Chelsea Factory

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水曜日, 3月 25, 2020

黒死病の恐怖 出口なし

コロナのせいでリーグ戦は4月末まで中止となったが、誰も5月から再開できるとは思っていない。 
今シーズンの成績を全てチャラにして、リバプールの優勝も認めない(パチパチ)、と言う意見がある。 リバプールの優勝は認め、降格はなし、チャンピオンシップからは現在のトップ2の昇格を認めるが、降格はなし、来季は22チームで戦い、来季4/5チーム降格とする。日程が混み合うので来季のリーグカップはなし。チャンピオンズリーグは、現在の4位以下の4チームぐらいで8月にトーナメントをする、と言うのが一時は最も説得力があった。
ここへ来て、何が何でもリーグは完結させるべきだという意見が出てきた。6月に英国の中心部で全員合宿して、2日おきに、無観客で10試合ずつ行い、とにかくリーグ戦は完結させる、と。 6月中はいくら何でも無理だから6/7月でどうかと言われたら、多くのプレーヤーが6月で契約切れになるので、6月末はまたげない、と。
ウイリアンは家族をブラジルに帰したので、自分も帰りたいとクラブに申し出たそうだ。休暇じゃないんだから、と聞いてもらえなかったみたい。ブラジルと英国、どちらが危険かは分からない。ブラジル人にとっては英国の方が危険で、英国人にとってはブラジルの方が危険に感じるのだろう。
チェルシーとManUはこのシーズンオフに大型補強を考えていたが、今回の件で大幅な減収、赤字が見込まれ、補強は出来なくなった、と伝えれらている。
ManCは来季のチャンピオンズリーグへの参加停止との処分を受けているが、スポーツ調停委員会(CAS)にアピールしている。アピールの結論が出るまでは処分を実施しないよう申し立てており、結論はすぐに出ないだろうから、来季のチャンピオンズリーグ(もし実現すれば)には参加できるだろうと考えられている。これに対し、プレミアリーグのトップ10チームの内8チームが、CASにアピールの間処分を延ばすことをしないよう、それぞれしかし同じ弁護士事務所を通して申し立てているとのこと。ManCも嫌われたものだ。所詮、伝統のない成り上がりクラブめが、と言うことなのだろうか。ManCが参加してないのは当然として、今季トップ10内で参加していないのは、シェフィールズU、トップクラブのやることにはついていけません、と言うことだろうか。

3日前から、不要不急の外出は禁止となって、街は閑散。横浜タイヤのユニがバーゲンされていないかとメガストアに行こうとしたが、スタンフォードブリッジの周囲にも誰もいなかった。 誰もいない所に残された看板が次の試合は5月2日対ノリッジ、と。まあ、ないだろうな。

月曜日, 3月 09, 2020

3月8日 Vs Everton (Home) 4-0

アンチェロッティには申し訳ないが、久しぶりの大勝、クリーンシートでとても気分良く、楽しい。 と浮かれて帰って来たら、Man UがMan Cに勝って、絶好調、喜びも中ぐらいになってしまったが、ま、とにかく良かった。

立上りからチャンスがあって、決めきれず、早めに点を取りたいと思った早々、マウントがきれいに決めて、一点じゃ安心できないからと思ったら、早い時間にペドロが決めた。後半、一点返されるとまた浮足立つから、早く試合を決めてしまわないと思った瞬間にウィリアンが一閃3点目、あれあれ、マウント、ペドロ、ウィリアンの攻撃的MF3人が点を取ったんだから、ワントップのジルーも決めないと、と思う間もなくジルーがコーナーからきれいに流しこんだ。ジルーのゴールは別として、他の3人はエリアのライン上くらいからの美しいシュートで、そこへ行くまでの流れも素晴らしかった。前半だけでシュート6本(後半11本)と言うのは特に多くなく、むしろ少ないぐらいだが、うち枠内が5本(後半6本)は最近にない上出来だった。

マウントが負傷して、60分でジェームズと交替。DFが5人になって、もう守りに入ったのかと思ったが、ジェームズに中盤を任せてギルモアが前で攻めに回ると言う実験。70分にはウィリアン、86分にはジルーを下げてなんと、2001年生まれ18歳の若者二人を投入。アンチェロッティも頭にきたと見え、このところ絶好調だったFWカルバート=ルウィンを下げて、子供投入。 試合はフレンドリー状態になった。それでも、コンソレーションは許さず、クリーンシートを確保した。

ジョルジーニョが累積で出場停止、コバチッチが出場停止でギルモアが一人で中盤の底を担当、大丈夫かなと思ったが、リバプール戦ほどのインパクトはなかったものの、またしてもMOMの活躍。マウント、バークレーとの三角形がとてもうまく機能していた。ジョルジーニョより上との評価。 元エバートンのバークレーもブーイングに発奮してか、2アシストの活躍。彼の方がMOMかとも思わせた。 ジェームズの中盤の底は、立上りぎごちない感じがしたが、すぐにタイミングになれ、真ん中から右に左に器用にボールを配給していた。本職の右サイドバックは未だアスプリクエタが頑張っており、サマーシーズンに左サイドを補強した後、ジェームズが今後どんな使い方をされるか、注目だ。

