と思ったが、前半は全く駄目。ボール保持こそすれ、チャンスが作れず、シュートが打てず、ビラのカウンターを辛うじて無失点で抑えるレベル。途中で、チルウエルがサイドラインでトゥクルから結構長い間説教されていたが、効果はすぐに出なかった。
前の試合と対称的に、今度はカンテに代わってマウントが後半出場したが、カンテが出て来た時ほどのインパクトをマウントは与えることが出来なかった。ただ、攻撃に時間と幅が出て来たことは確かで、前半よりはチャンスが増え、54分ベルナーが今シーズンの初得点。
これでNormal Service Resumed(本来の営業再開)かと思ったが、ピリッとせずカウンターから上手に失点。その後ルカクを投入して決めようとしたが、決まらずPK戦になってしまった。(延長戦がなかったのが、せめてもの幸せ。)
下のメンバー表では3-5-2になっているが、前半はチャロバとサールがセンターバック、ジェームズとシルウェルがサイドの4-4-2、慣れないフォーメーションでチグハグだったのかもしれない。途中から、ジェームズが下がって、両サイドがオドイとチルウェルの3バック、3-5-2になった。と言うか、連携が悪くて押し込まれただけかもしれない。
連携が悪いせいか、初出場のサールのポジション取りが悪いせいか、とにかく中盤でプレスして抜かれるとそこにはぽっかりとスペースが空いているケースがしょっちゅう見られた。
一昨日、チェルシーがルカクを取ったのは、ルカクの得点力に期待したわけではなく、エバートン時代コンビで活躍したバークレーを再生するのが目的だったと、いうチェルシー贔屓の自虐的な記事を読んだ。同じ発想とは思えないが、点が獲りたいところでルカクと共に、もはや出番はないだろうと思われていたバークレーが登場。ここでいいところを見せれば、一躍再脚光がとかすかな期待がかかったが、員数以上の活躍は出来なかった。別に悪くはなかったが。
Prince Wiliamsは何故かA Villaファン。 |
ただ、その出番の少ないバークレーがPKを蹴らせてもらって、キッチリ決めたから、まあ良かった。 一方後ろのないチルウエルはPKを外して、今日はいい日ではなかった。
PK戦はケパが一本止めて、PK戦ならケパのアピールをして、なんとか勝った。
因みに、ケパのPK戦でのストップは6本とチェルシー史上ナンバー1になった、とか。
しかし、これは数字のマジック。PK自体はカバレリョの方が決める能力が高かったが、カバレリョはPK戦に出る機会が少なかったから、止めたのは1本だけ。逆にチェクは5本止めて歴代2位だが、チェクは他は文句の付けようがないキーパーだったが、PKを止めるのだけは下手だった。歴代2位はそれだけPK戦に出る機会が多かったから。
恐らく、PK阻止率が一番高かったのはクディチーニだと思うが、クディチーニはPK戦には一度も出る機会がなかった(と思う)。
Chelsea (3-5-2): Kepa; James, Chalobah, Sarr;
Hudson-Odoi, Kante (c) (Mount h-t), Loftus-Cheek, Saul (Barkley 76), Chilwell;
Ziyech (Lukaku 76), Werner
Scorer: Werner 54
Unused subs: Bettinelli, Mbuyamba, Thiago Silva, Havertz
Scorer: Werner 54
Unused subs: Bettinelli, Mbuyamba, Thiago Silva, Havertz
Booked: Sarr 31, James 90+1
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