残り五試合で確実に勝てそうなのはFulhamだけで、敵は死に物狂いでやって来るから大丈夫だろうかと心配したが、ハバーツが2点美しく決めて結果的には完勝だった。点の取り方も前の3人(ベルナー、ハバーツ、マウント)のコンビネーションが有効でキレイだった。
ただ、立上りはFulhamに一方的に追い込まれ、その後建て直したものの、終わってみれば数値的には五分五分、メンディの決定的なセーブも2本ほどあり(ケパだったら決められていただろうな)、手放しで褒められるほどの出来ではなかったように思う。
この試合中盤の底にギルモアとマウントを起用したのには驚いた。コバチッチが怪我で出場できず、カンテとジョルジーニョに負担がかかり過ぎなので、休ませたのだろう。マウントはブライトン戦で中盤の底に入って全く良いところがなかっただけに、一抹と言うか二抹三抹の不安がよぎった。
試合中はギルモア坊主が大きなミスをするのではと心配で心配で、目が離せなかった。実際一度ティアゴのパスを処理しそこなって、ボールを奪われピンチを招いたときには、急いでクリアしたティアゴにギロっと叱責の視線を送られたが、その後は大きな失敗はなかった。てかたいして役にも立たなかった。
ジョルジーニョ、コバチッチの時には基本的にバックスの前、真ん中に二人が定位置で、パス交換、いかにも守備的MFだったが、ギルモアはちょこまかチョコマカとあっちゃこっちゃして、定点にならない。マウントは前後に自由に動いて、これまた定まらない。もしかしたら二人は横並びではなく、前後の位置取りでジョルジーニョ等とは違うフォーメーションと考えた方が良いのかもしれない。
因みにTV中継のMOMはハバーツ、デーリーメールの選手採点では、マウント9点、ハバーツ8.5点、ギルモアはZHと並んでチーム最低の6.0点だった。ZHは絶好機を外したが、それだけチャンスメークに参加しており、そこまで悪かったとは思えない。本人の表情は酷く不満そうではあったが。
勝ち星計算
勝ち星計算
この勝利で後続グループに勝ち星で先行、プレッシャーを与えられたのは、大変良かった。明日LiverpoolがManUに負ければ、Liverpoolが4位内になる目はその時点で殆ど無くなる。ManUが負けるとManCのリーグ優勝が確定するので、結構ManUの方が根性が入るような気がする。(ManUはもう2位が殆ど確定で、ヨーロッパリーグで優勝すること以外はモチベーションがなかったが、この試合だけはと頑張りそう。)一方、Liverpoolの方は4位獲得がたいしたモチベーションになっていないように見える。
ただ、ManUが勝つと次の試合で決めようと、ManCのモチベーションが上がるので、次の対戦相手チェルシーにとっては、まずい。チェルシーとしては次の試合にも勝って、4位確保に大きく近づきたいところなのだ。
ここで今週中のC/Lセミファイナルの結果もチームの戦略、モチベーションに絡んでくる。ManCのファイナル進出はほぼ決定的だが、チェルシーは次のレアル戦次第。もし、レアルに勝てばC/LファイナルがManC対チェルシーと確定する。そうなるとManCは優勝が決まっていれば、ここでのチェルシー戦に全力を注いで手の内を見られるのは避けよう、と手抜きで来る可能性がある。優勝が確定していなくても、リーグはどっちみち優勝できるからと選手を休ませて、C/Lファイナルに向けての調整に入る可能性が高い。
チェルシーはC/Lで敗北していれば、4位確保一本が目標でこの試合に対するモチベーションは一層高くなる。ManCにしてみればどちらでもいいのだが、FAカップのセミで敗れているので、リーグチャンピオンが対チェルシー2連敗でシーズンを終えるのも業腹だ、と本気でやって来る可能性もある。本気で来られたら、勝てない。困った。
チャンピオンズ・リーグ
