Chelsea Factory

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日曜日, 10月 31, 2021

10月30日 Vs Newcastle (A) 3-0


Norwichは互角の戦いをしようとして、全ての局面でチェルシーに後れを取り、7-0と大敗した。
NewcastleはNorwichのような無謀なことはせず、立上りから防御と時間つぶしに専念し、この策はそれなりに功を奏し前半0-0で終了した。チェルシー陣営でも、ここまで守備を固められたらとても得点できない、と焦りの色が見えなくもなかった。
しかし、ここまで守って守り切れるわけが無い。後半になれば、疲れてほころびが出てくる。それはロングボールのクロスに対する位置取りで出るかもしれず、個人技のドリブルによってボロが出るかのどちらか。
と、思っていたら、予想通りオドイの切れ込みに対応できず、リバウンドを外からジェームズが決めて先制。一度堰がきれると後はオマケの追加点。
昔、3バックは実質5バックになる守備的な陣形だった、実際コンテの2年目やランパードの後半の3バックは失点を抑えるためだったったように見えたが、うまくワークしなかった。今年のトゥクルの3バックは、5FWになる超攻撃的布陣だ。それが証拠に最近のチェルシーは両サイドバック(チルウエルとジェームス)とPKしか点を取れない。

10試合で勝点25と言うのは出来過ぎ。プールとシティがこけてくれたので、勝ち点3差のトップと心地よいところに居るが、未だ10月、あまりたいした意味はない。

Chelsea (3-4-3): Mendy; 
Christensen, Thiago Silva, Rudiger; 
James, Kante (Loftus-Cheek 64), Jorginho (c), Chilwell; 
Ziyech (Barkley 64), Havertz, Hudson-Odoi (Saul 88)

Scorers James 65, 77, Jorginho pen 81

Subs Arrizabalaga, Bettinelli, Alonso, Azpilicueta, Chalobah, Sarr
Booked Kante 54, Ziyech 57

木曜日, 10月 28, 2021

10月26日 Carabao Cup Vs Southampton 1-1 (4-3 PK win)

今回は何時もと反対のWestから
観戦。センターラインの真上は
変わらないが、少し遠い。
試合前から今日は勝てそうな気がした。前半終了前に先制して、やっぱりと思った。後半開始直後に追いつかれて、おやおやと思ったが、勝てそうな気がした。終了直前に猛攻を受けて再三にわたるケパのセーブで救われた。 PK戦にもつれ込んで、それでも勝てそうな気がした。そして勝った。めでたし、めでたし。

スパーズもリバプールもこの段階では、決定的にメンバーを落としている。スパーズはケーンを温存、ソンフンミン主体のチームにして、苦戦はしたが何とか勝ち残った。リバプールはサラもマネもベンチにも入らず、ジョタやフィルミーノもベンチに置いて、チャンピオンシップのプレストンに前半無得点で手こずったが、後半南野とオリジのゴールで勝ち残った。

完全な余談だが、アブラハムの一年上でチェルシーのユースでは得点を量産したソリアンキはチェルシーでは出場チャンスを得られないと言う甘言に乗って、リバプールへ移籍したが、残ったアブラハムは出場のチャンスを得た。ソリアンキはリバプールで全く役に立たず、下位チームにローンされたが、それでも定位置は確保できず、今年チャンピオンシップに降格したボーンマスではゴールを量産している。ローン先のサザンプトンで定位置を確保できず、リバプールに残ってチャンピオンシップ相手のカップ戦で得点している南野はソリアンキとイメージが重なる。チャンピオンシップなら、重宝されるだろう。

話しを戻すと、ウェストハムと対戦したシティは、デブリンナやグアンドガン、ストーンズ、アケ、ウォーカーと殆どメンバーを落としているようには見えなかったが、ウエストハムとPK戦にもつれ込んで、期待のフォーデンがPKをミスって敗退している。

