攻めながら決めきれないと感じ始めたところで、ウイリアンがエリア内で倒されPK(ちょっと幸運)、ジョルジーニョが上手に決めて先取点、と言うのは流石ベテランたちの働きによるもの。その後はジェームスのクロスにタミーがヘッドで決め、オドイが飛び込んだシュートと若者達が存分に輝いた。 中でもこの試合のレシー・ジェームスは守備の対人での強さと、広い範囲での攻撃参加、正確なクロスでたいそうな活躍だった。シーズン前半では良いところとともに時々不注意、不慣れな面が見えたこの試合では全くそんな不安はなく、BBCのMan Of The Match。
守備は左がアスプリクエタ、右がジェームスの4バック、センターを務めたクリスチャンセンもこの試合では全く問題なし。相手のプレスが弱かったからかもしれないが、やはり4バックの方が安定して、攻めへの移行も力強い。強そうな相手に対処するために見せる3バックはこのメンバーではどうもワークしないことが多いので、封印して貰いたい。今シーズンはキャプテン、アスプリクエタが要となるのだろうが、来―シーズンからはジェームズへのポジション移行が進みそうに思う。
選手交代ゼロ、と言うのは珍しい。それだけこの試合ではチームが安定していた。
タミーを中心に左にウィリアン、右にオドイ、中がジョルジーニョを挟んでマウンと、バークレーというのは超攻撃的で面白い。 この試合では復調したかのようなオドイが効果的だったが、相手のレベルが上がった時同じメンバーで攻撃が成功するかは、分からない。マウントも含めてもっと皆シュート力を磨かないと、プールの前3人やシティの攻撃陣のシュート能力は半端なく、彼らのような少しでも時間やスペース、隙間を与えると決めてしまうという脅威はこのメンバーにはまだない。これだけ前がかりになると、ジョルジーニョの立場がとても重要。ただ、ジョルジーニョはやはり攻め込まれた時のひ弱さが気になる。カンテだとある意味万全だが、ジョルジーニョのようにボールを回すのは難しい。コバチッチだと自分でボールをこねてしまう。
プリシッチの起用、ロフタスチークの復帰もあって、中盤の組み合わせは中々難しい。願うらくは、これらの上手なプレイヤーの集合だけではなく、ぶち抜けるような選手を加えるか、そういう選手に成長して欲しい。
Chelsea (4-3-3): Kepa;
James, Christensen, Rudiger, Azpilicueta (c);
Barkley, Jorginho, Mount;
Hudson-Odoi, Abraham, Willian.
Scorers: Jorginho 27 pen, Abraham 38, Hudson-Odoi 49
Unused subs: Caballero, Zouma, Tomori, Emerson, Kovacic, Pedro, Batshuayi.
Burnley (4-2-3-1): Pope; Lowton, Tarkowski, Mee (c), Taylor; Westwood, Cork; Lennon, Hendrick (Vydra 73), McNeil; Wood.
Unused subs Hart, Bardsley, Gibson, Long, Koiki, Pieters.
Booked McNeil 45+2, Westwood 54, Lennon 58
Crowd 40,396
Referee Kevin Friend
Burnley (4-2-3-1): Pope; Lowton, Tarkowski, Mee (c), Taylor; Westwood, Cork; Lennon, Hendrick (Vydra 73), McNeil; Wood.
Unused subs Hart, Bardsley, Gibson, Long, Koiki, Pieters.
Booked McNeil 45+2, Westwood 54, Lennon 58
Crowd 40,396
Referee Kevin Friend
0 件のコメント:
コメントを投稿