C/Lセミファイナル緒戦のレアル戦立上りのチェルシーは素晴らしかった。あれが90分続けばManCにも勝てるかもと思わせるものがあった。しかし、チェルシーも格下の相手とカップ戦等で当たると立上り相手が必死になって攻めてきて、タジタジとなることがある。大体は最初の15分程度だけで、その時間帯を凌ぐと後は実力通りの試合運びとなる。この試合はチェルシーの方が格下で、レアルの方が横綱相撲という感があって、15分過ぎからは互角の様相を呈し、何とかもう少し頑張れと思った30分に何もないところから、ベンゼマにきれいに決められてしまった。とは言えその後も崩れることは無く、良く頑張った。あのレアルのバックラインなら何時でも裏を取れる、中盤は競り勝てるぐらいの感じはあったが、感じだけで勝ち越すことは出来なかった。
貴重なアウェイゴールを挙げて良かった、と言う声もあるが、1点のアゥエイゴールは何の心の支えにもならない。レアルはベンゼマの個人技で何時でも突然2点取る可能性があるチームであることを見せつけた。怪我で休んでいたバック陣も帰ってくれば、次はあの試合のように裏を取るのは難しいだろう。1点返されたらもう引分けでは駄目になる。あの流れで2点目を取れなかったのは、むしろまずい結果、レアルの方がラッキーと喜んでいる。
いずれにせよ、C/Lはオマケだから、まあ、頑張って、なる様になればいい。
ただ、ManUが勝つと次の試合で決めようと、ManCのモチベーションが上がるので、次の対戦相手チェルシーにとっては、まずい。チェルシーとしては次の試合にも勝って、4位確保に大きく近づきたいところなのだ。
ここで今週中のC/Lセミファイナルの結果もチームの戦略、モチベーションに絡んでくる。ManCのファイナル進出はほぼ決定的だが、チェルシーは次のレアル戦次第。もし、レアルに勝てばC/LファイナルがManC対チェルシーと確定する。そうなるとManCは優勝が決まっていれば、ここでのチェルシー戦に全力を注いで手の内を見られるのは避けよう、と手抜きで来る可能性がある。優勝が確定していなくても、リーグはどっちみち優勝できるからと選手を休ませて、C/Lファイナルに向けての調整に入る可能性が高い。
チェルシーはC/Lで敗北していれば、4位確保一本が目標でこの試合に対するモチベーションは一層高くなる。ManCにしてみればどちらでもいいのだが、FAカップのセミで敗れているので、リーグチャンピオンが対チェルシー2連敗でシーズンを終えるのも業腹だ、と本気でやって来る可能性もある。本気で来られたら、勝てない。困った。
チャンピオンズ・リーグ
C/Lセミファイナル緒戦のレアル戦立上りのチェルシーは素晴らしかった。あれが90分続けばManCにも勝てるかもと思わせるものがあった。しかし、チェルシーも格下の相手とカップ戦等で当たると立上り相手が必死になって攻めてきて、タジタジとなることがある。大体は最初の15分程度だけで、その時間帯を凌ぐと後は実力通りの試合運びとなる。この試合はチェルシーの方が格下で、レアルの方が横綱相撲という感があって、15分過ぎからは互角の様相を呈し、何とかもう少し頑張れと思った30分に何もないところから、ベンゼマにきれいに決められてしまった。とは言えその後も崩れることは無く、良く頑張った。あのレアルのバックラインなら何時でも裏を取れる、中盤は競り勝てるぐらいの感じはあったが、感じだけで勝ち越すことは出来なかった。
貴重なアウェイゴールを挙げて良かった、と言う声もあるが、1点のアゥエイゴールは何の心の支えにもならない。レアルはベンゼマの個人技で何時でも突然2点取る可能性があるチームであることを見せつけた。怪我で休んでいたバック陣も帰ってくれば、次はあの試合のように裏を取るのは難しいだろう。1点返されたらもう引分けでは駄目になる。あの流れで2点目を取れなかったのは、むしろまずい結果、レアルの方がラッキーと喜んでいる。
いずれにせよ、C/Lはオマケだから、まあ、頑張って、なる様になればいい。
0 件のコメント:
コメントを投稿