もう一つ話を戻すと、チェルシーの先発メンバーは不思議なメンバーだった。現在の先発常連が一部温存されて出てくるはずの半常連が(アスプリクエタ、クリステンセン)おらず、最終試験で主力として起用されるはずのロフタスチークがいない。最も変だったのが最終ライン、3バックに新入りのサールと本来右サイドのジェームスとチャロバが並ぶ、しかも真ん中がチャロバという、大丈夫かいな3バック。 結果的には、チャロバは良くセンターをこなしていた。トウクルに対して株を上げたことだろう。アロンゾのキャプテンと言うのも違和感一杯。
右のサイドバックは卒業して、攻撃的ウイングとしての地位を固めたはずのオドイが右サイドバックに後戻り。 後半オドイは左のMFに戻ったが、その後には本来左のチルウエルが右のサイドバックに入った。チルウエルはトゥクルからピッチサイドで長い指示を受けて入ったが、前に上がったセットプレーの後は自然に左サイドに戻って、アロンゾの顔見て、慌ててサイドを変える一幕も。
ちなみに、ベンチの Bettinelli, Sharman-Lowe(子供チーム)はキーパー。(チェルシーはキーパーアップを何時も3人で行う。) Valeは18歳になったばかりのイングランド人MF。今後出てくるのかもしれない。
試合後の談話では、直前にアスプリクエタ、クリステンセン、ロフタスチークに怪我、異状があり、急遽ベンチ入りを見送った結果、と。カンテも怪我なのかなあ?

今回の試合の位置付けから、出来が今後の出場頻度に影響を及ぼす半常連組、新人の出来だが、バークレー、ハキム(ZH)はいずれも特に目立った印象は残せなかった。ハキムは得点したカイのヘッド呼び込んだコーナーを蹴ったがそれぐらいの能力があることは皆知っている。バークレーもそれなりにパスは供給したが、特に素晴らしいと言う評価は出来なかった。
注目されているのはアトレティコからのローンのサウル、ここまでプレミアの水に慣れておらずボールを失うことや軽率なプレーが多く評価を落としていたが、先試合あたりから少し慣れてきた感じがあり、そろそろ本領発揮のチャンスだった。結果的にはボールを良く回し、随所にセンスの良さも見せたが、かと言って素晴らしいと言うほどの出来ではなかった。絶好のチャンスが3回ほどあり、その一つでも決めていれば評価は大きく上がったかもしれないない。それに引き換え、コバチッチはこの試合には勿体ないぐらい絶好調を維持している。

PK戦では、相手チームが2発外したように見えたが、テオウォルコットのシュートはケパがかすかに弾いてポストに当たったと、ケパのセーブが認められた。昨シーズン後半以降、失意のケパだったが、ここへ来て評価うなぎのぼり。

Chelsea (3-4-3): Kepa; James, Chalobah, Sarr; 
Hudson-Odoi, Kovacic, Saul, Alonso (c); 
Ziyech (Mount 67), Havertz, Barkley (Chilwell 67)

Scorer; Havertz 44
Unused subs; Bettinelli, Sharman-Lowe, Rudiger, Thiago Silva, Jorginho, Vale.

日曜日, 10月 24, 2021

10月20/23日 連続爆勝Chelsea Vs Malmo/Norwich

10月20日 C/L 対 Malmo (H) 4-0
Malmoはスウェーデンのチャンピオンだそうだ。スウェーデンはFIFA国別ランキング17位、日本は28位だから、かなり実力が上の国のチャンピオンクラブということになる。 ただ、スェーデンで頭角を現せば、すぐに欧州のトップクラブに移籍するだろうから、残された選手によるリーグのレベルはそんなに高くないかもしれない。一方ビッグクラブの注目を得て一旗揚げたいという意欲は半端ないだろうから、そのモチベーションはJリーグとは比較にならないのかもしれない。
いずれにしても、Jリーグのトップクラスと同等か少し上の力があるクラブだろうと思われる。そう考えると、チェルシーに歯が立つはずがなく、実際歯が立たなかった。

メンバーを落としてくるかと思ったらトゥクルはベストメンバーで臨んできた。最近のスターティングメンバ―からは、ハバーツに代えてベルナーが入っているが、今一歩調子の上がらないハバーツに代えてのベルナーで、現状ではベストの布陣。
試合自体は20分過ぎのPKで2-0となり勝負あったが、終わってみると4点の内PKが2本、センターバックのクリステンセンがチェルシー初得点と、前で攻める人間の得点がハバーツの1点だけと言うのは、少し情けない。
試合前披露されたマウントの応援旗
選手でこの手の旗が繰り出されたのは
過去に、ランパードとアザールだけ。
まだ22歳のマウントは、異例の扱い。


2点目となったPKはルカクがエリア内で倒されたもので、すぐハバーツに交代、その後ベルナーも太腿を痛めて交代。試合が立て込んでいることから、大事を取っての交替かと思ったが、後で聞いたところ結構厳しい故障と。FW二人が数週間にわたって出られないと言うのは、結構な痛手だ。特に得点力強化のために獲得したルカクが当分お休みと言うのは、相手チームに対するプレッシャーと言う意味でもマイナスになる。

