Chelsea Factory

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土曜日, 5月 17, 2014

プレミア回顧(2) 4月初ー中旬

Crystal Palaceに苦杯を喫したものの、Stoke戦の快勝で一気に気分が良くなって迎えたのが、PSGとのHome、Awayが1-3だったから2-0ならベスト4に残れる勘定。
背が高いからすぐバレる


試合前の人混みの中、背の高い青い目が小走りに行くのはどこかで見た顔、と思ったら、マティッチ君だった。 C/Lには出場資格がなく、ベンチにも入れないから、直前にスタジアム入りということなのだろうが、目ざとい子供に見つかると、立ち止まってサインせざるを得ない。 サインが終わると小走りではなく全力疾走で向かうが、また子供につかまるを繰り返して何とか、スタジアムに入っていった。

C/Lでは席にチェルシーのブルーチェッカーフラグが置かれていて、ブルーフラッグを振りながら応援、記念に持って帰るのが常になっているが、今回はMathew Harding下段に何時もとは違って、C/Lのカップ、UEFAのカップ、プレミアのトロフィーをかたどった巨大なフラッグが広げられる。
We're the only club with European cup, European Cup, European Cup!

Mathew Harding 上段では青と白のパネルを持った人が、青白チェッカー模様を描く。

で、思い出した。 03/04年のチャンピオンズリーグ、ラニエリの元で宿敵Arsenalに新しい時代の引導を渡し、
セミファイナルまで進んだ久しぶりのC/L。 
相手は実力的に劣るAS Monaco、決勝まで行けると皆が思った。 Awayで1-1の試合展開、マケレレが相手の退場を誘って、相手は10人、Awayゴール付き、余裕を持ってのホームに帰れると思ったとき、既に監督交代かとのプレッシャーに悩まされていたラニエリがきれいに勝って帰りたいと、故障でベンチにいた八セルバンクを投入。 前ががかりに行ったところが、カウンターで2失点、1-3で敗北。 ホームでは2-0なら抜けられる、と青白パネルの人文字で2-0と不揃いに描き、実際Lampardのゴールで一時は2-0とリードしたが、モリエンテスに決められてAwayゴールを献上、結局2-2の引き分けで、長い勝てないC/Lが始まった。  因みにこの時のチャンピオンがPortで監督がモリーニョ、シーズン後ラニエリがモリーニョに変わって、Rest is a History.
流石に、このときのことを覚えている人間がいたと見えて、2-0の人文字はなく、単に青白チェッカーだけだった。

しかし、PSGはチェルシー以上にお金をかけて売り出し中の金満チーム、フランスリーグではトップを独走、C/Lもここまで危ないところなし、唯一の弱点は監督だが、1点でも失点すれば3点取っても勝てないゲーム、正直難しいだろうなと思っていた。
4月14日対PSG 2-0 開始直後に勝利を確信
ところが、開始3分でこれは行けるんじゃないかと確信するに至った。 PSG,ホームでの先行に自らがんじがらめ、失点したくないという意識が見え見え、これはチェルシーが点を取りさえすれば、それを跳ね返す力は精神的にない、よほど相手に幸運が行かない限り、失点することはないと自信をもてた。 相手は大砲イブラヒモビッチが欠場というのも物凄い精神的プラスになった。(見ているファンにとって。)

攻めてもなかなか点が取れず、このまま前半終わると嫌だなと思っていると37分に得点。 かさにかかって後半も攻め続けるが、得点できないまま時間が過ぎる。 
FW3人使いで台所の流しを放り投げ、バスタブも放り投げると劇的な87分Baのゴール。

得点してお祭り騒ぎのセレブレーションに飛び込んだモリーニョは一人、残り7分守りきるんだあ、と選手たちに冷や水を浴びせかけるおまけ付き。

87分と言う時間帯が絶妙でその後守る時間も少なくて済み、見事なベスト8勝ち抜けセミファイナル進出。


と言うわけでPalace戦での敗戦を乗り越えて、後全部勝てばプレミア、C/Lダブル制覇の可能性も、と意気揚々。

どちらか優勝したらパレードすると周辺住民には手紙を出して準備を始める始末。 そんなトラタン、早とちりをしてその通りになんてなったことがない。
















3月13日 Swansea Away 0-1
Awayトリップの前早朝のStamford bridgeで記念撮影
次のSwansea Awayは1-0で勝つには勝ったが、お世辞にも良いとは言えない酷い試合振り。

それでも勝ったから良いものの、続く最下位のSuderlandにまさかの敗戦。
モリーニョ前回就任以来のホーム無敗記録が途切れるという歴史的な敗戦になってしまった。
降格確定と言われたSunderland、Poyetを残留に近づける貴重な白星をプレゼントしたことになった。 これで、再び自力優勝の可能性消失、どころか次のLiverpoolに負けると、残り2試合を残して、Liverpool以下が確定してしまうという屈辱を味わうことになってしまう。

C/LセミファイナルもAwayでAtletico Madridに0-0、ドロー。 Awayゴールを決めていればホームは0-0ドローでも良いところ、決められなかったことからホームでは勝たないといけないという厳しい状況になった。

それでも、プレミアは無理でももしかしたらC/Lはいけるかも、とかすかな希望。






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