Chelsea (4-3-3): Kepa; Azpilicueta (c), Rudiger, Zouma, Alonso; 
Barkley, Gilmour, Mount (James 60); 
Willian (Anjorin 71), Giroud (Broja 86), Pedro.
Scorers Mount 14, Pedro 21, Willian 51, Giroud 54
Unused subs Caballero, Tomori, Christensen, Batshuayi.
Booked Zouma 82

Everton (4-4-2): Pickford; Digne, Keane, Holgate, Sidibe; Bernard (Walcott h-t), Davies (Kean 58), Gomes, Sigurdsson (c); Calvert-Lewin (Gordon 76), Richarlison.
Unused subs Steckelenburg, Mina, Baines, Iwobi.
Booked Gomes 53, Holgate 90+1

Crowd 40,694
Referee Kevin Friend

水曜日, 3月 04, 2020

3月3日 Vs Liverpool (FA Cup) 2-0

結果は2-0の完勝だが、立上りはピンチの連続、あそこで決められていたら、全く違った流れになっただろう。リバープールより強いなどと勘違いしてはいけない。 ペドロとジルーが1対1を決めておれば、最後も安心して見られたのだが、本気を出して相手FW3本柱が出てくると、怖くて瞼を閉じたくなった。まあその3人が出てきてもクリーンシートを久し振りに達成できた点は良かった。

久し振りに出場したケパが前半で圧巻のトリプルセーブ、奇跡の復活と言いたいところだが、ケパがそれぐらい出来ることは皆知っている、特に復活とか言うほどのことではない。しかし、運が悪ければ一本ぐらい決まっていただろうから、キーパーと言うのは損なポジションだ。トリプルセーブ直後ペドロがケパに’やったじゃない’みたいに背中を叩いていた。失意が続いていたケパに祝福という感じで、ペドロはいい奴だと思ったが、スペイン繋がりか、と納得。
大活躍はギルモア坊主、先発で大丈夫かと思ったが、中盤で大活躍、大柄な相手にタックルされても負けず、逆に絡んでいってボールをこそぎ取る、殆ど隙間のないスペースから外側のプレイヤーに一閃の柔らかいパス。しっかりとポジションを守るから、コバチッチも自由に動ける。コバチッチが怪我で退場した交替はマウントで、後ろ目はギルモアが一人で引き受け、MOMの大活躍。最後ジョルジーニョが出てきても、全然ジョルジーニョは目立たない。試合後は、ファブリガスやJ・コールのようなチェルシー出身者だけではなく、シェアラ―やギャラガー、ヤヌス他全ての評論家から絶賛の嵐。ここまで評価されると、ずっと注目してきた当方としては、何か子供が独立して出て行ったような感じで、ちょっと複雑。身長も前にレコードをみた時はは164㎝だったのに、169㎝と伸びているような気がする。

翌日の抽選で、次はレスター・アウェイ、中々楽はさせてくれない。スパーズは落っこちたが、マンC、U、アーセナルが残っており、レスターに勝っても、SF、Fと難しい相手が続く。

ところで、ぎりぎりでスタジアムに入ったため、相手のメンバー紹介を聞いていなかった。二線級の知らない相手が殆どだと思っていたら、試合後になって、南野がフル出場していたことを知った。うーん、目だった活躍ではなかったな。48番Jonesの方がいい若い選手がいるな、という感じだった。

Chelsea (4-3-3): Kepa; Azpilicueta (c), Rudiger, Zouma, Alonso; 
Barkley, Gilmour, Kovacic (Mount 42); 
Willian (Jorginho 51), Giroud (James 90), Pedro.

Unused subs Caballero, Tomori, Anjorin, Batshuayi.
Scorers Willian 13, Barkley 64


Liverpool (4-3-3): Adrian; Williams, Gomez, Van Dijk (c), Robertson; Lallana (Salah 80), Fabinho, Jones (Milner 70), Mane, Minamino, Origi (Firmino 70).
Unused subs Lonergan, Matip, Chirivella, Oxlade-Chamberlain.
Booked Fabinho 61, Milner 76, Mane 90+4



Crowd 40,103
Referee Chris Kavanagh

2月29日 Vs Bournemouth 2-2(Away)

この日唯一の慰めは、Watfordの対Liverpool3-0勝利。

Alonso The Forward!
この8試合、2勝3分け3敗、これが今の実力か。


Chelsea (3-4-2-1): Caballero; Azpilicueta (c), Christensen, Tomori (Willian 64); James, Jorginho (Barkley 64), Kovacic, Alonso; Mount, Pedro; Giroud (Batshuayi 71).
Unused subs Kepa, Rudiger, Gilmour, Loftus-Cheek.
Scorer Alonso 33, 85
Booked Jorginho 16, Christensen 71

Bournemouth (4-3-3): Ramsdale; Stacey, S Cook (c), Ake, Smith; L Cook (Gosling 80), Lerma, Billing; Fraser, C Wilson, King (Stanislas 68).
Unused subs Boruc, Rico, Francis, Wilson, Solanke.
Scorers Lerma 54, King 57
Booked Smith 59, C Wilson 88

Crowd 10,667
Referee Andre Marriner