Chelsea Factory

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土曜日, 4月 21, 2018

4月19日 Vs Burnley (Away) 2-1

小さなピッチを目一杯走り回って、今季は予想を上回る大健闘のバーンリー。 開幕初戦で不覚を取り、最悪のシーズンの原因になった相手なので、よもや、侮ることはできない。
しかし、平日夜の試合、ロンドンから来たファンは、絶対に当日には帰れない。 クラブバスがロンドンに帰りつくのは朝の4時の予定。 アウェイのチケットは完売の筈だが、さすがに3/1位は空席、むしろ3/2埋まっている事の方が不思議。他に何もすることのないファンが2000人以上いるのだ。

驚いたのは、ラインアップ。
モラッタとジルーのFW二人使いにペドロがついて、アザールもウィランもいない。 週末のFAカップ準決勝に備えての温存? 出場停止のアロンゾに代えてエマーソンは分かるとして、真ん中はセスクでもドリンクウォーターでもない、バカヨコと。

チェルシーのFW2枚使いは、2011年ト-レスとドログバが先発して以来7年振り。
なんか、あんまり皆にネガティブだネガティブと言われるのでFW二人いっぺんに出して、どうだ積極的だろう、と言っているみたい。何か違う。
ペドロはFW二人の間をつなぐようなプレーヤーじゃないし、こういう時こそセスクのパスが必要、せめてドリンクウォーターで、バカヨコじゃないだろう。

立上りは全くちぐはぐ、前に蹴ってもだれが何をしていいか分からず、バーンリーの鋭いプレスにボールを奪われて、センターラインの向こうでボールが落ち着かずに、すぐ攻めて来られる状態。 それでも、地力の差で時間とともに何となくチェルシーがボールを支配、チャンスが生まれるようになって、モーゼスのクロスをオウンゴールで先制。
後半、アウェイサポーターの目の前でモラッタが絶好機、怯えたキーパーの腰が浮いて左に転がしさえすれば入るところで、右の外へ蹴ってしまった。
その後、クルトワには不運なデフレクションで同点にされるが、やっと火が付いたようなチェルシー、猛攻と言うより、一生懸命頑張って、良く来るチャンスの20回に1回決めるモーゼスが、20回目の番で勝ち越し。
71分にモラッタに変わってアザールが入ると、さすがに相手陣内で急にボール回るようになったが追加点には至らず、そのまま終了。

FWの2本看板に驚いたが、コンテの采配で他にも驚いたことが二つ。
一つは1-0の段階に、バックラインを下げるな、前に行ってボールを獲れと指示していたこと。今シーズンは特に、一旦リードすると、とにかく守れ、引いて守りに備えろ、と指示していたように思うのに。
もう一つは、71分、2-1で勝っている状況でモラッタに代えてアザールを投入したこと。1-1の段階で交代をアザールに伝えていて、言い出せなかったのかもしれないが、何時もなら絶対に守備的交替だった。
それにしても、先取点のオウンゴールを演出し、最後にチャンスに決めたのも、両方モーゼス。今日の陣容でも迷うところなく、唯一位置取りの変更をせず、いつものポジションを守り通したモーゼスだった。 
まあ、勝ったからどうでもいいや。

Chelsea (3-5-2): Courtois; Azpilicueta, Cahill (c), Rudiger;
Moses, Pedro, Kante, Bakayoko, Emerson (Zappacosta 84);
Giroud, Morata (Hazard 71).
Unused subs
Caballero, Christensen, Fabregas, Barkley, Willian.
Scorers Long o.g. 20, Moses 69

Burnley (4-4-2): Pope; Long ; Lennon (Wells 87), Cork (c), Gudmundsson; Barnes,etc.
Unused subs Heaton, Taylor, Bardsley, Marney, Hendrick.
Scorer Barnes 64
Booked Tarkowski 28


Referee Bobby Madley
Crowd 21,264

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