と言っても当面は幸いなことにヘビーウェイトとの対戦はなく、昨季の成績を考えれば十分対処できるメンバーは揃っている。そういう意味でこの試合のメンバー交代は今後誰をピックしていくか昇格試験を兼ねている。この試合では、準メンバーの3人は特に試験を必要とせず、前節でほぼ合格していたオドイは合格を確保、サウルだけがここで良いところを見せる必要があった。 本人もそれを意識してか積極的にプレーしているように見えたが、残念ながら無難なプレーに終始し、目を見張るような活躍は出来なかった。 アトレティコマドリッドとは、買取りオプション付きのレンタル契約だが、この調子ではオプションを行使せずシーズン終了と共にアトレティコに返してしまうことになりそう。もう一踏ん張り、頑張れ。

10月23日 対Norwich (H) 7-0
Norwich はここまで2引分けがあるだけで、勝ち星なし、早くも降格確定との呼び声が高い。 しかし、チャンピオンシップでは安定してトップをキープして昇格したNorwichとは対照的に、プレイオフで勝ち上がったブレントフォードが先日チェルシーをコーナーに追い詰めたことを考えると、油断してはならない相手。と思ったが、全く歯ごたえのない、先日のMalmoにも劣るチームのように見えた。
メンバー全員が対面するチェルシーの選手に対して、全ての局面で30㎝スペースが狭く、0.2秒遅いように感じられた。チェルシーの選手はカウンターを受けそうになっても、少し早く戻ることができ、クリアするときには、どこに向けてクリアすればいいかを考えてクリアする時間とスペースがある。要は横綱相撲が取れる。実力差がストレートにゲームに反映される試合だった。普通フットボールでは意外なことが起こって、何時もその通りに行くとは限らないのに。
恐らくこれはNorwichが端正なフットボールをしようとしていたからだろうと思う。チャンピオンシップで勝ち進んだフォーミュラーそのままでトップリーグでは勝てない。何かハチャメチャなこけおどしでも相手の虚を突く戦術をとらない限り、実力差を跳ね返すことはできない。意外性のないNorwichは全く怖くなかった。

早々に2点入って結果は確定し、その後は個々の選手がどういうプレーをするかが、見ている方の興味の中心となった。
試合前、今シーズン未だゴールがなくそろそろ得点する時と語って自分にプレッシャーをかけていたマウントが開始9分で言葉通り見事に決め、前回前々回と合格のプレーを見せたオドイが2点目、その後にはオウンゴールを誘発する突破からのクロスを決めて、地歩を固めた。その後もイングランドの若手が鮮やかに決め、少し中だるみになった後は、相手に退場者が出て、10人相手では追加点でも取らないと叱られるかな、と改めてギアを上げてしまい、マウントがハットトリックを決めた。チルウエルは何と4試合連続ゴールと、開幕当初調整遅れからアロンゾに奪われたポジションを今度はアロンゾが出る機会を奪っている。
昇格試験組ではロフタスチークが好調ぶりをアピール、カンテ、ジョルジーニョとは違うタイプの中盤として、中盤のレギュラー争いに参入。先発出場だがコバチッチも入団直後を彷彿とさせる運動量と、上手な位置取りで好調をアピール。これでシュートが打てればランパードと言う活躍だった。この4人のMFを今後どう使っていくのか、見当がつかない。

前目の二人、バークレーとZH(ズィエッシュ)、それぞれ相手キーパーの好捕に阻まれたがいずれもオンターゲットの見事なシュートを見せ、十分使えることは証明した。一体トゥクルはどう使いこなして行くのだろう。
ジョルジーニョが退いた後はマウントがPKTakerと決められていたのだろうが、一度目をセーブされた後、バークレーとジェームスがそれぞれ、「蹴らせてくれないかなー」か「俺なら絶対決めるから」かどんな言い方をしていたのか分からないがマウントにアプローチしていた。立場が切羽詰まっているバークレーの気持ちは分からないでもないが、ジェームズはそんな圧力をかける立場にはないだろう。それとも「バークレーの言うことなんか気にしなくていいから」と励ましに行ったのだろうか。

Malimo戦出場メンバー
Chelsea (3-4-3): Mendy; Christensen, Thiago Silva, Rudiger; 
Azpilicueta (c) (James 65), Kante (Saul 65), Jorginho, Chilwell (Alonso 65); 
Mount, Lukaku (Havertz 23), Werner (Hudson-Odoi 44)

Scorers: Christensen 9,  Jorginho 21 pen, 57 pen,   Havertz 48
Unused subs: Arrizabalaga, Bettinelli, Chalobah, Barkley, Kovacic, Loftus-Cheek, Ziyech.

