オリンピックスタジアムでのWest Ham戦、リーグカップで負けているので、印象が良くないスタジアムだ。
West Hamの戦法は簡単で、プレスをかけてボールを取ったら、エリアの側までは慎重に回して持ち込み、側まで来たらとにかくAndy Carolの頭めがけて放り込むだけ。
立上り、またチェルシーは調子に乗れず、West Hamのペースだが、ケイヒルがキャロルについて良くマーク、最後が放り込むだけなので、決定的なピンチにはならない。
とは言え、あまりに中盤でボールを失うので、今日は良くないなあ、と話していたら、25分カウンター一閃。 自陣側中盤でカンテがボールを奪って、アザールへ、アザールが左サイドを駆け上がって、中央のペドロへパス、ペドロはそのまま内側に走りこんできたアザールにパスを返すと、アザールはDFとキーパーを交わして、ゴール。 カンテがボールを奪ってから11秒、ボルトとはいかないが桐生かケンブリッジか。
後は、どんなにWest Hamがボールを回しても、決定的なチャンスはチェルシー。 前半追加点は奪えなかったが、後半開始後5分でコスタがコーナーのこぼれ球を膝で押し込んで試合は決まり。
その後もチャンスは何度も作るが駄目押しは出来ず。特に、狭いスペースの奥深くからアザールがゴール前のコスタにパス、DFに囲まれながらコスタが反転してのシュートはキーパーの指先でセーブされたが、いいプレーだった。
ロスタイムに入ると、West Hamの観客は殆ど帰り、チェルシーサポーターは試合そっちのけでお祭り騒ぎ、こうなるとカウンターでチェルシーがIcing on the cakeの駄目押しか、West HamがConsolationのゴールかどちらか。アロンゾがキーパーと1対1のチャンスを外して、その後集中力を欠いて、失点してしまった。
試合後のConteのインタビューは厳しい。
「最後に失点するのは、2回目、アーセナル戦と今日と。これは何とかしないいけない。」
「Kanteはまだまだもっと良くならないといけない。パスを50回出したが5回ミスした、このミスをなくさないといけない。」
これには滅茶苦茶言うわ、と思わず笑ってしまった。Kanteの役目はパスを出すことじゃないだろう、パスを出すのはセスクの仕事、それでもパス成功率90%は十分高い、そこまで言うか、と。
そうしたら、Conteが笑って付け加えた。「いや冗談だよ、何かKanteにも課題を与えないといけないと考えて、言ってみただけだ。」
最後の失点は余計だったが、勝つべき試合を無事に勝ち切った。
Chelsea (3-4-3): Courtois;
Azpilicueta, David Luiz, Cahill (c);
Moses ( Zouma 77), Kante, Fabregas ( Matic 64), Alonso;
Pedro, Diego Costa, Hazard (Willian 74).
Unused subs Begovic, Terry, Loftus-Cheek, Batshuayi.
Scorers Hazard 25, Diego Costa 50.
Booked Fabregas 45+2
West Ham (4-3-3): Randolph; Kouyate, Fonte, Reid (Byram 64), Cresswell; Noble (c) (Fernandes 77), Snodgrass, Obiang; Feghouli (Ayew 64), Carroll, Lanzini.
Unused subs Adrian, Collins, Masuaku, Calleri.
Scorer Lanzini 90+2
Referee Andre Marriner
Crowd 56,984
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