Chelsea Factory

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日曜日, 11月 10, 2019

11月09日 Vs Crystal Palace 2-0

前半は点こそ取れなかったものの、クリスタルパレスのシュートゼロで、落ち着いてみていられた。以前なら、このまま無得点で終わるのではないかと不安になるところだが、今のチェルシーにはそのうち必ず得点できると言う自信のようなものが感じられる。(何時失点するか分からない、という不安感はぬぐえないが。)
  予定通り、後半エブラハムとプリシッチの得点で2-0の快勝。相手のエース、サハを新人のジェイムスと前からウイリアンの二人で抑え込んだ。パレスの攻撃陣に迫力がなく、多少ミスしてもやけどする前にすぐボールを取り戻すことができた。(トップ2相手なら、こうはいかない。)
  エブラハムは、シュートが特に上手という訳ではないが、態勢を崩したり、相手とぶつかりながら競っても、体の中心を建て直して、とにかくシュートが打てるのが、得点を重ねている理由だろう。今までのベテランFW陣と比較しても決して引けを取らない。むしろ、キーパ―からのロングボールを受けて、キープしたりパスをしたりするホールドプレーは、ハッセルバンクやドログバ、モラッタなんかより上手な気がする。
  プリシッチはこの試合も、後ろからボールの飛んでくるところに飛び込んで、頭で決めた。ドリブルで抜いたり、見事なシュートで決めたりするのではなく、こういう形で得点が続くのは、もしかしたら、特別な嗅覚がある、大物なのかもしれない。あくまでもこの3試合だけのことかもしれない。

  一瞬、マンC、レスターを抜いて2位に上がったが、数時間後には、レスターが勝って暫定3位。
ポピーは第一次世界大戦等、全ての戦闘で
無くなった兵士を悼む平和のシンボル
続いてのレスターとアーセナルの試合をテレビで見たが、両チームとも中盤が極端に短く、右から左、左から右へとボールが素早く動く大味な試合。チェルシーがこんな試合をしていたら、絶対に失点するなと思って見ていたら、やっぱりアーセナルが失点した。ボールが自陣、敵陣と同じように大きく動いても、完全にレスターのペース。アーセナルには大きく動いたボールを決めることができる可能性が見えず、レスターはバーディ以下、必ず決められそうに見えた。アーセナルは完全な自信喪失状態。
  スパーズもシェフィールズユナイティッドに勝てず、低迷。むしろ今季昇格のシェフィールズユナイティッドが5位浮上と大活躍。
  今季立上りに格下相手にリードを守り切れず引き分け、前途多難を思わせたが、その引き分けた相手がレスターとシェフィールズ。チェルシーが手こずったのも、実力通りだったのかもしれない。それに引き換え、他のトップ6、アーセナル、スパーズ、ユナイティッドの情けないこと。笑ってしまう。
  9月28日ブライトン戦に勝った後、「今までの6試合はチームとしての準備段階。これからどんどんタイトになって、この日から奇跡の勝利街道が始まる予感がする。」と書いたが、まさに炯眼、プレミア6連勝だ。インターナショナルブレークが好調に水を差さないことを、切に願う。 

Chelsea (4-2-3-1): Kepa; James, Zouma, Tomori, Emerson;
Kante, Kovacic; 
Willian (c), Mount (Gilmour 87), Pulisic (Hudson-Odoi 79); 
Abraham (Batshuayi 72)

Scorers Abraham 52, Pulisic 78
Unused subs Caballero, Christensen, Giroud, Azpilicueta
Booked Willian 17, Emerson 31, Kovacic 33

Crystal Palace (4-1-4-1) Guaita; Ward (Kelly 44), Tomkins, Cahill, Van Aanholt; Milivojevic (c); Townsend, Kouyate (McCarthy 81), McArthur (Schlupp 69), Zaha; Ayew
Unused subs Hennessey, Dann, Benteke, Riedewald
Booked Zaha 21, McCarthy 90+3

Referee Mike Dean
Crowd 40,525

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