Chelsea Factory

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日曜日, 11月 24, 2019

11月23日 Vs Man City (Away) 1-2 Lost

マンC相手にポゼッションが上回った(53/47)と言うのは、奇跡的なことだ。今まで、マンCにはボール捌き、パス回しで圧倒的に劣り、ボールポゼッションは諦めてカウンターに賭けるしかなく、結果的にボール占有率は惨憺たるものだったから。しかも、今季は従来のパスへのこだわりは捨てて、より直接的な組み立てと言うことで、ポゼッションは一般的に低下している状態なのだから。
それでポゼッションが上回ったと言うことは、チームとしての熟成度が高まって来た、と喜んでいいことだと思う。しかしながら、細かくプレーを見て行くと、全般的にマンCのプレイヤー(MF、FW)の方がチェルシーのプレイヤー(DF、MF)よりもナノセカンド反応が早い。頭の回転も体のキレも。 結果的に、チェルシーは横パスを回してズルズル下がって来るのに、マンCはズルズル上がって来る。単に横パスをやり取りしているだけに見えて、マンCは突然スペースにフリーの人間が現れる、チェルシーは間合いを見て前にスルーパスを送るとカットされて通らない。ボール離れの良くないコバチッチは球の行き先を探している内に、絡まれて球をとられ、DFは相手を数人で取り巻きながら、簡単に隙間を抜かれる。ランパードは試合後ディテイルへの気配りの差だけ、と言っていたが、要は相手の方がやっぱり、少し上手なのだ。
マウントを先発から落としたのは、足首の故障への配慮もあったのだろうが、週中チャンピオンズリーグ、バレンシア戦を考えてのことだろう。この日、見ていてカンテが中へ入るためか、右サイド、ウイリアンとアスプリクエタの間に大きなスペースが空くことが気になった。相手のスターリングが冴えず、このスペースを突かれることがなく、助かった。一方左サイドからの攻めも、今一スムーズではなく、早い時点で、エマーソンがジェームズに変わった。前の試合では、アロンゾが早い時点でエマーソンに代えられた。左のサイドバックがどうもランパードの期待に沿わないみたい。アスプリクエタは、ランパードがいる頃、左サイドを務めていたことがあるので、もしかしたら、今後このセットアップが標準になるかもしれない。(1月アロンゾの前途に不安)
  後半15分タミーに代わったバチュワイは後ろからのロングパスに、センターライン近くで3回オフサイドを取られた。 短い時間の間にこれは、注意力散漫としか言いようがない。一方タミーの方はやはり、この試合でも後ろからの長いボールを攻撃につなげるのが上手だ。ただ、ゴールまで食いついてシュートまでいくべきところをコーナーだろうと見送るような消極的なプレーがあった。(結果はゴールキック。)もっともっと、どん欲にならないといけない。
  勝っても不思議ではないような試合内容ではあったが、負けてしまった。ここまで3敗はマンU、リバープール、マンCの強敵相手で点数的には惨敗のマンU戦も含めて強敵相手に善戦、勝っても不思議ではない内容だったが負けたところが、ランパードの現在の限界のように思う。 選手の成長に伴い、此処にプラスαが加わるかどうかが、トロフィーへの分かれ目だ。

Chelsea (4-3-3) Kepa; 
Azpilicueta (c), Zouma, Tomori, Emerson (James 59); 
Jorginho (Mount 74), Kante, Kovacic; 
Willian, Abraham (Batshuayi 74), Pulisic
Scorer Kante 22
Unused subs Caballero, Christensen, Pedro, Giroud
Booked Jorginho 62

Manchester City (4-3-3) Ederson; Cancelo, Stones, Fernandinho, Mendy; Rodrigo (Gundogan 51), De Bruyne, David Silva (c) (Foden 67); Mahrez, Aguero (Jesus 76), Sterling
Scorers De Bruyne 29; Mahrez 37;
 Sterling 90+3 Ruled out by VAR
Unused subs Bravo, Walker, Angelino, Otamendi
Booked Gundogan 90+1

Referee Martin Atkinson

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