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試合前、マシューはディングに敵将の大きなフラッグ。 ファンが用意したことになっているが、クラブが 作ったのだと思う。 |
Carabao Cup(リーグカップ)の4回戦。
抜けるのは、チェルシーに決まっているが見どころは二つ。
今シーズンかダービーの監督に就任したLaランパードのお披露目。ダービーは前戦でManUをPK戦で破って意気上がっている。
もう一つは、チェルシーからローンで修行に行っている若者、MountとTmoriがチェルシー相手にどこまで頑張るか。通常、ローンで言っている選手は出身チームとの試合には出場できないが、チェルシーがダービからの要請に応えて例外となった。日頃チェルシーは若手をローンに出すのは他のチームで一軍経験を積ませるためと言っているのだから、こういう試合に出場させないのでは筋が通らない。ランパードだから依頼を認めたわけではなく、当然の結果。
そのMountとTomori、Mountは一点目のアシストを決めたり、大活躍とまでは行かないまでも、そこそこの見せ場を作ったが、Tomoriは一点目オウンゴールをしてしまった。それ以外は問題なかったのだけれど。
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試合前レスター会長等の追悼 |
試合は、ダービーが2つのオウンゴールと2つの見事な得点で。前半のうちに2-2となり、前半残り4分、セスクがこぼれ球を決めて、3-2、これが結果になった。
勿論、ポゼッションや個々のプレーはチェルシーが圧倒していたが、ダービーの方が必死になって走り、攻めもダイレクトでよっぽど勢いがあった。得意後半の15分は、カバレロとポストの好セーブで何とか逃げ切った。
リーグカップはアウェイチームにとても多くの席を割り当て、シェッド・アッパー、ローワー両方がダービーファンで埋まっていた。ダービーファンは90分間立ちっぱなし、歌いっぱなし、踊りっぱなししで、負けこそしたものの4点も入れたのだから、気持ちよく帰った。
試合終了後にはランパードが場内を一周、チェルシーファンも試合後すぐには帰らず拍手で送り、ManCに移った時には行えなかったSend Offを、本日行った感があった。
Chelsea (4-3-3): Caballero;
Zappacosta (Azpilicueta 77), Cahill (c), Christensen (David Luiz 64), Emerson;
Kante, Fabregas, Kovacic;
Loftus-Cheek (Pedro 68), Morata, Willian.
Scorers Tomori OG 5, Keogh OG 20, Fabregas 40
Unused subs: Bulka, Drinkwater, Barkley, Hudson-Odoi.
Booked Emerson 84
Derby County (4-3-3): Carson; Bogle, Tomori, Keogh (c), Malone (Forsyth 81); Mount, Huddlestone, Wilson (Nugent 81); Waghorn (Bennett 61), Lawrence, Marriott.
Unused subs: Roos, Davies, Johnson, Holmes.
Scorers Marriott 9, Waghorn 27
Referee Jonathan Moss.
Crowd 39,564