Chelsea Factory

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日曜日, 12月 06, 2020

12月5日 Vs Leeds (H) 3-1

最後にリーズと対戦したのは2004年、もう16年も前。2・3年は下にいて、まあすぐに戻って来るだろうと思ったら、16年もかかった。最も嫌いなチームだったが、幾星霜、恩讐の彼方、それだけ苦労したのだから許してやりたい気持ちもあるが、リーズに対する嫌悪感は半端ない。 今朝のBBCではChelsea Leeds 戦のことをMost disliked rivalryと言っていた。
ダービーではなく、地理的に離れているにも関わらず因縁の相手、と言うのは珍しい。

元はと言えば1970年FAカップからと言うことだが、さすがにその頃のことは知らないが、未だにメガストアでは白黒のDVDが販売されていて、持っている。私の反感は90年代後半2000年初頭のビドゥカ、キュウエル、或るいはリー・ボウヤやアラン・スミスといった暴力的なチームのリーズだ。

因みに、70年のFAカップ、リプレイ(引分け再試合)はBBCのSpecial Event 部門で史上第5位の視聴率を上げ28.4百万人が見ている。 一位が66年のワールドカップ決勝(イングランドが優勝した)、その他ダイアナ妃の葬儀、アポロの月面着陸などに次ぐ第5位、イギリスの人口は日本の約半分であることを考えると、これは半端ない。ローカルクラブ間の因縁の相手と言うのとは、ケタが違う。

バンフォードも27歳、
諦めずに頑張って良かった。
で、今ではクラブとしてすっかり差がついてしまった相手にチェルシーは立ち上がりから一方的にチャンスを作るが、一本のカウンター、キーパーの判断ミスで、バンフォードに得点されてしまう。バンフォードは10代後半からチェルシー所属だったが、5年間ローン暮らし、結局チェルシーでは出場機会のないままミドルズボロに移籍。チャンピオンシップでゴールを量産、一時期プレミアでプレーもしたがプレミアでは通用せず、流れ流れてリーズに移籍、今シーズン開花、ここまでヴァーディやサラと並ぶゴールを挙げている。何時の間にかもう27歳、良く頑張った、チェルシー相手に花を飾って良かった。
その後チェルシーが一方的にゴールに向かい、少し時間はかかったが予想通り逆転、ロスタイムにはプリシッチのおまけで3-1の完勝。

気にかかったこと三点、ジエクが開始29分で太腿の筋肉を傷めて交替、ジエクが出続けていれば前半の早い内に逆転できたのではないか。 ジエクがしばらく故障となると、上位相手には大きな痛手。
ベルナー、アシストはしたが、得点できず不満。

ベルナー不調。ハットトリックのチャンスを得、最後にはプリシッチの得点をアシストしたから、正確には不調とは言えないと思うが、ハットトリック以上のミス、決めきれず、チェルシーのフォワード病にかかりつつあるのでは、と不安になる。
カンテの両脇にマウントとハバーツと言うのは、ランパードが期待する最強の中盤だと思うが、ハバーツが今一ピリッとしない。ボール捌きが上手で、いいプレーをする瞬間もあるが、その次のプレーが集中力に欠け、緩慢で最初のプレーを生かすことが出来ていない。2の次のプレー向上が課題。
マウントとカンテはともに非常に良かった。

全然別の話題だが、後半は途中出場のパヴェダ(Paveda)という小柄な選手が、リーズの中では孤軍奮闘してチャンスを作っていた。ロンドンはサザック出身、実はチェルシーの小学生チームでレッシ―・ジェームスと同期、一緒だったとか。アーセナルの子供チームに引き抜かれ、更にバルサに引き抜かれたが、違法な青田買いとしてバルサは制裁を受け、本人は英国に戻り、ManCに所属してプレミアの出場試合にも出場したことがある。どういう経緯か知らないが、今年の1月ManCからリーズに移籍してきた。マウントやレッシ―と言った若手が活躍し始めているのは別にチェルシーだけじゃない。いろんなところで、今20歳前後の若手が台頭してきている。

ロスタイムにプリシッチのゴールが決まった時、ランパード大袈裟に喜んでいた。どんなに一方的でも1点差では不安だなと思っていたこともあるだろうが、やはり因縁の相手に勝ったことが嬉しかったのかもしれない。

この試合、West Lower1,600人、Shed400人だけ観客が入った。収容能力の5%ぐらいにしか過ぎないが、歓声やチャント(ホントは駄目なはずだが)はマイクで拾っているせいもあって、テレビでは随分聞こえてきた。フットボールの試合と言う気がした。

(累積勝点損益 -1、変わらず)

Chelsea (4-3-3): Mendy; James, Zouma, Thiago Silva (c), Chilwell; 
Havertz (Kovacic 67), Kante, Mount; 
Ziyech (Pulisic 29), Giroud (Abraham 79), Werner.

Scorer: Giroud 21, Zouma 61, Pulisic 90+3
Subs not used: Kepa, Azpilicueta, Rudiger, Jorginho.

Leeds 4-4-1-1: Meslier; Ayling, Koch (Llorente 9), Cooper (c), Dallas; Raphinha, Klich, Phillips, Alioski (Rodrigo 69); Harrison (Poveda 57); Bamford
Subs not used: Casilla, Struijk, Costa, Roberts.
Booked: Llorente, Raphinha.

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