Norwich戦出場メンバー
Chelsea (3-4-3): Mendy; Chalobah, Thiago Silva, Rudiger; 
James, Jorginho (c) (Loftus-Cheek 62), Kovacic, Chilwell; 
Mount, Havertz (Barkley 70), Hudson-Odoi (Ziyech 70)

Scorer: Mount 7, pen 85, 90+1    Hudson-Odoi 18, James 42, Chilwell 57,
Aarons og 62
Unused subs: Kepa, Alonso, Azpilicueta, Christensen, Sarr, Saul


日曜日, 10月 17, 2021

10月16日 Vs Brentford (A) 1-0


インターナショナル帰りの疲労等を考慮して、今までにない3-5-2のフォーメーション。ルカクとベルナーの2トップ、ロフタスチークのセントラルMF起用、バックスにサールの初スタメンなど吉と出るか凶と出るか、予想のつかない布陣。
結果ルカクとベルナーの起用は全く功を奏しなかったが、たまたまうまくいかなかったのか、基本的にワークしないのか、は分からなかった。ロフタスチークとサールは一応合格点。特にロフタスチークの前半はかなり良かったように思う。

前半は一方的に攻めまくって、アウェイ席の方でのプレーが殆どなく、後半こそはと思ったら今度は一方的に向こう側で攻められて、殆どいいところは見られず、金返せ状態。
メンディ後半神がかりのセーブ連続、
試合直後はまだ体が緊張感で硬直して
いるかの様に、ユニを脱ぎ捨てていた。


前半一方的に攻めながら枠内シュート一本と言うのも情けないが、後半は攻めまくられて、90分通算チェルシーシュート5本(ブレントフォード17本)、枠内シュート1本(7本)と言うのは恥でしかない。メンディのお蔭で何とか逃げ切った。
それでも、5-0で大勝したLiverpoolを抑えて首位を維持したから、何といって良いものやら。

Chelsea (3-5-2): Mendy; Chalobah, Christensen, Sarr; 
Azpilicueta (c) (James 89), Kante, Loftus-Cheek, Kovacic (Mount 65), Chilwell;
 Werner, Lukaku (Havertz 77)

Scorer: Chilwell 45
Unused subs: Kepa, Alonso, Barkley, JorginhoSaul, Hudson-Odoi
Booked: Kovacic 18

火曜日, 10月 05, 2021

10月2日 Vs Southampton (H) 3-1


 気持ちよく勝って、インターナショナル休みにトップで突入したので、ご機嫌になっているうちに書き込みを忘れていました。今更何を書いても気が抜けているのですが、まずティモは、ずっと昔、ランパードがまだ監督をしていた頃かな、のファウルで得点を取り消されて残念でしたが、その後決めてめでたしめでたし。

ロフタスチークが、長い間ガレージに居過ぎたのが、ようやくロールスロイスぶりを発揮、MFのポジション争いに本格的な名乗りを上げた。 後のなかったバークレーが勝ち越し点の起点となる見事なパスをクエタに供給して、このパス一本でチェルシー寿命が数か月伸びた。試合を通して泣きっ面に蜂状態だったチルウェルが、最後のIcing on the cake、ゴールラインテクノロジー有難う、得点で辛うじて、Xの烙印を押されずに済んだ。

どうでもいいけど、仕事の途切れないラニエリがワトフォードに戻って来た。

デイリーメールによるとチェルシーの
選手価値総額はManC、ManUには劣るが
レアルやバルサを上回るそうだ。

Chelsea (3-4-3): Mendy; Chalobah, Thiago Silva, Rudiger; 
Azpilicueta (c), Loftus-Cheek (Barkley 83), Kovacic (Jorginho 73), Chilwell; 
Hudson-Odoi (Mount 65), Lukaku, Werner.

Scorers Chalobah 9, Werner 84, Chilwell 89
Unused subs Kepa, Alonso, Christensen, Saul, Havertz, Ziyech.
Booked Tuchel 43, Thiago Silva 55