Hullは、イギリスの東海岸、リバプールやマンチェスターの反対側に位置し、ヨーロッパからこれら工業地帯を目指す人、或いはリバプールからアメリカを目指す移民たちの上陸場所としてにぎわった港町だったが今ではすっかりさびれてしまった町。 ラグビーは強いが、フットボールはからきし弱く、プレミアリーグ何て夢と思われていたのが、2008年奇跡の昇格を果たし、その後も落ちては上がってくるしぶとさを見せている。
強くなったのは、エジプト人の新オーナーがお金をつぎ込んだからだが、Hull Cityという名前はグローバルではない、と言って、愛称のタイガースを織り込んだハル・タイガースに改称した。 しかし、これが地元ファンの反感を買い、反対運動が盛り上がり、リーグは改称を認めないとの採決を下した。
従い、クラブ名はHull Cityのまま、ただし愛称としてのタイガースは変わらず、黄色と黒のチームカラー。
設立は1904年だから、Chelseaより一年古い。トップリーグ昇格までは104年かかった。これはレディングに次ぐ遅い出世だとか。 ちょっと、日本では想像できない。
0 件のコメント:
コメントを投稿