Chelsea Factory

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日曜日, 1月 12, 2020

2020年1月11日 Vs Burnley 3-0

  立上り、前半に少し攻め込まれる場面はあったが、苛つき始める前に先取点を決め、追加点、駄目押しとほぼ一方的で久し振りに安心して見ていられる試合だった。 ランパードも認めていたが、あれだけチャンスがあったのだから、もっと点が取れても良かったし、良い形になりながら最後のシュートが打てないという不満はあるものの、まあ3点取れたのだから十分だろう。
  攻めながら決めきれないと感じ始めたところで、ウイリアンがエリア内で倒されPK(ちょっと幸運)、ジョルジーニョが上手に決めて先取点、と言うのは流石ベテランたちの働きによるもの。その後はジェームスのクロスにタミーがヘッドで決め、オドイが飛び込んだシュートと若者達が存分に輝いた。 中でもこの試合のレシー・ジェームスは守備の対人での強さと、広い範囲での攻撃参加、正確なクロスでたいそうな活躍だった。シーズン前半では良いところとともに時々不注意、不慣れな面が見えたこの試合では全くそんな不安はなく、BBCのMan Of The Match。
    守備は左がアスプリクエタ、右がジェームスの4バック、センターを務めたクリスチャンセンもこの試合では全く問題なし。相手のプレスが弱かったからかもしれないが、やはり4バックの方が安定して、攻めへの移行も力強い。強そうな相手に対処するために見せる3バックはこのメンバーではどうもワークしないことが多いので、封印して貰いたい。今シーズンはキャプテン、アスプリクエタが要となるのだろうが、来―シーズンからはジェームズへのポジション移行が進みそうに思う。
  選手交代ゼロ、と言うのは珍しい。それだけこの試合ではチームが安定していた。
  タミーを中心に左にウィリアン、右にオドイ、中がジョルジーニョを挟んでマウンと、バークレーというのは超攻撃的で面白い。 この試合では復調したかのようなオドイが効果的だったが、相手のレベルが上がった時同じメンバーで攻撃が成功するかは、分からない。マウントも含めてもっと皆シュート力を磨かないと、プールの前3人やシティの攻撃陣のシュート能力は半端なく、彼らのような少しでも時間やスペース、隙間を与えると決めてしまうという脅威はこのメンバーにはまだない。これだけ前がかりになると、ジョルジーニョの立場がとても重要。ただ、ジョルジーニョはやはり攻め込まれた時のひ弱さが気になる。カンテだとある意味万全だが、ジョルジーニョのようにボールを回すのは難しい。コバチッチだと自分でボールをこねてしまう。
  プリシッチの起用、ロフタスチークの復帰もあって、中盤の組み合わせは中々難しい。願うらくは、これらの上手なプレイヤーの集合だけではなく、ぶち抜けるような選手を加えるか、そういう選手に成長して欲しい。

Chelsea (4-3-3): Kepa; 
James, Christensen, Rudiger, Azpilicueta (c); 
Barkley, Jorginho, Mount; 
Hudson-Odoi, Abraham, Willian.
Scorers: Jorginho 27 pen, Abraham 38, Hudson-Odoi 49
Unused subs: Caballero, Zouma, Tomori, Emerson, Kovacic, Pedro, Batshuayi.

Burnley (4-2-3-1): Pope; Lowton, Tarkowski, Mee (c), Taylor; Westwood, Cork; Lennon, Hendrick (Vydra 73), McNeil; Wood.
Unused subs Hart, Bardsley, Gibson, Long, Koiki, Pieters.
Booked McNeil 45+2, Westwood 54, Lennon 58

Crowd 40,396
Referee Kevin Friend

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