メンバー表を見て驚いた。
不動のマウンントがいない。ジョルジーニョもカンテもいない。クリステンセンが控えでチャボラ、オドイが先発。
そう言えば、カンテは足首の怪我に大事をとって、火曜日まで休ませるとの談話があった。レッシ―・ジェームスはプール戦のレッドカードで出場停止、と考えたところでハタっと思い当たった。
マウントはイングランド代表で2試合フル出場、ジョルジーニョはイタリア代表、クリステンセンはデンマーク代表、アスプリクエタはスペイン代表、彼らを休ませるためにチャボラとオドイで右サイドを固め、ジョルジーニョに代えて今季ローンで加入したサウルをホールディングMFに起用、マウントに代えてZHという訳。ハバーツもドイツ代表だったが、フル出場ではなかったので先発、途中交代。
マウントの巨大フラッグ登場。 ランパード、アザールに次ぐ特別待遇だ。 |
こうなると、出場機会を貰った選手はこの機会に頑張らなくてはならない。その代表が新規加入、アトレティコマドリッドから来た、サウルだが、カンテやジョルジーニョの代役は荷が重過ぎた。前半で再三ボールを奪われピンチを招き、前半で交代。初めてコンビを組むチームメートとあわせながら、プレミアの当たりの強さに耐えるには時間がかかる。ジョルジーニョが初年度はブーイングを浴び、ハバーツも当初は全く役に立たなかったのと同様。しかもサウルは本来アタッキングMFなのにシメオネに中盤をやれと言われて不満を漏らしていたと言うから、ぶっつけでこの難しいポジションは無理があった。トウヘルはこのままではサウルが自信喪失してしまうと心配になって前半で交代させた、と。
もう一人ぜひともいいところを見せたかったのが、右サイドバックに入ったオドイだが、無難にはこなしたものの、今一インパクトのある攻撃参加は見せられなかった。後半アスプリクエタと変わって、左のウイングに入り、どちらサイドでも出来ることを証明したが、かと言って素晴らしく出来ると言うようには見えなかった。
結局活躍したのは、お馴染みのコバチッチとルカク。コバチッチはチェルシーでは2点目となる得点を挙げ、走り回って貢献、ルカクはシュート2本、オンターゲット2本、得点2本と確実にシュートを決めるうまさを見せ、£98milという価格の正当さを証明してみせた。
前半、得点してから、ビラがラインを上げたのに対して、ズルズルラインを下げて防戦一方になったのは問題。メンディのお蔭で何とか無失点に抑えたものの、下手したら3-3の引き分けになっていても不思議でないほどだった。X
ビラのワトキンスと言うのは若いが良いFWだ。チェルシーのアカデミー出身のトゥライオレが途中出場、スピードのあるトリッキーな動きでちぇるしーDFを悩ませた。外見見た目もプレー振りもビッグクラブへの移籍を最近注目されているウルブズにいる兄貴とそっくりだ。
チェルシーでの選手生命は終わったかと思われていた、バークレーが18番の背番号を貰ってベンチに入っていたのは良かった。バークレーと同じくベンチのロフタスチークの二人はこれからの1年、何とかチャンスを貰って、自分を証明しないといけない。
Chelsea (3-4-3): Mendy; Chalobah, T Silva, Rudiger;
Hudson-Odoi (Werner 82), Kovacic, Saul (Jorginho h/t), Alonso (c);
Ziyech, Lukaku, Havertz (Azpilicueta 64)
Scorers: Lukaku 15, 90+3 Kovacic 49
Unused subs: Kepa, Chilwell, Christensen, Barkley, Loftus-Cheek, Mount
Booked: Alonso 61
Booked: Alonso 61
0 件のコメント:
コメントを投稿