分が厳しいわけではないと言っている。 今まで、練習に遅れると罰金と言う話は聞いているが、どこも内規みたいなものでそれが表に出てきたのは初めてのこと。モリーニョの時でも張り出されたりはしなかったのだろうと思う。
  まあ、こんな金額になると、アザールやカンテはともかくトモリクラスではかなり厳しい。最若手のビリー・ギルモアなんて絶対遅刻できない。下手すると毎週マイナスになる。因みに、この罰金はクラブに入るわけではなく、チャリティに寄付される。 恐らく寄付金控除の対象になるのだろう。突然チェルシーの誰かが年度末に大口の寄付しているとしたら、それはとても遅刻が多いからかもしれない。それにしても、20歳やそこらでこんな罰金が行き交うような生活をしていると、まともな金銭感覚は身につかないね。

  そう言えば、試合前のウォームアップ、先発選手は全体でパス交換やミニゲーム、フィジカルウォームアップ、シュート練習を行うが、控え選手はそれぞれ適当にダラダラとアップするのが今までで、時には出てこない選手もいた。ところが、ManC戦では控え選手も全員でフィジカル・ウォームアップを行っていた。
  ランパードはチェルシ―の選手としては最多得点記録を持っているが、天才的な選手ではなく、プレーぶりはフレアがなく実直、地道に練習を重ねて大成したと言う印象がある。 そんな彼にはいい加減な部分が許せないのではないか。控えでも試合前のウォームアップはフィジカルコーチの言う通り、まじめにやれ。遅刻の罰金も、明確に決めて、厳密に運用する。 最初だから今はいいけれど、何につけいい加減なイギリスでそれらがどこまで通用するのか、やや不安。








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