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土曜日, 10月 29, 2016

非チェルシーストーリー : Bob Dylan ノーベル賞受賞

普段は殆ど閲覧者のいないこのブログ、非チェルシーストーリーになると突然閲覧者数が跳ね上がるのは、釈然としない。 
しかし、Dylanがノーベル賞を受領するというコメントが出たので、流れで少し。

ノーベル財団はDylanがノーベル賞を受賞(Accept)する旨連絡してきたとのコメントを発表した。受賞の知らせに「言葉を失っていた(Speechless)」のだ、と。

前回書いたように、Dylanはノーベル賞をもらって、きっと喜んでいるだろうとDylanのファンは皆思っていた。 その前提で、結局皆同じようなコメントをしている。

筆頭がLeonard Cohenで「Dylanにノーベル賞を与えるのは、エベレストを世界で一番高い山として表彰するようなもの」、 似たようなコメントは「問題はノーベル賞にボブディランが相応しいかではなく、ノーベル賞がディランにふさわしいか、と言うものだ。」
と、言いつつ、最も喜んでいるのはファンたち自身ではしゃぎながら、「うむ、でもこれで俺のディランが皆のディランになってしまうのはなあ、、、。」

「もらおうがもらうまいがどちらでもいいし、理由があろうがなかろうが、どちらもDylanらしい。」「照れ屋さんだから簡単に喜びはみせない」「得意の美学に合うか」「発達障害ライクな対応で、慣れないマスコミを困らせるだろう」

Dylanは米国大統領自由勲章を受章し、フランスのレジオンドヌール勲章オフィシエを受領しているのだから、特にノーベル賞を拒否する理由などない。 あるとすれば、気が向くか向かないかだけで、まあ、「発達障害ライクな対応」もライクなだけで本来のものだとは思えない。

笑顔の写真は珍しい
そう言えば、ナイジェリアのお金持ちのサッカー選手たちに小金を寄付した日本のお大尽整形外科医が、「爆弾(ダイナマイト)を発明したノーベルの賞などボブディランがもらう筈がない。」と発言してまた自らの無智ぶりをさらけだしていた。 

どれぐらい無智かは他の筋金入りファンたちの反応を見れば明らかだろう。 未だにボブディランのことを「フォークの神様」以上に知らないのだろう。 もちろんBlond On Blondの詞なんて見たこともないだろうな。 日本のマスコミがなぜこのような男の発言を記事にするのか理解できない。 ああ、お馬鹿キャラ老人の典型か。

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