SkyBetによると、今シーズンの優勝チーム本命はチェルシーだ。
優勝オッズ Chelsea 2.25倍
Man U、Man City 2.40倍
Arsenal 10倍
Liverpool 28倍
Sours 33倍
因みに最低人気は滑り込み昇格のCrystal Palaceで10,000倍、£100買ったら、100万ポンドだ。
しかし、チェルシーは未だ目立った補強もしてないのに、なんで一番人気?
これはもうMourinho復帰に尽きますね。 しかし、戦力の補強より、監督が代わったことがチーム力アップの一番というのは、なんか不思議な感じがするが、Mourinhoならいかにもそうかな、と言う気がする。 勿論、Sir Alex Fergusonが引退して、ManUからSir Alexのカリスマ分が落っこちたということも大きい。
しかし、想い起せば先シーズン、ManUが優勝できたのは幸運としか言いようがない。 選手の世代交代がうまく行かずチーム力としては近年になく低下していたにも拘わらず、中盤RVPの神がかりのような活躍で、負け、引分けの試合をことごとく拾ったのが、大差で優勝できた理由だった。 後半の成績は他チームと大差ないが、中盤チェルシーは勝てる試合をことごとく終了間際の失点で失い、チーム力は一番のMan Cityはプアーな監督のせいで、不用意に勝ち点を失った。
この状況を一番理解していたのはSir Alexで、それゆえこの幸運はもう一年はもたない、面倒くさいと引退してしまった。
一方、チェルシーは馬鹿げた失点を重ねて成績が低迷したとは言え、Mata、Hazard、OscarのThree Amigoesは、はまれば破壊力が半端ではないことを見せ付けた、これにMourinhoの規律が加われば、優勝候補一番となって不思議ではない。
Man Cityは唯一これまでに目立った補強を行い、監督も交代して優勝候補一番手になっても不思議ではないが、新監督の(お山の大将)スターチーム掌握力、プレミアでの通用度不明で、一歩人気が遅れているということか。
ManUは、核となる選手が不在、RVPは基本的に核になるような選手ではなく、先シーズンの後半はメタメタだった。 ルーニーはManUでの賞味期限切れだ。 しかし、ここにセスク・ファブリガスが加入し、チーム全体がファブリガスを中心に組み立てれば、話は別だ。 モイズはそれを実感して、獲得に本気になっている。 小賢しく生意気なファブリガスもバルサではメッシの脇役しかさせてもらえていないが、自分中心のチームでならもっと活躍ができ、チームにも一本筋が通る。アーセナルやバルサに義理立てして、ManU移籍をことわるようなら、所詮ファブリガスはスペインの二流選手だ。
ルーニーはManUで煮詰まってしまった。 テリーやランパードからMourinhoのことは散々きかされていて、Mourinhoとやってみたいという気になっている。 チェルシーには代表で一緒のコールもいて、テリーとはスキャンダル仲間で何となく気が合うし、、、、。
アーセナルが吸血スアレスに必死のようだ。 ベンゲルとスアレスでは全く合わないように見え、「ベンゲル様あまりに勝てずにご乱心」、という気もするが、ゴール前で両手ブロックして失点を防ぎ、相手ディフェンダーに噛み付いてでも勝ちたいという、野蛮なまでの勝利への執着心が今のアーセナルには一番欠けている、とベンゲルは考えているのではないだろうか。
チェルシーの東南アジア巡業で、インドネシア選抜相手に8-1の完勝、と言っても日本代表がやっても、常に0-8で勝てそうな相手で、何の自慢にもならない。 ただ、Mourinho以下、皆の表情がいかにも明るく、楽しそうなのは結構なことだ。
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