しかし、誰が考えてもサザンプトンがチェルシーに勝てるとは思わないから、ここで勝たなければと言うプレッシャーはない。 むしろ、好天に恵まれてロンドンまでのピクニック、負けて元々、勝てば儲けのウィンウィン状況。
チェルシーは、負けるわけには行かないとプレッシャーで必死、な割には前半ピリッとしない。 モラッタに代わってジルー、出場停止のアロンゾに代えてのエマーソン、FAカップ専門のキーパー、カバリオぐらいのメンバーチェンジで、本来のラインアップなのだが、ハーフチャンス程度で点が入りそうな感じがしない。誰かを変えても良くなりそうな感じもしない。
と、ブーたれていたら、後半開始早々、エリア内でDFに囲まれてアザールから無理筋のパスをもらったジルーが、くるくると周りのDF4人にキーパーを転がして、ゴールを決めてしまった。 みんなビックリ、本人もビックリ。 どう考えても、DFやキーパーの間の同士討ちのような気がするのだが、メッシにも勝るスラローム、と。
これで空気は一転、心配症の私以外は全員もう勝った気分。
しかし、62分にWillianを下げてバカヨコが入ると、さすがにブーイング。もう守りに入るのか。 しかし、アザールは一人手品連発、引かない。
79分、ジルーに代えてモラッタが入ると、ジルーへの拍手、ウーっと。
ファンは、モラッタがちょっとかわいそうかな、何とかならないかな、と思っていると82分、アズプリクエタの(何時もの)パスにきれいなヘッドを決めて、試合も決めた。
めでたし、めでたしと言いたいところだが、この後もモラッタに絶好のチャンスが2度回って来ながら、また、決められなかった。復調への道は遠い。 コンテに言わせると、モラッタは(ジルーよりも)チャンスを作り出すことが出来る、と。 そうなのだが、決められない。
セスクはあまりいいところがなく、カンテがセスクの分まで仕事していた。エマーソンは特に印象を与えないプレーに終始。FAカップ専門のキーパー、カバレロは運動能力は優れているが、キャッチングに難があり、リバウンドでの失点が多い。今回も相手FWに絡まれてボールを落とし、ファウルの判定になったから良かったものの、ビデオを見てみると、すっぽり落としていたように見える。決勝はやっぱりクルトワかな。
Southampton (3-5-2): McCarthy; Hoedt, Yoshida, Bednarek (Gabbiadini 77); Cedric, Romeu, Hojbjerg (Tadic 62), Lemina, Bertrand (c); Austin, Long (Redmond 62).
Booked Romeu 50, Lemina 54, Hoedt 64
Booked Romeu 50, Lemina 54, Hoedt 64
Referee Martin Atkinson
Crowd 73, 416
Crowd 73, 416
リバプール戦のチケットあり〼
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