Chelsea Factory

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月曜日, 12月 23, 2019

12月22日 Vs Spurs (Away) 2-0

結構すごい未来的なスタジアムだった。
ランパード、チェルシー宿命のライバル、スパーズ戦はモリーニョとの師弟対決と、と試合前色々話題を提供したが、とにかく立派に勝った。
アウエイ席のトイレ等は使い勝手
が悪く(通路が狭い)見掛け倒し
な面も。
早い時間帯のウイリアン、30回に一回決まるスーパーゴール、前半終了間際の相手キーパーによるアロンゾへのカンフーキック、VAR、PK。ソンフンミンのVAR一発レッド、ルディガーに対する人種差別ヤジ、と試合中も話題満載だったが、とにかくこちらのシュート13本に対し、スパーズは僅か5本、うち枠内1本のみ、最近では珍しく安心して見ていられた。
今シーズン久し振り数回目の3バック。過去は、ダダ洩れのDFを強化するためか、強敵相手に大事をとっての陣容のように見え、試合が始まると実質的に5バックになって、ズルズル押し込まれ、うまく機能しなかった。特に左サイドについてアスプリクエタを起用(右はジェームズ)したり、ドリブルで攻め上がることができるエマーソンを起用したが、うまくいかないと頭を悩ませている様子が窺えた。 ところが今回は、このところ干されているアロンゾを久し振りに起用、これがうまく機能した。
ここまで継続して使われながら、ここへ来て少しキレが落ちてきているように見えるマウントもこの試合では、ランパードの抜擢に答える本来の動きを取り戻した。
早い時間帯で先制したこと、スパーズのプレスが強くなかったこと、前目の選手の数が相手より多いこと、等が重なり合って、前半は特別中盤で華麗に圧倒しているわけではないが、とにかくスパーズを殆どゴールエリアまで近づけることなく、試合を支配した。
後半モリーニョはバックを3人にして対抗、前半とは比較にならないようなプレスをかけ始め試合は白熱し始めたが、62分ソンフンミンにレッドカードが出た。その後スパーズは10人で良く攻めたが、基本的に10人になった時点で、勝負あった。
ハーフタイムでモリーニョが選手にもっと根性入れてプレスしろとはっぱをかけたのだと思う。恐らく内側を燃え上がらせようと意識をアグレッシブにしたソンフンミン、アグレッシブにボールではなく、ルディガーを蹴ってしまった。
今日の活躍を見ていると、ウイリアンは本当に貴重な存在、今シーズンで契約が切れ、まだ更改されていないが、このまま契約終了と言う訳にはいかないだろう。ウイリアンを欲しいクラブはいくらでもあるだろうが、さあ、どうするのだろう。
確実に居場所がなくなったと思われたアロンゾ、この1月での移籍が確実かと思われたが、この日の活躍で、首がつながったように見えるが、本人は常時出場を希望、DFとしては守備が下手と言うのはいかにも使いにくい、とランパードが悩んでいる。

それにしても、この日の試合終了後、ファンの前にやって来たランパードの喜びようは尋常ではなかった。まるで、タイトルをとったかのような喜びよう。普段よりも随分長い間ファンの前で喜びを表し、珍しく上着を脱いでファンに投げ込む始末。最後は6万人近くのスパーズファンは皆スタジアムから出て、3000人のチェルシーファンだけが残された。

Chelsea (3-4-3): Kepa; Rudiger, Zouma, Tomori;
Azpilicueta (c) (James 80), Kante, Kovacic (Jorginho 68), Alonso; 
Mount, Abraham (Batshuayi 80), Willian.
Scorer Willian 12, 45+2 pen

Unused subs Caballero, Christensen, Pulisic, Hudson-Odoi.
Booked Zouma 31, Kovacic 43, Rudiger 78

Tottenham (4-2-3-1): Gazzaniga; Aurier, Sanchez, Alderweireld, Vertonghen (Rose 75); Sissoko, Dier (Eriksen h-t); Moura (Ndombele 75), Alli, Son; Kane (c).
Unused subs Vorm, Foyth, Winks, Lo Celso.
Sent-off Son 62
Booked Alli 43, Gazzaniga 45, Sissoko 58, Alderweireld 67

Crowd 61,104
Referee Anthony Taylor

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