Chelsea Factory

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木曜日, 3月 18, 2021

3月17日 Vs アトレティコ・マドリッド(H) 2-0 (チャンピオンズリーグ) 

 ロックダウンで観戦できず、継続していた全試合の試合前整列フォトも掲載できず、視界はTV画面の範囲内だけになったうえ、成績が極めて不振のため病気療養していましたが、新監督の下、勢いを取り返したこともあり、印象のみの言い放し、で再開します。


マウントがいなくなってどうなることか、カイ・ハヴァーツが代役に耐え得るかが焦点だったこの試合、ハヴァーツは合格点だった。獲得金額に見合うかとか、マウントとの比較は別として、少なくともトップレベルで通用することは証明した。

今後マウントとカイをどう使っていくかが課題。過去二人を出場させたときは、マウントばかりが輝いてカイはミスが目立ちお客様状態だった。昔のイングランド代表、うまく両立しなかったランパードとジェラードにならないことを願う。

攻撃陣をヴェルナー、カイ、ZH(ジエク? ズィエッチ? ジエッシュ? 今後Ziyechをこう表記する)のシンプルな3人の攻撃陣が成功したと言える。この3人に限らず相手DFやMFを深くから徹底的にプレス、相手陣内で数的優位を作りボールを運ばせなかった。 最終ラインも常時極めて高く保ち、右サイドアスピの攻撃参加は何時ものことだが、アスピが後ろに戻るとズーマとのセンターバック二人が固め、ルディガーが何度も最前列近くまで上った。

今シーズンこれほどプレスの強い試合を見たのは初めて。同じ3バックでもここまで勇敢に上がれなかった。それでいて裏を取られることも殆どなかったし、体力も十分にもち、その観点からは今シーズン最高の試合と言っても良い。プレミアでは、相手にロングボールがあるから、ここまで上がれなかったのかもしれない。従って、プレミアの下位チームには使えないが、ManC相手には使えるかもしれない。

前半にアスピのエリア内ホールディングをPKとられなくて良かった。あの時間帯にPKを取られて、一人退場とかになっていたら、惨敗していたかもしれない。手は体に回っていたが力は入っておらず、倒れるほどではなかったと抗弁しても、VARは手が体にかかっていることしかわからず力の度合いは分からないから、ビデオだけならPK判定で不思議はなかった。

最近、ジルーのゴール判定、オドイ、カンテのノーハンド判定、それに今回とVAR関連がウチにやや有利に働くのが続いている。今後揺り戻しが来ないことを願うが、確率というのは常にゼロからスタート、次回も幸か不幸か五分五分だから、過去の幸運は即刻忘れよう。


抜群の信頼感を誇るキーパー、メンディ、この試合でも最後、唯一の決定的なシュートを見事に防いだ。ただ、アスピのバックパスに反応が遅れたように、DFとの意思疎通が乱れること、その後動揺したように不安定になることが、最近稀に見られる。

アイシング・オン・ザ・ケーキ、最後の得点は、最後の交替出場で今後も最も出場機会がないと思われるエマーソンというのが複雑。これからの選手起用がますます難しくなる。それとも、ヨーロッパで売り易くなったかな。


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