Chelsea Factory

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土曜日, 10月 31, 2020

10月31日 Vs Burnley (A) 3-0

前半1点しか取れず、やや不安になったりしたが、全般的に安心して見ていられ、点差以上の差があった。

ジエコの動きは、マウントや
ハバートとはどこか違う、独特。

DFに5人も使うのは勿体ない、守備的MFに2人も無駄遣い、と言ったのが聞こえたのか、4バックに中盤はカンテの1人だけとなって、チームらしくなった。相手がここまで勝点1で低迷、悩んでいるBurnley だからできただけのことかもしれないが。

プリシッチが当初先発で発表されたが、試合前の故障で、急遽お休みの予定だったベルナーが出場。最前列はタミ-・エブラハムに譲って左サイドに入った。
陣容は4-3-3となっているが、実際は4-1-4-1、カンテが中盤、タミーがトップで、残りの4人はベルナーも含めて中盤で動き回っていた。タミーとプリシッチを交互にしたこの構成が、現状では一番安定しており、強力だと思う。
体のキレが今一つだったベルナーだが、
抜け出したらこうして決める、
ストライカの面目躍如。
中盤でのパス交換から、何度も見せ場が作れていた。両サイドバックもやりたい放題クロスを入れていたが、これは相手がBurnleyだったから可能だっただけだろうなあ。解説のロビーサベージが(サベージが解説って変な気がするが)レシー・ジェイムスのクロスをべた褒めしていた。
ハバーツとマウントいずれも中盤で良くボールに触っていたが、ハバーツの方が顔を出す場面が多かった一方、ボールをイージーに失う場面も多く、TV開設陣の評判は今一だった。

そう言えば、今日はチアゴがキャプテンだったが、終わり際にカンテに代わってジョルジーニョが出てくると、わざわざキャプテンマークを渡していた。このチームでは新参のチアゴの同じブラジル血筋、先輩ジョルジーニョに対する敬意なのかな。

順当とは言え、まあ、勝って良かった。

イングランドは木曜日から一か月コロナ対策のロックダウンに入るが、プレミアリーグは現状の形で続けるとされている。

(Awayでの勝点2、累積勝点損益-1)

Chelsea (4-3-3): Mendy; James, Thiago Silva (c), Zouma, Chilwell;
Mount, Kante, Havertz (Jorginho 86);
Ziyech (Hudson-Odoi 73), Abraham (Giroud 77), Werner.

Unused subs Caballero, Ziger, Azpilicueta, Rudiger.
Scorers Ziyech 27, Zouma 63, Werner 67


Burnley (4-4-2) Pope; Lowton, Long, Tarkowski, Taylor; Brownhill, Westwood (c), Stephens (Rodriguez h-t), McNeil; Barnes (Brady 73), Wood.
Unused subs Peacock-Farrell, Dunne, Thompson, Richardson, Vydra.
Booked Long 48

Referee David Coote

水曜日, 10月 28, 2020

10月28日 Vs Krasnodar (A) 4-0

ロシアでの試合、遠過ぎて疲れるからとチアゴは参加しないという、特別待遇。
久し振りにアブラモビッチがリアル観戦。(さすがにロシアではビザの問題がない。)

まあ、相手はせいぜいLeague1クラスだから、4点取ったとか、クリーンシートとか言っても自慢にならない。リンカーンシティやプリマスアジャイル相手に試合しているようなもの。それにしてもこちらのシュート15本に13本、オンターゲット7本に4本も打たれるというのは情けない。隣ではManUがライプツヒに5-0、ラシュフォードがハットトリックと忌々しい。
忌々しいと言えば、ヨーロッパの試合は全てBTで、コロナ禍パブに行くのもどうかな、と自宅でオンライン(ピッチの上を線でパスがリアルタイムに描かれ、ボールに触っている選手の名前か番号が出てくる)観戦。 リアルタイムで戦局がわかるのはいいが、フリーなのか、囲まれているのか等はさっぱりわからない。とにかく、自らの陣地にボールが入ってくるとそれだけで冷や冷やしてしまう。体には良くない。

