Chelsea Factory

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火曜日, 11月 29, 2016

11月26日 Vs Spurs 2-1


首位を守ったので、急上昇とは言えない
かもしれないが、2連敗のあと連勝街道
驀進なので、急上昇は未だ続いている。
Blimey!!
凄い、7連勝、首位の座確保。

直接対決のSpurs以外、上位チームは全部勝っているから、一試合でもこけたら、致命的に転がり落ちる。
最も強敵と思われたSpursに勝ったのは大きい。

週中、Spursはメンバーを落としてチャンピオンリーグ敗退、そのショックはあるものの、何とかここは勝たないと前試合メンバーをおとした意味がない、と必死。

Chelsea (3-4-3): Courtois;
Azpilicueta, David Luiz, Cahill (c),
Moses (Ivanovic 80), Kante, Matic, Alonso;
Pedro (Oscar 83), Diego Costa, Hazard (Willian 76).

Unused subs Begovic, Fabregas, Chalobah, Batshuayi.

Scorers Pedro 44, Moses 51
Booked David Luiz 18, Willian 85
最近試合前の照明等派手、ダサいけど

Tottenham (4-2-3-1): Lloris; Walker, Dier, Vertonghen, Wimmer; Wanyama, Dembele; Son (Winks 65), Alli (N’Koudou 73), Eriksen, Kane.
Unused subs Vorm, Carter-Vickers, Trippier, Onomah, Janssen.
Scorer Eriksen 11
Booked Dembele 26

Referee Michael Oliver
Crowd 41,513

今や、先発メンバーは不動、と言うか連勝中なので、変えるに変えられない。 母親の忌引き休暇でブラジルに帰ったWillanが定位置をPedroに奪われて、奪取できない。
それにしても、控えがCesk、Oscar、Willanそれにバットマンという豪華さ、でも彼らの入る余地がないのも事実。
すごいなあ、と感心していると、開始直後からSpursの厳しいプレスに押されっぱなし。 ボールが自陣にピン止め状態で前へ行かない、ルーズボールはことごとく取られる、情けない有様。
手前で倒れているのがダヴィド、奥で倒れているのがケイヒル
呆然と立ち尽くしているのがアズプリクエタ。 情けない。
しかし、これは下位チームが上位チームに対して立ち上がり必死に頑張り、もしかしたら行けるかもと勘違いする典型的パターン、15分耐えきればプレスは弱りペースは取り戻せる、と思っていたら、15分持たず、エリクソンに見事に決められた。 

誰も止められないような素晴らしいシュートではあったが、こらあ!、スパーズで警戒が必要なのは、ケーンとエリクソン、この二人だけ。 この二人は絶対に自由にさせてはいけないと言うのに、そのエリクソンにきれいに決められたのでは、何のための3バックだ! 3バックは実質5バックに転換するから防御優先のフォーメーションというだけでなく、センターバックを3人投入するから防御優先と言われるのに、その3人がことごとく交わされて、エリクソンにシュートするスペースを与えてしまった。 ええい、恥を知れ。
ここで先行されて目を覚ましたかと言うと、全く覚めなかった。 立ち上がりほど一方的ではないものの、厳しいプレスに自分で後退する場面が目立つ。それでも何とか、多少はボールを前に運べるようになって、前半終了間際にPedro が見事なカーリングシュートで追いついた。

まあ、こうなるとペースはチェルシーに一気に移って、後半早々勝ち越し、その後も互角ながら決定的チャンスはすべてチェルシー。スパーズは遠くから打つのが精一杯、そんなシュートが一試合二本も決まるわけがない。75分にアザール(あまり調子良くはなかった。)を下げて、以降露骨に守りに入る。 さすがイタリア人監督と言うところだが、コンテがここまで守りに走ったのは珍しい。 終了の瞬間、カップ戦の決勝でもないのに、ケイヒルとアロンゾが地べたに倒れこんだ。

先行されたものの前半で追いついて、後半簡単に勝ち越し、逃げ切り、想定通りの展開のようにも見えるが、その実さすがダービー、選手へのプレッシャーは半端なかったのかもしれない。

苦戦の原因は、Spurs がケーン、アリ、ソンの3人でチェルシーの3バックに徹底的にプレスをかけ、バックから前線へのパスコースを消してしまい、結果チェルシーは両サイドが下がったフラットな5バックになることが多く、コンパクトなスパーズの中盤に競り合いで支配されてしまったことにあるそうだ。
スパーズ・ファン
他のチームもこれを真似てくるかもしれない、と。 でも、この対処法は簡単。 どんどん、前のアザールかコスタに飛び道具のロングパスを送れば良い。 5本のうち1本でも通れば得点機だし、それが怖くなって、プレスは弱まる。 と、私は思う。

Spursは結局、チャンピオンリーグも敗退、チェルシーにも負けて首位との差が広がる、最悪の週。
でも、所詮Spurs、勝つことには慣れてなくて、最後は負けることに慣れているから、特にショックはないだろう。



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