イングランド、プレミアリーグのチェルシーFCに関するページです。
何を書いたところで、世界が変るわけではありませんが、物言わぬは腹膨るる業と言うわけで、ファナティックなファンの独り言です。
Chelsea Factory
日曜日, 9月 22, 2013
What's the MATA?
Mataはコンフェデレーションカップに出場していた影響で、プレシーズンのチェルシーへの復帰が遅れ、コンディションが中々上がらないと言われていたが、シーズン開幕後Aston Vilaa戦、Everton戦で先発したものの早めに交代、プレー振りも冴えなかった。
とは言え、今一っ冴えないのは実戦で起用しないからで、モリーニョはMataを積極的に起用すべきだ、と今年から積極的に評論家活動をしているジャーメイン・レッドナップ(元イングランド代表、ハリーレッドナップの息子、ランパードの従兄弟)が、数日前のデーリー・メールで大きく書いた。 Mataが出場した試合としていない試合のデータを集計しての、記事だった。
Fulham戦ではダビド・ルイスとMataを先発だけでなく、ベンチからも外した。 ダビドは、センターハーフはテリー、ケイヒル、ダビドの3人使いまわしで今週はお休みということで、皆納得するが、Mataをベンチからも外したのは、多くの人にとって意外だった。
試合直後のインタビューでこの点を聞かれて、モーリニョはOscarの方が良く走り、クリエイティビティもある、トップ下10番はOscarが相応しい、とコメント。
Mataはどこを改善(improve)すべきなのかと聞かれて、ムラを無くすことと(Consistency)とボールを持ってない時にもっとプレイに参加すること、と。 勿論才能はあるのだから、努力すれば期待に応えてくれる筈とも。
更に、聞き手にジャーメイン、フリットを含めたSkyの特別インタビューではモリーニョ節炸裂。 アナウンサーがどうも長い時間ありがとうと切り上げようとするのも構わず、喋り続けた。
「あなた(ジャーメインを指して)も含めて多くの人がMataを使うべきだと言い、私もOscarとMataの両方を使いたいが、現状では10番のポジションはOscarが相応しく、Osacrを変えるわけには行かない、(従ってMataを出せない。) チェルシーの監督はジョゼ・モリーニョであって、あなたではない。 記事はたいそう参考にさせてもらったが。
Oscarの方がボールのありかに応じて、プレスもかければ、トラックバックもする。 Fulhamがlそうしたようにパーカーとシドウエルの二人がピボットMFで走り回ることができるのならそうする。(が、今のMataではそれが出来ない) どうしたらいいかと言えば、私の望むようなプレイをして欲しいのだ。 Mataにそれができない訳ではない。ただ今までのチームがMataに走り回ることを要求してこなかったのだ。 (だからMataは自分の好きなようにプレーしてきた。) それは積み重なってきたものだから、簡単には直らない。 チェルシーというチームの成長、改革(Revolution)を目指しているのであって、そのフィロソフィーを理解してほしい。
監督として最も苦労することは、如何にチームのフィロソフィーを変えていくかということなんだ。
私は、新しいチームに行って、その都度すぐに結果を出してきた。 だから今もすぐに結果を出すことを求められる。 優勝もしないで4年も5年も平和に勤められる監督達が羨ましい。 しかし、これが私なのだから、変えるわけにはいかない。
以前のチェルシーはしっかり守って、右サイド左サイドからカウンターで駆け上がるプレーで素晴らしい結果を出してきた。 私がいた当時からのスタイルだ。
今日のFulham、前のEvertonとも二列のDFラインをしっかり引いて、あらゆるスペースを消し、ボールを持って上がってきたプレイヤーにプレスをかけてきた。 アザールは一度として前を向いてボールを受けるとこは出来なかったし、ドリブルしようとすると、2人3人がかりで潰された。 今までなら、対角線の斜めロングパスで局面を切り開いたが、今はそれは私のプレイではない。 それはドログバとともにギャラタサレイに行ってしまった、 トーレスはいるけど。
そういう状況の中で、パスを通して如何に相手の裏をとるか、これを求めている。 それが今のフィロソフィーであって、これは変らない。」
フリットが後半、シャルラを左に貼り付けたのもそういう作戦か、と質問したのに対して、
「そうだ、前の試合のインタビュでも言ったように、若い力を育てていく。そして、シャルラが今一番、後ろに抜ける動きができる。」
話した順番も細部もいい加減だが、大体こんな感じだった。
ただ、英語の聞き取り問題ではなく、ジョゼの話があまり整理されていないので、もう一つ今のフィロソフィーというのが理解出来なかったが、要は攻めだけではなく、守りにももっと貢献しろということのようだ。
このインタビューで思い出したのが、第一期モリーニョ時代のジョー・コール苛め。 もっと走って守れと言われて、いいところでゴールを決めても、レギュラー扱いはして貰えなかった。 一部にはジョーコールの良い面、将来をモーリーニョが壊してしまったという意見もある。 しかし、優勝した最初の年、バスの上で一番はしゃいでいたのが、やはり常時は使ってもらえなかったドログバとこのジョー・コールだ。そして、二人とも今もモーリニョを慕っていると聞く。
さあ、Mataはどうなる。
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