前の試合、3バック(実質5バック)に守備的MF2人では攻撃陣の数が足りないと書いたのが聞こえたのか、4バックに戻って、攻撃陣が一人増えた。(単に相手の攻撃力をなめただけだろうが。) プリシッチに変えてオドイは単なるローテーションだが、員数が一人増えた分はマウントではなく、ジエクが入った。 中盤もカンテに代わってコバチッチで、少し攻めの比重が上がった。70分の交替ではこの二人がカンテ一人になって、これが本来の姿。
ジエク初ゴール

ジエクのパス能力をランパードは高く評価している模様だから、これが今後の基本戦形になるのかもしれない。言い換えるとマウントの立場がやばい。
ランパードは、ベルナーーハバートのコンビが確立してワークすることを期待しているようだ。
高いお金を払って獲得したから拘っているのかもしれないが、ハバートに自分の昔のプレースタイルを見ているのかもしれない。 (ハバートの方が上手な気がするけれど。)

こちらはベルナー、もっと活躍して欲しい。
そのハバート、前戦のManU戦では期待外れだった。この試合も線描実況を見ている限りでは、あまり名前が出て来ず、出て来ては相手にボールが渡る場面が多かったような気がする。後半になったら少しマシで、特にマウント達が出てきてからは大分名前が出てきた。相手のマークが分散したのかな。

 まあ、文句はあるけれど、結果快勝で良かった。

Chelsea (4-2-3-1): Mendy; 
Azpilicueta (c), Zouma, Rudiger, Chilwell (Emerson 80); 
Jorginho (Kante 71), Kovacic (Mount 71); 
Ziyech, Havertz, Hudson-Odoi (Pulisic 71); Werner (Abraham 80).

Scorers : Hudson-Odoi 37, Werner (pen) 76, Ziyech 79, Pulisic 90
Unused subs Caballero, Ziger, James, Tomori, Christensen, Giroud.

Krasnodar (4-2-3-1): Safonov; Smolnikov, Kaio, Martynovich, Chernov; Utkin (Suleymanov 74), Vilhena; Olsson (Spertsyan 82), Gazinski, Ramirez; Berg (c).
Unused subs Gorodov, Sinitsin, Kutovoi, Sabua, Litvinov
Booked Olsson 22, Martynovich 74

Referee Ali Palabiyik from Turkey.

10月24日 Vs Man Utd (A) 0-0

(24日に書き込みながら、公開を忘れて気の抜けた投稿になってしまいました。)

面白くない試合だった。
TV実況解説のNネヴィル(Ex-ManU)が前半、「両チームとも負けるのを待っているみたいで、負けても弁解出来ない、どちらも敗者のメンタリティ(Loosing Mentality)で戦っている」と酷評していたが、その通り。

試合後の解説でも、ビディッチだったかエブラだったか(いずれにせよEx-ManU)がこんな(消極的な)試合をしていては駄目だっとぼろくそで、それに対しチェルシーには失うものがある、今は適正なフォーマットを見つける時期、クリーンシートで抑えて、ディフェンスのフォーマットを固め自信を取り戻させることが必要な時期、真価を問われるのはこれから、とハッセルバンクがドングリ眼で反論していた。

確かにアウェイのManU戦、無失点で抑えたので満足すべきなのかもしれないが、面白くなかった。
ランパードの3(5)バックで面白かった記憶がない。本来3バックはサイドの2人が攻め上がる攻撃的な戦形だが、両サイドがすぐ下がり、前でボールをもらっても後ろに下げるので、ボールが前に進まず、3バックの長所を生かせていない。両サイドはボールを持った瞬間にDFであったことを忘れて、前に向いてプレーしないといけないのに、4バックのサイドと同じようにプレーしてしまっている。これでは守備的MFの二人と併せて、常時7人が守備に回っているようなもので、中々いい攻めの形は作れない。
足元も空中もさして強みのないManUに対しては、盲滅法(禁止用語か)サイドから放り込むぐらいの3バックにして欲しかった。

優れた攻めの要員は沢山いるのだから、ジョルジーニョとカンテと二人を守備的に貼り付けるのは勿体ない。二人がもっと効率的に攻めに貢献できるようにするか、一人で二人分の仕事が出来る守備的MFを獲得する必要がある。

マクガイアのクエタに対する首絞めは明らかにPKだったが、まあそれは言っても仕方がない。今度もっと重大な時点でこちらが見逃されることを祈る。

(実質勝点ゼロ、累積勝点損益-3)



Chelsea (3-4-3): Mendy; Azpilicueta (c), Thiago Silva, Zouma; 
James, Jorginho, Kante, Chilwell; 
Havertz (Mount 71), Werner (Abraham 71), Pulisic (Ziyech 81).

Unused subs Caballero, Rudiger, Kovacic, Giroud.
Booked Havertz 45+1

Manchester United (4-2-3-1): De Gea; Wan-Bissaka, Lindelof, Maguire (c), Shaw; McTominay (Greenwood 83), Fred; Mata (Pogba 58), Fernandes, James (Cavani 58); Rashford.
Unused subs Henderson, Tuanzebe, Matic, Van de Beek.
Booked Shaw 39, Fred 46, Rashford 76

Referee Martin Atkinson.

水曜日, 10月 21, 2020

10月20日 Vs Sevilla 0-0

つまらない試合。
チェクが非常時に備えて、現役登録って、何それ?
こっちの方が試合より面白いニュース。

Chelsea (4-2-3-1): Mendy; James, Thiago Silva, Zouma, Chilwell; 
Jorginho (c) (Kovacic 64), Kante; 
Pulisic (Hudson-Odoi 90+1), Havertz, Mount (Ziyech 61); 
Werner (Abraham 90+1).

Unused subs Kepa, Caballero, Azpilicueta, Tomori, Rudiger, Christensen, Emerson, Giroud.
Booked Jorginho 14, Mount 36, Chilwell 64

Sevilla (4-3-3): Bono; Navas (c), Gomez (Jordan 33), Carlos, Acuna; Rakitic (Vazquez 80), Fernando, Gudelj; Suso (Oliver 58), De Jong (En-Nesyri 80), Ocampos.
Unused subs Vaclik, Rekik, Escudero, Oscar, Fernandez, Munir.
Booked Acuna 43, Jordan 87

Referee Davide Massa from Italy

土曜日, 10月 17, 2020

10月17日 Vs Southampton (H) 3-3  (Spurs結果追記)

また負けてしまった。


試合後ランパードは、チームは(勝ち)試合をマネージしないといけない、という趣旨のことを言っていたが、それをするのが監督の仕事だろう。87分にプリッチを引いてジェイムスを出した時点で、残り時間は守り切るのだという意図は選手に伝わっていた筈。守り切るからと言ってひたすら引いて守勢に回ったら、それだけ相手に得点のチャンスを与えてしまう。守るのではなく、攻めさせないようにすること、チャンスを与えないことが肝心なのに。(昔ラニエリが逃げ切るべきところで、FWを投入して見事に失敗、散々笑いものになったけどね。そう言えばモリーニョは意図を選手に伝えるのが上手だったというか、チェルシー時代モリーニョの意図をチーム全体に伝えて、現場でマネージしていたのはランパードだった。)


しかし、この試合ベルナーとハバーツ(今後こう表記する)が本物であることを証明した。ベルナーの一点目は、アザールでも見たことがない、一人スルーパスでスペースに飛び出して、エリア前で相手DF陣5人を前にボールを貯めながら、隙間に絹糸を通すような見事な得点。Goal Of The Seasonの候補になるようなシュートだった。

ハバーツは最初の数試合はお客さん状態、どこにいるのか分からなったが、ここへ来て着実に存在感を増している。チェルシーは中盤でボールを上手に配給できる選手がセスク以降おらず、新加入のジエク(ちょっと違うけどこう表記する、本来ディェクか、それともズィエクかなあ。)にはそんなプレーが期待されるが、ベルナーとはハバーツにマウントが絡めば、中盤からのパス配給は必要ないかもしれないと、期待を抱かせた。 (ショートパスの交換で中盤を突破できる。)まだ若いのに大金を要求された理由が理解できる。下手をするとマウントの存在意義がなくなってしまうかもしれない。


プレミアの厳しさに戸惑ってイージーミスをするところも垣間見られたが、能力がありそうだから、すぐ慣れるだろう。そういう意味では将来大化けする可能性があるが、まあ、もしかしたら、ジョー・コールどまりかもしれない。或いはミルナーかな。(どちらも好選手にはなったが、大化けには至らなかった。)

(累積勝点損益 マイナス3)

