中盤では、Man Uの規律のとれた中盤がChelseaより、やや勝ったように見えたが特に決定的なチャンスは作れない。時間の経過とともにChelseaの個人技が次第に実力を発揮、決定的なチャンがいくつか訪れる。
中でも相変わらず、キレキレの動きを見せたのがHazard、2月月間最優秀ゴールに並ぶような走りをみせ、シュートまで行ったが、惜しくもファーポストの外側。
兎に角、Hazardがボールを持つと止まらない。ManUディフェンスは反則で止めるしかない。抜け出そうとしたHazardに対する反則が気が付いただけで、30分過ぎまでで4回。 ちょっと酷いんじゃないの、と思ったらレフェリーがManUキャプテンのスモーリングとDFフィル·ジョーンズを呼んで、今のはカード出さないけど、特定の個人に対するカードぎりぎりのファウルが続いているのは極めて不本意、今度やったらカード出すからね、と一旦プレーを中断してのお説教。
ところがその数分後にManUヘレラが抜け出そうとしたアザールの足をかけてファウル。このファウル自体はカードが出るほど危険なファウルではないように見えたが、レフェリーにしてみたら、今言ったばかりじゃないか、お前は俺を舐めとんのか、とカード。ヘレラはそれまでにもアザールへのファウルでカードをもらっており、2枚目、レッド。
これで勝負あった。それまでは緊張感のあるゲームだったが、それからは緊張感の種類が全く違う、Chelseaやりたい放題の一方的なゲーム。緊張感は、Chelseaが決めることができるか、何時決めるかに絞られた。
Kanteミドルシュート |
それでも、ManUも抵抗。前半は何とかしのぎ、後半もミラクルなキーパーのセーブや、何で入らないのと言うようなプレーで、何とか守っていたが、ゴールは思いがけないところから来た。 エリアの外側を回している中で、KanteがDFの隙間を狙ってのミドルシュート、これがきれいにキーパーの左を抜いて、決まった。
キーパーの左を抜いて入った。 |
その後もChelseaが一方的に攻め、一時期は相手のクリア以外ボールが自陣に戻ってこない時間帯が続いたが、が決まらなかった。
Daily Mailによる、プレミア被ファウル数。 アザールがいかに被害にあっている かが良くわかる。 |
いずれにせよ、レッドカードで試合は決まってしまった。まあ、それでも試合を壊さないようにManU、モリーニョは良く頑張った。
注目された中盤対決は、前半PogbaもKanteから球を奪ったり、それなりに悪くないじゃないかと思ったが、一人減って役割が限定され、加えてKanteは自由に動き回れ、ゴールも決めてKanteの圧勝のような形になった。
これもMail紙から。 |
FAカップ、次はSpursが決定。4月22/23日。
Spursも優勝の目が無くなれば(恐らくその頃にはなくなっているだろう)、必死でやってくるだろうし、Kane、Ericson、Aliの攻撃陣はChelseaのような華麗さはないが、得点力はある。
ただ、十分勝てる相手でもある。何とか2冠を制したいものだ。
(Kaneが足首の怪我だそうで、何とかChelsea戦まで怪我が長引いてくれ、と言うのはスポーツマン精神に反するかなあ。)
Chelsea (3-4-3): Courtois;
Azpilicueta, David Luiz, Cahill (c);
Moses (Zouma 88), Kante, Matic, Alonso;
Willian (Fabregas 81), Diego Costa (Batshuayi 90+4), Hazard.
Unused subs Begovic, Terry, Chalobah, Pedro.
Scorer Kante 51
Booked Diego Costa 87
Man Utd (4-4-1-1): De Gea; Jones, Smalling (c), Rojo, Darmian; Valencia, Herrera, Pogba, Young (Lingard 81); Mkhitaryan (Fellaini 37); Rashford.
Unused subs Romero, Bailly, Blind, Carrick, Mata.
Booked Herrera 20, Young 78
Sent off Herrera 35 (second yellow)
Referee Michael Oliver
Crowd 40,801
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