Chelsea Factory

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日曜日, 3月 02, 2014

3月1日 Vs Fulham (Away) 1-3

Fulhamのホームグラウンド、クレイバン・コッテジはChelseaのスタンフォード・ブリッジがあるFulham Broadwayから地下鉄で2駅、Putney Bridge駅からテムズ河沿いののどかな公園を15分ほど歩いたところにある。 
2000年代の初めに下位リーグから上がっていた時には、スタジアムがプレミア仕様に間に合わず、ゴール裏が立ち席のテラスで、急遽即席の座席を備え付けて、リーグから許可を得ていた。
最後に行ってからもう10年近く経っているが、スタジアムは以前と殆ど変わっていないように見える。 ゴール裏のアウェイ席は以前の即席のその場しのぎのままのようだし、ロングエンドの向こう正面は、相変わらず木の席のようだ。
10年前と殆ど変わっていない。
選手達はダッグアウトにグラウンドを横切っていくというのが、特徴だ。

この10年間未だにプレミアにいるのが奇跡のようだが、さすがに今年は苦戦している。
もともと、ナイツブリッジのオーナー、アル・ファイドがお金を注ぎ込んでプレミアまで昇格させたが、アル・ファイドが注ぎ込めたのは毎年数千万ポンドのレベル、アブラモビッチやManCのシークによる毎年数億ポンドには太刀打ちできない。 そのアル・ファイドも手を引いて引き継いだ得体の知れないオーナーはそれ程酷くはない(カーディフやハルのオーナーみたいには)ようだが、アル・ファイドほどの財力もない模様。 今シーズン出足は悪くなかったが、ここへ来て最下位に低迷している。
何とか降格を免れたいと、ドイツから規律が厳しいことで有名な新監督を招いての初戦がChelsea戦では少し可愛そう。

出だしはFulhamの気迫がChelseaを上回ったが、10分もするとChelseaペース。しかし、前半はChelseaも全くピリッとしない。
選手入場
Galatasary戦からはLamaprdに変わってMaticが、Willianに変わってOscarがスタート。
相手は、ベントとディンプシーという二人の大型FWを擁し、中盤にはスコット・パーカーとシドウエルという何でこのメンバーで最下位なんだろうか、と言う顔ぶれだから、そりゃ簡単ではないが、中盤でミスやボールを取られたり、トーレスが何度かチャンスは作るものの、圧倒するにはいたらない。
プレミアのレベルが高いので、これだけのメンバーでも少し気を許すとすぐ最下位に落ちてしまうと言うことなのだろうか。
とにかく、前半は不完全燃焼で終了。

しかし、後半になると、牛若丸Hazard或いはゴリアテを倒したダビデ(Hazardは何となく中東的風貌なので、この例えは禁句かな)ことHazardがFulham DFをきりきり舞いさせて、まるでワンマンショーのよう。 というか、Chelsea全体の動きにキレが出て、一変した。

前半終了。
モウリーニョの顔が怖い。
Hazardのパスの出口になったのはSchuerrle、52分に右サイドからフリーになって、決めると63分には真ん中左よりから抜け出して2点目、更にはチェクのゴールキックをトーレスが競って、Schuerrleがまたフリー、とハットトリック。

その後少し気が緩んで1点返されるが、こう言うのをコンソレーション・ゴールと言う、で3-1で完勝。 久しぶりに3点とって、試合をKill Offすることができた。

ハットトリックしたのはSchuerrleで、またゴールはいずれも相手キーパーの位置を見て狙って打ったゴール(とにかく打ったというようなシュートではない)と、賞賛に値する。 しかし、そのSchuerrleのハットトリックを色褪せさせたのが、Hazardのプレーだった。 Fulhamファンを含めた観客の大部分がHazardってすごいなという印象をだいて帰途についたように見えた。

後半Chelseaのパーフォーマンスが急に上がったことから試合後のインタビューで、ハーフタイムに何を話したのかと聞かれたモリーニョ、”Nothing”、何も喋ってない、と。 皆、モリーニョの目つきで脅え上がったのじゃないか。
試合が終わった帰り道。
外がまだ明るい、ロンドンはもう春。

AesnalがStokeに負けて差が4点に広がり、Liverpoolが勝って、得失点差でArsenalを抜いて2位に。まあ、結果良ければ、全て良しなんですけれど、今回はたまたまHazard-Schuerrleのホットラインが当たったものの、勝ちパターンとして定着したわけじゃないし、クリーンシートは逃したし、まだまだ不安材料には事欠きません。



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