18日追記
翌日、Spursが開始16分で3-0、WestHamに楽勝と思われた試合82分から2点返され、ロスタイム+4にワンダーゴールを決められ、引き分けた。
モリーニョ曰く、We suddenly lost control and punished, THAT'S FOOTBALL.と。
ジョゼも今や新参者のフランクと同じレベルか、それともチェルシーの呪いか。

名前の後の数値はデーリーメールの採点。ベルナーが抜けているのが判る。ハバートとマウントの採点は逆だと思う。ケパに甘いような気もするが失点は基本ズウマのせいだから、ズウマより悪くはならないということか。監督採点ランパードの方が0.5低いのは、勝ちきれずに試合のマネージに失敗したからだろう。もっと差があってもいいかもしれない。サザンプトンは前半惨敗の様相を建て直して引き分けたのに、チェルシーは楽勝の試合を追いつかれたのだから、プラスとマイナスの差がある。

CHELSEA (4-2-3-1): Arrizabalaga 5.5; Azpilicueta 6, Christensen 6, Zouma 5.5, Chilwell 6; Jorginho 6.5, Kante 6; Pulisic 6 (James 87), Havertz 6, Mount 6.5 (Ziyech 72, 5); Werner 8 (Abraham 90).

BOOKINGS: Chilwell

SUBS: Cabaleero, Tomori, Giroud, Hudson-Odoi.

MANAGER: Frank Lampard 6

SOUTHAMPTON (4-4-2): McCarthy 6; Walker-Peters 6, Bednarek 5.5, Vestergaard 7, Bertrand 6; Walcott 6.5, Romeu 7 (Diallo 87), Ward-Prowse 6.5, Redmond 6 (Tella 77); Adams 7 (Long 86), Ings 7.5.

BOOKINGS: Romeu

SUBS: Forster, Stephens, Obafemi, Valery.

MANAGER: Ralph Hassenhuttl 6.5


日曜日, 10月 04, 2020

10 月4日 Vs Crystal Palace (A) 4-0

前半一点も取れなかったこと、攻撃陣が得点できなかったことに不満はあるが、完勝で結構でした。

1・2戦存在感のなかったハヴァーツがチームに馴染んでどんどん存在感を挙げているようで嬉しい。逆にヴェルナーが未だ本領を発揮できないでいる。これはポジションのせい、得点を期待するなら、サイドや第二列ではなくトップに置かないと意味がない。
今日の先発がチェルシー今シーズンの一つのパターンだと思うが、エブラハムをベンチに置いてヴェルナーのワントップ、空いた一人がマウント、オドイに変えてプリシッチが最強のパターンになる。新加入ツィエクの入る余地がない。
オドイをローンで出して、マウント、ハヴァーツ、ツィエクで二つのポジションを回すと言うことも考えられるがランパードはマウントとハヴァーツを固定で使いたいようなので困った。
中盤もギルモアが帰ってくると2人のポジションを4人で争うことになる。
という訳で、DFルディガー、トモリのどちらか、MFカンテ、ジョルジーニョのどちらか、それにオドイとロフタス・チークが引き取り手を探している。いずれも完全不要と言うわけではないので探し方が中途半端。
アロンゾ、エマーソンも余剰、エマーソンの方が不要感があったが、ここへ来てアロンゾの方が出て行きそう。
ここまでは、いればいるなりの機会を与えられそうだが、全くそんな機会のなさそうなのが、Baba Rahman、Victor Moses、Marco Van Ginkel、Bakayoko、Drink Warterの5人。
チェルシーとしてはもう売りたいが、買手が着かず、ローンが関の山。それも聞こえてくるの(ローンでの引き取り)はBakayokoだけで、どうするのだろう。

Chelsea (4-2-3-1): Mendy; 
Azpilicueta (c), Zouma, Thiago Silva, Chilwell; 
Kante (Kovacic 82), Jorginho; 
Hudson-Odoi (Pulisic 82), Havertz, Werner; 
Abraham

Scorers: Chilwell 50, Zouma 66, Jorginho pen 78, pen 82

Unused subs: Kepa, Tomori, James, Mount, Giroud
Booked: Azpilicueta 64, Kante 70

Crystal Palace (4-4-2): Guaita; Ward, Kouyate, Sakho, Mitchell; Townsend, McArthur (Riedewald 72), McCarthy (Milivojevic 66), Eze; Zaha (c), Ayew
Unused subs: Hennessey, Dann, Kelly, Meyer, Benteke

Referee: Michael Oliver