Chelsea Factory

Chelsea Factory
Chelsea FC has a long history.       Contact : change2013lifeofyos@yahoo.co.uk

火曜日, 12月 22, 2020

12月21日 Vs West Ham 3-0

West Hamのモイズ監督は昔結構長い間Evertonを率いて、少ない予算で派手ではないがタイトなチームを作りあげ、チェルシーを苦しめた。ところが、勝ち運がなくいい線行きながら、最後は相手にゴールを許して、青い目の苦い表情が印象的だった。チーム作りの手腕を見込まれてManUのファーガソンの後任に抜擢されたが、ManUのようなチームでは勝ち運がなければそれだけで駄目で、一シーズンもたずに解任されてしまった。(特に筋の通った方針があるわけでもなく、勝ち運があるわけでもないのに、好成績を残すアンチェロッティは正反対の監督。)
ランパードの勝ち運のなさには、モイズを彷彿とするところがあり、この試合勝ち運のなさ比べになるのではと心配されたが、モイズの勝ち運なさはランパードの比較ではなかった。
ManOftheMatchはチアゴ

前二戦の敗戦から苦戦するのではないかと心配、開始10分でチルウエルが負傷交代どうなることかと思ったら、その直後コーナーからチアゴ、ドンピシャのヘッドで先制。ホッとしたのも束の間、その後は78分にベルナーのシュート当りそこねをタミーが押しこむまで押されっぱなし。2分後にはマウントのクロスに合わせたプリシッチのヘッドがキーパーにあたって足元に来たのを再びタミーが決め、結果は3-0の完勝のようになったが、決して褒められた試合ではなかった。
ウルブズ戦、エバートン戦ともに中盤での短いパスが全くつながらず、しょっちゅうカットされて押し込まれていたのとまったく同じ。ウルブズ戦では相手のナバスとネトが数は少ないがチャンスが回ってくると必ずペナルティエリアまでボールを運んでいたのとは大違い。(そのウルブズが降格争い中のバーンリーに簡単に負けるから世の中わからない。)

特に活躍したわけではないが、結果2得点。
中盤でボールが回らないのはハバーツのせいではないか、とジョルジーニョをカンテと並べハバーツを先発から外した。しかし、ジョルジーニョはシルバとズウマとのパス交換、或いは二人のカバーに忙しく、カンテは広範囲に前へ走りこんではボールを取られる繰り返し。結果的にはジョルジーニョがコバチッチに代わってから追加点が獲れたが、この交替のせいかどうかは良く分からない。前の3人にボールが回るのは、無理な体制のロングボールだけでは、チャンスは作れない、どうしたものなのだろうか。残り6分でハバーツに出番を与えたが、特にインパクトは与えられなかった。

終始押されながらクリーンシートで抑えたのはプラスだが、押していたと言ってもウエストハムはオンターゲットのシュートゼロで、結局ヘボだったのに助けられた面も大きい。
今回はタミー・エブラハムが終わり際良いとこどりしたが、何時も或いは強い相手に出来るかどうか自信がない。ベルナーはまた決定的なチャンスを二度外した。(ベルナーの先発7試合連続無得点は彼のキャリアで2016年9月以来、と。)
勝って良かったが、特に次の試合に期待が持てるような試合振りではなかった。てか、今の調子では降格確実のチームに何時負けても不思議ではない。困ったものだ。

(通算累計勝点損益 -3)

Chelsea (4-3-3): Mendy; 
Azpilicueta (c), Zouma, Thiago Silva, Chilwell (Emerson 9); 
Kante, Jorginho (Kovacic 66), Mount; 
Pulisic (Havertz 84), Abraham, Werner.

Scorers Thiago Silva 10, Abraham 78, 80
Unused subs Kepa, Rudiger, Christensen, Gilmour, Hudson-Odoi, Giroud.

West Ham (4-2-3-1): Fabianski; Coufal, Balbuena, Ogbonna, Cresswell; Rice, Soucek; Bowen (Fredericks 90), Noble (c), Fornals (Benrahma 66); Haller.
Unused subs Martin, Randolph, Dawson, Diop, Johnson, Snodgrass, Yarmolenko.

Referee Chris Kavanagh.

0 件のコメント: