前半終了時のスタッツ、レスター シュート0、枠内シュート0、コーナー0と0が三つ並んだのは初めて見た。しかし、満点だったわけではない。得点はルディガーとカンテ、いずれも守備陣、強いチームは絶対的なFWや攻撃陣が得点を重ねるもの。守備陣の得点はオマケで、おまけの得点で勝っても自慢できない。その点、後半は途中出場のプリシッチとZHは何度もチャンスを作って最終的に決め、強さを見せつけた。
この冬に放出が噂され、一部のファンからは動きが少ないと不満が出ているZHだがこの日ははつらつと動いていたように見えた。直前見事に決まったと思ったゴールがオフサイドで、その直後に絶妙のラストパスをプリシッチに時は、アゥエイフアンの目の前でドヤ顔していた。ZHは基本的に上手な選手で、こんな選手がベンチにいるのは贅沢だと思うが、問題はZHが1.2軍で満足できるかどうかだろう。
休み明けのマウントは試合中もお休みしていて活躍できなかったが試合終了後にファンの前に出て来た時は、ニコニコ嬉しそうだった。カイはまずまず、レッシ―とチルウエルは得点こそできなかったが、攻めへの貢献度は非常に高かった。
攻撃陣ではハドソン・オドイのキレが目立った。若いだけに続けて使われれば使われるほど、キレが良くなるタイプのように見える。或いはたまに出てくるとミスをすまいと消極的なプレーが多いが、出場機会が増えたことで、勝負して良いのだと吹っ切れてきたのかもしれない。
ルディガーの得点は、契約更改に大きな味方になりそう。給与体系が崩れるとクラブはルディガーの要求に難色を示しているが、守備の貢献にアタッカーとしての給与を加算してくれと言うことが出来る。 一方、チャロバの進境は著しく、カバーのセンスは半端ない。この試合でも、注目して見ていると、ボールのないところでのカバリングは素晴らしかった。
しかし、ズーマを放出した後、シルバとアスプリクエタの年齢を考慮すると、CBをクリステンセンとチャロバの二人だけを中心にやりくりするのは少しきつい。ルディガーの経験とファイティングスピリットはやはり守備陣の重石として必要なように見える。長年の功績に応えて、売れるうちにアスプリクエタを落日のスペインに売って、ルディガーを残すのが得策のように見える。
Chelsea (3-4-3): Mendy; Chalobah, Thiago Silva, Rudiger;
James, Kante, Jorginho (c) (Loftus-Cheek 77), Chilwell;
Mount (Ziyech 62), Havertz (Pulisic 62), Hudson-Odoi
Scorers: Rudiger 14, Kante 28, Pulisic 71
Unused subs: Kepa, Alonso, Azpilicueta, Christensen, Barkley, Werner
Booked: Mendy 65
Booked: Mendy 65
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